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東京の昆虫レポート2011
”初夏の陽射しが”
チャイロチョッキリ、コアオハナムグリ、アオハナムグリ、クマバチ
撮影・掲載:2011/5/18(5画像で構成)
このまま梅雨に入ってしまうんじゃないの?と心配しましたが、大丈夫。
心地よい初夏の陽射しが戻って来ました。樹々の緑も眩しく目に映ります。
顔を揃えた昆虫達もますます活気づいている感じです。
しかし中には一寸困った活気づき方もありますが・・
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ブナ科の樹が新しい葉を繁らせ始める頃、風変わりな形の甲虫達が続々と登場します。
葉をくるっと巻き、中に卵を産む習性を持つオトシブミやチョッキリの仲間です。
今日出会ったのはチャイロチョッキリ。柔らかそうな葉っぱを品定め中の様でした。
私はこれを見る度に洋酒のポケット瓶を連想してしまうのですが、どうですか?。
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卯の花の匂う垣根に・・って言う歌は丁度今頃の季節感にぴったりなんでしょうか。
と言う訳で、ハコネウツギの花に来る昆虫に注目してみました。
花なら何でもOKのコアオハナムグリ。当然ながら多数やって来ていました。
花に潜り込むスタイルは何時もの通り。花を傷めないか一寸心配になりますが・・
これはまだ行儀がいい方。困った食事スタイルは下の画像で。
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同じ仲間のアオハナムグリ。
身体が大きくて潜り込めない為、花をばらばらに壊してしまっています。
見渡すと、満足な形の花よりもこんな風に裂けてしまった花の方が多い位です。
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ハナムグリと並んで多く見られたのがクマバチ。
こちらの食事スタイルも決して感心出来るものではありません。
花の外側に止まり、花びらの付根に穴を明け、そこに蓄えられた蜜を吸い出します。
花粉媒介の役目を一切果たさず、蜜だけを失敬する迷惑行為・いわゆる盗蜜です。
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壊されたり、盗まれたり、酷い目に遭いっぱなしの感じです。
しかし毎年この時期になると律儀に花開きます。それもびっしりと・・
同情したくなる境遇に思えるけど、昆虫とは意外と上手く共存しているのかも。
自然はやはり奥が深い。
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Digital Camera: RICOH CX4(1st & 3rd image),
OLYMPUS E-620/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/5/18 at Tokyo(東京)
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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