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東京の昆虫レポート2011
”幼虫の季節”
キリギリス幼虫、ヤブキリ幼虫、ヨコバイ幼虫、ナナフシ幼虫
撮影・掲載:2011/4/20(7画像で構成)
本格的な昆虫シーズンが始まったと言っても、目にする多くがまだ幼虫の段階です。
無事成虫になることを目指して、それぞれが個性豊かに活動中。
小さ過ぎるので、見応えと言う点では今ひとつですが、楽しめること請け合いです。
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カラスノエンドウの葉っぱの上で一休み。褐色タイプのキリギリス幼虫です。
とにかく警戒心が強く、カメラの接近を容易に許してはくれません。
そーっと後ろから接近しての一枚。
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近くに緑色系の幼虫もいました。
キリギリスで思い浮かぶのは、草むらから聞こえるチョンギースと言う鳴き声です。
うだる様な夏の暑さを思い起こさせるあの鳴き声。さて今年の初聞きはいつ頃か?。
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私の歩く観察地では、キリギリス系の中の多数派は依然ヤブキリです。
警戒心はキリギリスに比べて遥かに弱い。目の前の美味しい物に心奪われてなのかも。今最も被害にあっているのはハルジオン。がりがりと、かじられっぱなしです。
成長するにつれて獰猛な肉食性に変わります。それまではじーっと我慢するしか・・
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目を凝らさないと見つけられないけれど、目を凝らしてみるとびっくりする程多数。
植物の汁を吸うヨコバイ系の幼虫が今続々と誕生中です。
警戒心は極めて旺盛。こちらの動きを感知するとぴーんと飛び跳ねて逃げ去ります。
翅が未発達の今は体をバネ状に屈伸させてジャンプします。頑張ってます。
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桜の花が散り、瑞々しい若葉が生まれる頃、決まって目にする幼虫がこれ。
超細身体形のナナフシ幼虫。身体の長さで言えばどの幼虫にも負けない感じです。
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超軽量級なので、葉っぱにしっかりつかまっていないと、風に飛ばされる危険性大。
で、必然的にこの様な踏ん張りポーズになります。
これはこれで結構疲れそう。
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痩せの大食いと言うのでしょうか。取り付かれた葉っぱの惨状がこれ。
桜餅の葉っぱを思い起こせば、今の時期の柔らかい葉が美味しいのは十分判るけど・・
それにしても、あの細い身体で良く食べるもんだなぁ。
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Digital Camera: RICOH CX3(5th image),
OLYMPUS E-620/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/4/20 at Tokyo(東京)
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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