パノム・ルン Phanom Rung

パノムルンは、タイ東北部のカンボジア国境近くの丘にそびえるクメール神殿の遺跡です。 パノムルンはクメール語で大きな丘という意味であり、神殿からは付近の平原を見渡すことができます。
パノム・ルンへは、ナコーン・ラーチャシーマ(Nakhon Ratchasima)、通称コラート(Korat)の街からバスに2時間ほど乗って、 バーン・タコ(Ban Tako)へ行き、そこからモトサイに乗り換えて20分ほどで到着します。 バックパックを担いで歩いている人も見かけましたが、暑さを考えるとかなりきついでしょう。 大挙しての巡礼中なのか、裸足で歩く100人近い僧侶の一団もいました。

(写真をクリックしても何も起こりません)

サボテン サボテン Cactus

チケット売り場から遺跡に入ると参道まで坂道を登ります。 その坂道の脇にサボテンが1本あります。サボテンの葉は落書きで傷んでしまっています。

参道 Laterite Path

坂道を登りきるとようやく参道が現れ、巨大な神殿が見えてきます。 参道の長さは100メートルを超え、幅も7メートルに及びます。 参道の脇には蓮の花をかたどった石灯篭が70基ほど並んできます。

参道 Avenue
石段 Stone Staircase 石段 Stone Staircase

参道と中央祠堂の間には十字形のテラスがあり、急勾配の石段へと続いています。

ナーガ Naga Bridge

十字形のテラスの手すりは、どれも5頭の蛇神ナーガの胴体になっています。 ナーガはそれぞれ4体ずつ四方を向いています。

ナーガ
ナーガ Naga Bridge ナーガ Naga Bridge

テラスの中央は柵で囲われていて、そこには蓮の花が彫られています。 写真は石段の上から参道とテラスを振り返ったところです。

見晴らし Prospect

石段の上からは周辺の丘の様子をよく眺めることができます。

見晴らし Prospect
回廊 Gallery 回廊 Gallery

石段を登りきると中央祠堂を取り囲む回廊が現れます。 写真は南門付近で、門の前のテラスにはナーガがいます。テラスの脇の小さな堀には蓮の花が咲いていました。

中央祠堂 Main Sanctuary

回廊をくぐると中央祠堂が現れます。中央祠堂の南の入り口の前のテラスには、またナーガがいます。

中央祠堂 Main Sanctuary
中央祠堂 Main Sanctuary 中央祠堂 Main Sanctuary

中央祠堂は巨大な塔であり、その屋根にはさまざまな彫刻がなされています。

中央祠堂 Main Sanctuary

中央祠堂の屋根にも、いたるところ、何体ものナーガがいます。

中央祠堂 Main Sanctuary
中央祠堂 Main Sanctuary 石像 Statue

中央祠堂の西の入り口には見張りのような石像が立っています。 かつてはほかの入り口にも石像が在ったようで、足だけ残っていたりします。

書庫 Library

中央祠堂の西の脇には書庫があります。写真では、中央祠堂の手前右手の黒っぽい建物が書庫です。

書庫 Library


ピマーイ
Phimai
戻る 進む ムアンタム
Muan Tam


HYACINTHUS

戻る(クメール遺跡) HOME (HYACINTHUS)