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(カンボジア紙幣より) |
カオプラヴィハーンはタイとカンボジアの国境の丘にそびえるクメールの大神殿の遺跡です。
正確にはカンボジア領にあり、カンボジア側での名称はPreah Vihearといいます。
上図はその全体像であり、カンボジア紙幣に用いられているものです。
シーサケットの町から車で1時間程度のところです。国境においては、
車のドライバーはタイの兵士にIDカードを提示したりしていましたが、私自身はパスポートの提示などは必要ありませんでした。
バスやソンテウを乗り継いで来た人によると、車をチャーターするのに比べて時間は倍以上になりますが、料金は8分の1ぐらいになるそうです。
ただし、経由地のカンターララック(Kantharalak)でたまたま僧侶の一行と一緒にならなかったら、
結局ソンテウをチャーターしなければならなかったそうです。
なお、その僧侶の一行は2日前に私がパノムルンとムアンタムの遺跡で出会った一行でした。
彼らもまた遺跡めぐりをしていたのでした。
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展望台
駐車場から遺跡に向かう乗り物のチケット売場の裏手の小道があり、展望台に続いてます。 展望台からは、正面の丘の上に遺跡が小さく見えます。私は2日目だったので遺跡の様子を把握してましたが、 そうでないとここからではわかり難いです。興味があれば帰りに見るのがいいでしょう。 |
乗り物 Vehicle
トラクターのような車に引かれる乗り物に乗って遺跡に向かいます。 車は数名乗客が集まると出発します。道の左手にはタイ軍の塹壕があります。 |
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案内板 Guidance Board
国境のゲートをくぐり階段を少し下りると案内板があり、遺跡の概要が示されています。 これによると全長650mにもなります。この案内板の先に土産物屋が何軒かあります。 土産物屋を過ぎてたところで、カンボジア軍兵士のいるブースで神殿への入場料を支払います。 タイの通貨でもOKです。 |
石段 Stone Staircase
カオプラヴィハーン神殿の参道は100mほど続く石段から始まります。 この石段の脇の木々など、神殿の参道の付近には、「危険・地雷」のボードがいくつも掛けられています。 カンボジア内戦中に埋められた地雷がまだ除去されていないのです。 「危険」ボードがないところでも、脇道に立つとカンボジア軍兵士に注意されます。 |
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石段 Stone Staircase
石段は最後にやや勾配を増します。最上段の左右には、巨大な7頭の蛇ナーガが迫ってきます。 神殿はあまり修復されていないので、石段も崩れている部分が目立ちます。 |
第一楼門 The 1st Gopura
左右の巨大なナーガの胴体にはさまれた参道を進むと第一楼門があります。 第一楼門はかなり崩れていますが、カンボジア国旗が高々と掲げられています。 |
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第一楼門 The 1st Gopura
長い石段を登りきったところに、国旗が掲げられた楼門がそびえているので、 だいぶ進んで来た気がしますが、神殿はまだまだ入ったばかりです。 |
参道 The 1st Avenue
第一楼門を過ぎると、長い最初の舗道が現れます。この参道は第二楼門まで300m近くまっすぐに伸びています。 参道の両脇は草の茂る平地になっています。生い茂る草の下にはまだ地雷の危険があるのかもしれません。 |
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参道 The 1st Avenue
参道から第一楼門を振り返ってみたところです。 参道の両側には、かつては燈篭のような石柱が並んでいたようですが、 今では数本が立っているだけでほかは折れたり倒れたりしてしまっています。 |
ムアンタム
Muang Tam |
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カオプラヴィハーン 2
Khao Phra Viharn 2 |
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