雷鳥 Ptarmigan 2005.04-2005.05

蝶ヶ岳の稜線では、今年もつがいの雷鳥が歩いていました。ただし、1年前に見かけた場所では見かけることはなく、 そこから数百メートル北よりの蝶ヶ岳の三角点近くを歩いていました。なんとなく1年前に見かけた雷鳥よりも小さい気がしました。

 

雷鳥 Ptarmigan 雷鳥 Ptarmigan

蝶ヶ岳ヒュッテと蝶ヶ岳三角点の間に縄張りを持つ雷鳥がいます。 この時期は、ハイマツなど草木が生えている辺りで草や葉をついばんでいるようです。 背景は左が前穂高岳で右が奥穂高岳です。
雷鳥 Ptarmigan

つがいの雷鳥は、目の上が赤いオスが、外的に気をつけながら縄張りを見張っています。 天然記念物のため危害を加えられることがないことを知っているようで、人間は恐れていません。 むしろ気づくと威嚇するような声を出します。後ろに見えるのは前穂高岳です。
雷鳥 Ptarmigan
雷鳥 Ptarmigan 雷鳥 Ptarmigan

人のことはそれほど恐れていないようだとはいっても近づいてきたりはしません。 上空をカラスが飛んでいるときに、ハイマツなどの枝陰に隠れてじっとしているところです。
雷鳥 Ptarmigan

カラスが見えなくなるとまた歩き出します。 この時期は黒い羽も増えてきているので白い雪の上だと結構目立ちます。
雷鳥 Ptarmigan
雷鳥 Ptarmigan 雷鳥 Ptarmigan

しばらく近くにいましたが、目を離して山を眺めていたら遠くへ行ってしまいました。 えさをついばんでいたどんどん進んでいったメスを追いかけて行ったようです。 左の白っぽいのがメスで、右の黒いまだらが目立つのがオスです。


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