RexDK編 part 2

RexDKで、データスリム2のアドインを作る。

まずは画像ファイルから

アドインの内容が決まったので、まず動かすキャラクターの画像ファイルから作成することにします。
今回私は、まず下絵をIdogawa氏作のTinyDrowを使用してDataSlim2で作成し、それを元にグレースケールで編集、それを疾風Tokikazeと言うソフトでモノクロビットマップに変換し、それをさらに横8dot単位でトリミングしました。

画像ファイルを作成したら次は、画像ファイルをRexDKで処理できる形に変換する作業を行います。
これは、WindowsのDOS窓を使ってコマンドラインで行う必要が有るので、RexDKのフォルダー内に以下のような内容のDOS窓を開けるバッチファイルをaddin.batと言う名前で作成しました。

@echo off
set SDKHOME=C:\RexDK
path %SDKHOME%\bin;%path%
command.com

私の環境では、このバッチファイルを作動させるためには、プロパディのメモリの環境変数の初期サイズを4096に変更する必要が有りました。

画像ファイルの変換は、RexDKのbinフォルダー内に有るbmp2gp.exeと言うプログラムを使用して行います。

変換の方法は、上記addin.batを起動し、DOSのCDコマンドで画像の有るフォルダーに移動し、
bmp2gp 画像ファイル名 変換後のファイル名 データ名
とすれば変換できます。

たとえば、new_addと言うフォルダーに有る、taro1.bmpと言うファイルをtaro1.cと言うファイルに変換するには次のようになります。

C:\rexdk>


Microsoft(R) Windows 9x
   (C)Copyright Microsoft Corp 1981-199x.

C:\rexdk>cd new_add

C:\rexdk\new_add>bmp2gp taro1.bmp taro1.c taro

C:\rexdk\new_add>

これでnew_addフォルダー内にtaro1.cと言うファイルが作成されます。

taro1.cの内容はこんな感じです。

const char taro[] = {8, 26
    0x02,
    0x01,
    0x01,
    0x00,
    0x00,
    0x05,
    0x1b,
    0x26,
    0x3e,
    0x67,
    0xad,
    0x57,
    0x6f,
    0xff,
    0xff,
    0xff,
    0xbf,
    0xff,
    0x1f,
    0x0f,
    0x03,
    0x04,
    0x08,
    0x08,
    0x10,
    0x00
};

よくよく見るとわかると思いますが、この変換後のファイル、1行目の最後に「,」が抜けています。

使用する前に「,」を追加して使用して下さい。

参考Web Site

Idogawa氏のWeb Site
http://www010.upp.so-net.ne.jp/idogawa/

疾風TokikazeのWeb Site
http://homepage1.nifty.com/MADIA/

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