富士山麓コース（お中道）　（今後も内容を充実させていきます）

１．大沢崩れコース （2002年８月）：
　　　　富士５合目（御庭）-->お中道-->仏石流し-->滑沢-->大沢崩れ-->戻り

河口湖から、スバルラインを富士５合目（御庭）まで行きます（終点の５合目駐車場まで行った場合、およそ50分くらい歩いて戻ります）。目の前に登山道入口がありますので、富士山に向かって1５分くらい、お中道まで登ります。お中道に出たら、右へ歩いていくと、狭い登山道（大沢崩れ）入口の標識がありますので、そこへ入っていきます。ちょっと標識を見逃しやすいので注意してください（まっすぐ行くと広い下り道となりますので、すぐに気付くかと思います）。後は、やや狭いですが、ほぼ水平（およそ標高2400ｍ）な登山道を歩きます。途中崩れたところがありますが、何ら問題はなく、歩きやすい道です。 登山道の終点には、神社があります。その先が大沢崩れで、すさまじい富士山の崩壊現場を目の当たりに見ることが出来ます（右写真）。もちろん、大沢崩れを渡って対岸へ行くことはできません。 帰りは、来た道を戻ります。

２．富士３合目コース （）：
　　　　富士５合目-->お中道（御庭）-->奥庭-->３合目（バス停）-->河口湖

河口湖からバスまたはタクシーで、スバルラインの富士５合目まで行きます（車でも構いませんが、戻るのが大変です）。駐車場のすぐ上に、お中道の入口（富士山の登山道方面とは反対方向です）がありますので、御庭を目指して歩きます。観光客を乗せた馬が通るような道で、富士の裾野を見ながらの快適な道のりです。御庭に着いたら、スバルラインへ下ります。１０分くらいで御庭の駐車場に着きます。そこに奥庭への入口がありますので、さらに下っていきます（当初は舗装された道です）。しばらくすると奥庭の茶屋に到着します。ここで是非一服したい物です。 これからは、ハイキングとは行きませんので、十分な登山装備をお願いします。別に危険なところがあるわけではありませんが、富士山のシラビソの原生林の中を、どんどん下ることになります。 およそ１時間弱で３合目にでます。ここはやや広くなっており、また林道が通っており、方向を間違いやすいので注意してください（私自身、林道に沿って降り、時間をロスしてしまいました）。およそ１５分くらいでスバルライン（３合目バス停）に出ます。バスの便はよくありませんので、事前にバス時間を確認し、行程を組んでください。

３．富士２合目コース ：
　　　　　精進道登山口（県道鳴沢富士宮線）-->天神峠-->２合目-->３合目（バス停）-->河口湖

県道鳴沢富士宮線と精進道登山道との交差点より、精進道を登り始めます（もちろん、精進湖近くの登山道入口から登りはじめることもできます）。ゆるやかな登山道を歩き始めると、右に富士風穴の石碑が立っています。そこを通り過ぎ、さらに１０分ほど歩いていくと、今度はブナの広葉樹の林が現れます。ここは大室山の麓になり、長尾山の溶岩からまぬかれたため、青木が原樹海の様相とは異なり、明るい広葉樹の林になっているところです。 ここは左の登山道に沿って登って行きます。途中で、神座風穴に行く道に出ますが、標識がないので一般の肩には分からないかと思います。さらに登って行くと、かなり幅の広い軽水林道に出ます。このすぐ近くには軽水風穴があります。この林道を横切ってやや急な道を登って行くと、天神峠を通る舗装道路に出ます（この交差点の右後ろの低い山が青木が原樹海の溶岩を噴出したと言われる長尾山になります）。左に行けば、富士天神山（フジテン）スキー場に出られます。 ここをまっすぐ、やや暗い林道をどんどん登って行きます。そんなに急な山道ではないので、ゆっくり歩けば問題はありません。再び、舗装された林道に出ます。ここが昔の２合目といわれるところで、今は使われていない山小屋があります。ここを通って、さらに登ると、ようやくスバルﾙラインの自動車道に出ます。ここに３合目バス停留所があります。バスの本数はあまりないので注意してください。 。

0. 富士山麓トレッキングガイド（戻り） 
１．わんだふる山中湖（トップページ）
２．山中湖ガイドマップ