わんだふる ヴェトナム山岳地帯 (3)

  1.プロローグ 
  
2.ヴェトナムについて
  3.
ヴェトナムツアー概略
  4.成田からサパへ: 12月24日(土)〜25日(日)
  5.
サパと山岳民族の村(その1): 12月25日(日)〜26日(月)  
  
 5.1 山岳民族の村とサパ散策1 : 12月25日(日)
   5.2 チャムトン峠とカットカット村散策2 : 12月26日(月)
  5.サパと山岳民族の村(その2): 12月27日(火)〜28日(水)
   
5.3 サパ散策3: 12月27日(火)
   
5.4 サパ散策4: 12月28日(水)
  6.サパからハノイへ: 12月29日(木) 
  
7.ハロン湾クルーズとハノイ: 12月30日(金) 
 
                                                       
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5.サパと山岳民族の村(その2) : 12月27日(火)〜28日(水)
5.3 サパ散策3 : 12月27日(火)

 12月27日(火)、いつものようなモーニングコールがないので、ゆっくり?6時30分に起きました。我々以外の登山グループは、今頃はテントから置きだして、ファンシーパン山登頂の準備をしていることでしょう。ちょっぴり残念な気もしましたが、こちらは家内とサパの村を散策することにしています。空は薄い雲で覆われていましたが、青空も少し見え、少し朝日を浴びたファンシーパン山のスカイラインが見えました。天気は比較的よさそうです。2,800mの第2キャンプ場の寒さが気になりましたが、皆元気で登頂できるようにと願いました。

 朝食は、昨日と同じくホテルのレストランでとりました。急ぐ必要もないので、ゆったりとした気持ちですが、建物の中でじっとしているのは性に合わないので、8時30分にはホテルを出ました。空はだんだん晴れ上がってきて、よい天気になりました。まずは、10分ほど歩いた所にある小さな湖(池)に行ってみました。湖畔はとてもきれいで、ヨーロッパの保養地のような感じでした。湖の反対側からはファンシーパン山も望め、湖には逆さファンシーパンが映っており、感激しました。このすばらしい風景を絵にしないわけにはいきません??早速湖畔でスケッチをしました。

朝日を浴びたファンシーパン山
とてもきれいなサパ湖(池) 逆さファンシーパンが映っていますよ サパ湖とヴィクトリアホテル(右上)

 スケッチで気分をよくした後、街のほうへ戻り、近くのハムロン丘に登ることにしました。ハムロン丘は、明日皆と行く予定ですが、他に見るべき所もないのでやむをえません。教会の近くにチケット売り場があり、そこでチケットを買って入りました。すぐに急な階段の道を登り始めます。ちょうど江ノ島のように、階段の脇はおみやげ店や漢方の薬、素材(爬虫類や薬草など)などを売っている店が並んでいました。10分くらい登ると広場に出ました。ここは西洋風の庭園になっており、ロックガーデンのようでもありました。このガーデンは、石灰岩?でできた岩の山に取り囲まれており、まわりの岩山には散策路が通じていました。なかなか楽しく、面白い散策路で、結構楽しむことができました。岩山の上にある展望台からの景色はすばらしかったです。天気もよくなり、日差しも強まり、汗ばむほどでした。時間がたっぷりとあったので、またまたスケッチにもトライしました。以下に写真を掲載します。

ハムロン丘の広場 ロックガーデン? 岩の通り(正面にはファンシーパン山) 左の岩の風景ののスケッチ
展望台からのサパ湖 展望台から見下ろした広場 ホーチミンの絵が彫られている 遠望

 散策路の途中で、何故か女の子が道の脇でおみやげを売っていました。黒モン族の子供なのでしょうか。客がいないときは、商売用の商品の編み物をやっていました。あまり子供の写真を撮るのは趣味ではないのですが、とってもかわいいので、お願いして写真を撮らせてもらいました。お礼?に、家内がおみやげ用に紺色のバッグを買いました。ところが言っている値段がよくわからず最初は当惑してしまいました(100,000ドンを下3桁を省略して、ただきれいな英語で’One Hundred’というだけなのです。100ドンかと思ったのですが、それでは安すぎるし、100ドルならありえないしと・・・。その後、一般的に下3桁は省略することが多いということが分かりました。レストランのレシートなどでも、翌見ると1000ドン単位の表示があるようでした)。

ロックガーデンの花1 ロックガーデンの花2 おみやげを売る少女1 おみやげを売る少女2
 ハムロン丘を降りた後、遅めのランチをとりましたが、まだたっぷりと時間があったので、当てもなくあちこちと街の中を散策しました。坂がとても多いので疲れました。赤ザオ族のおばあさんがミシン掛けをしながらお土産を売っていたので、家内が一つ買ってみました。

 夕食は、ホテルの近くのレストランへ入りました。中華風レストランのようでしたが、メニューを読んだだけではイメージがわかず、また当方の英語力もプアーで相手にはよく通じなくかったようでした。それでもとにかく運ばれたきたものをなんとか食べました。明日は、登山グループが帰ってくる日です。


赤ザオ族のおばあさん1 赤ザオ族のおばあさん2

5.4 サパ村散4 : 12月28日(水)

 28日(水)、昨日と同じく6時30分に起床。今日はファンシーパン登山グループが戻ってくる日です。窓の外を見ると、とてもきれいに晴れ上がっていました。それでも、ファンシーパン山のスカイラインは見えるのですが、やはり霞がかかっているようではっきりしません。まあ雨に降られなかっただけでも良しとしましょう。ホテルで朝食をとってから、登山グループが戻ってくる11時頃まで時間つぶしで街の散策をすることにしました。

 博物館が教会近くにあるらしいということで、行ってみました。あちこちと探した後ようやく見つけましたが、中心街にあるにもかかわらず、ひっそりとしていました。入り口にも誰もいなく、脇の扉の奥にいたお兄さんに入ってもよいかと確認して入りました(入館料は無料でした)。中には参観者は誰もいませんでした。考古学にはあまり興味がないので一回りして戻りました。その後まだ時間もあったのでスケッチをし、10時ころに登山グループを待つためにホテルに戻りました。

 11時頃、登山グループの皆がホテルに帰ってきました。全員登頂したとのことで、皆うれしそうな顔をしていました。おめでとう!
 12時に、皆とホテルの近くのレストランでランチをとりました。その後、ハムロン丘へ行きましたが、我々は昨日展望台まで登ったの、中腹の広場で皆が展望台へ行ってくるのを待ちました。その後、広場にある民族劇場へ入り、伝統の民族劇を鑑賞しました。それから、街を通ってホテルへ戻りました。

下から見上げた我々の宿泊ホテル 民族劇1 民族劇2 民族楽器(尺八、笙のようなもの)
中心街のスケッチ おみやげを売る赤ザオ族の女性1 おみやげを売る赤ザオ族の女性2 町中を歩く黒モン族の女性

 夕食は、昨日行ったサパ湖の近くの庶民的な食堂へ行きました。食堂は道路に面した2階のオープンな部屋で、とても寒くて困りました。ブラインドのようなものがあるのですが、降ろしたことはないため、降ろすと埃が舞う??ということで、ブラインドも降ろせませんでした。それでも、熱々のヴェトナム風?鍋料理(写真右)が出てきたので、体は少し温まりました。これで、サパの滞在は今日で終わり、明日はハノイへ戻ります。



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