わんだふる ケニア サファリ (4)

  1.プロローグ 
  
2.アフリカ・ケニア向けて出発 : 07月23日(金)、24日(土) 
  
3.アンボセリ国立公園1 (ナイロビからアンボセリへ&サファリ1) : 07月25日(日) 
  
4.アンボセリ国立公園2 (サファリ2&3、マサイ村訪問) : 07月26日(月) 
  
5.ナクル国立公園1 (アンボセリからナクル湖へ) : 07月27日(火) 
  
6.ナクル国立公園2 (サファリ4、ナクル湖からマサイマラへ) : 07月28日(水) 
  
7.マサイマラ国立保護区1 (サファリ5) : 07月29日(木) 
  
8.マサイマラ国立保護区2 (サファリ6&7) : 07月30日(金) 
  
9.サファリを終えて (ナイロビ、成田へ) : 07月31日(土)、08月01日(日)

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7.マサイマラ国立保護区1 (サファリ5): 7月29日(木)

 6時に起床です。今日は行程表とはことなり、1日かけて朝から夕方まで続けてサファリをするとのことでした。ドライバーには何か考えがあったものと思われます。それで、6時30分に朝食を食べ、7時30分過ぎにいつものサファリ・カーに乗って、出発しました。出発時はやはりどんよりとした天気でしたが、日中は時々日が射して、暑く感じました。

 今日のサファリ5はとてもたくさんの野生動物をみることができました。特に、チーター、雄ライオン、ヌーを食べる雌ライオン、それに圧巻は河を渡るヌーとシマウマの大群などです。それではすばらしい野生動物の姿をご覧ください。

カバ1 カバ2 トピ(ウシ科)とシマウマ トピ(ウシ科)
アフリカバッファロー アフリカゾウ ダチョウ ヌーを食べるコシジロハゲワシ
ヌーの大群が列をつくって移動する姿は、ここがアフリカの大地で、自分がそこにいるのだと実感することができました。



キリン ヌーの大移動 ヌー
雄ライオンを見たのはこの1回だけでした。食後で満腹しているようで、人間には見向きもせず、寝転んでいるだけでした。人間に向かって”ガルルルル・・”と吼えるとか、人間から遠ざかるとかすればよいのにと思うのですが、まったく大型の猫のようでライオンらしくありませんでした。



雄ライオン1 雄ライオン2 雄ライオン3

<ヌーとシマウマの河渡り>

ヌーとシマウマの河渡りを観ることができました。テレビで時々ヌーとシマウマの河渡りを観ていたので、ぜひとも観たいと思っていましたが、季節的には少し早いとのことでした。それで河渡りを観ることができるとは思ってもいなかったので、とてもラッキーでした。ドライバーからも”皆さんは運がよいですね”と言われました。どうも日程を変更して今日のサファリを1日サファリにしたのも、ドライバーはヌーの河渡りが観られそうだという情報を事前に持っていたからではないかと思いました。

とにかく、ヌーとシマウマの河渡りのシーンは感動的でした。簡単に経過を述べます。
 11時30分頃に、河渡りが予想される川岸に到着しました。すでに20から30台のサファリーカーが川岸集まって、川の方に向いていました。我々の車も川の展望がきく場所を確保して停車しました。すると川の中にはたくさんのヌーの死骸があり、まわりにはこれまたたくさんのアフリカハゲコウやコシジロハゲワシなどがいました。後で発見したのですが、大きなワニも川岸に寝そべっていました。ヌーは昨日かそれ以前に河渡りを行い、一部がワニなどに襲われて死んだようです。そして、ハゲコウやハゲワシはワニの食べ残した死骸を食べて、満腹になっていたようです(到着したときは、ハゲコウやハゲワシは周りにたむろしている?だけで、市外を食べていませんでした)。

 一方、ヌーやシマウマの大群(数千頭??)が川の近くに続々と集まってきていましたが、まだ河渡りをする様子は見られません。日差しは強くなり、暑さ(蒸し暑さはありませんが)をじっと我慢して河渡りを待つしかないようです。

ヌーの死骸とハゲコウ、ハゲワシ1 ヌーの死骸とハゲコウ、ハゲワシ2 満腹?のワニ(判るかな?) 今か今かと待つ人間
 12時頃になると、ヌーとシマウマの群れの一部が川岸に集まり、集団の先頭が川を渡ろうとするそぶりを見せるようになりました。しかし、何かを恐れて躊躇しているのか、なかなか渡ろうとはしません。ドライバーによると、ヌーが川を渡るきっかけが何なのかわからないとのことでした。
 
待つこと1時間ほど(12時30分頃)、ドライバーが”河渡りが始まった”と叫びました。退屈していて、川のほうを注視していなかったので、あわてて川の方に目を向けました。やったー!!ヌーとシマウマが次々に川に飛び込み、河渡りを始めたのが見えました。夢中でシャッターをきりました。その光景はすばらしく、感動的でした。どうして危険を冒して川を渡るのかはわかりませんが、頑張って向こう岸に渡るようにと、祈る思いで観ていました。今回の河渡りは集まったすべてではなく、数百等くらいと思いますが、満腹しているのかワニが襲うこともなく、全頭無事に川を渡ることができました。よかった、よかったと本当に安心しました。観ていた人は恐らくみんなそんな気持ちになったと思います。

 ヌー君、シマウマ君、感動をありがとう。
川岸に集まったヌーとシマウマの群れ
川を渡り始める 対岸にたどりつく 次々と川を渡っていく 対岸(タンザニア)に無事着いた群れ
 この河渡りを観た後、ランチチをとるために場所移動をしたのですが、途中でチーターの親子を発見しました。本当に近くでチータを観察でき、またすばらしいスナップを撮ることができ、感激しました。ご覧ください。

チーターの親子1 チーターの親子2 チーター チータとサファリカー

<午後のサファリ>
 とても観察が忙しくて、ランチを食べたのは2時でした。サファリ中は車の外へ出ることは禁止されているのですが、休憩場所もないので、やむを得ずサバンナの真ん中の木の下で周りを注意しながらランチをとりました。

 午後のサファリでは、雌ライオンが自分で狩りをしてとったヌーを食べている様子を間近に観察できました。もう本当に驚くことばかりでした。

帰ったのは夕方の5時でした。とても感動的なシーンをたくさん見ることができ、とても満足でしたが、それにしても大変疲れました。7時30分に夕食をとりましたが、皆今日見たシーンに感動して、話がつきませんでした。寝たのは10時でした。

雌ライオン ヌーを食べる雌ライオン 口が血で赤い雌ライオン
キリンの家族1 キリンの家族2 キリンの家族3


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