U,写真部門: 2-(3)富士山の高山植物

Welcome ! You are the   Since January 2024

                                                      最新更新日: 2024年10月31日

To ギャラリー目次
To U1-(1)日本の植物
To U1-(2)世界の植物・動物
  
A 牛が窪(富士山7合目付近)の高山植物
B. 仏石流し上部(大沢源頭部付近)の高山植物(1)
C. 仏石流し上部(大沢源頭部付近)の高山植物(2)
D. 富士山・梨ケ原の草原植物
 D1)  富士山・梨ケ原の草原植物(1)
 D2)  富士山・梨ケ原の草原植物(2)

A. 牛が窪(富士山7合目付近)の高山植物 (2003年06月29日)

 2003年の6月、富士山自然学校の観察会に参加し、渡辺長敬さんの案内で富士山上部の牛が窪(富士山7合目付近)の「お花畑」を歩き、富士山ではあまり見られない高山植物を観察することができました。これらの富士山の高山植物の写真はとても貴重な写真です。ぜひご覧ください。
牛が窪(富士山7合目付近)
3000m付近で高山も植物が登っています
フジハタザオ (アブラナ科、ハタザオ属)
富士山の特産で、高さ10〜25cm
オニク (ハマウツボ科、ウツボ属)
ミヤマハンノキの根に寄生する寄生植物
ツガザクラ (ツツジ科、ツガザクラ属)
常緑矮性低木で、高さ5〜20cm
コイワカガミ (イワウメ科、イワカガミ属)
岩場や草地に生え、高さ5〜10cm
イワツメクサ (ナデシコ科、ハコベ属)
砂礫地に生え、高さ10〜20cm
ベニバナイチヤクソウ (イチヤクソウ科)
亜高山の林内に生え、高さ20cmほど
タカネバラ (バラ科、バラ族
低木 (滝沢林道、4合目で撮影

       To Top of Page

B. 仏石流し上部(大沢源頭部付近)の高山植物(1) (2003年07月27日)

2003年の7月に、富士山自然学校の観察会に参加し、渡辺長敬さんの案内で富士山仏石流し上部(大沢源頭部付近)まで登り、富士山ではあまり見られない高山植物を観察することができました。これらの富士山の高山植物の写真はとても貴重な写真です。ぜひご覧ください。

1) 最初は、大沢崩れに向かって歩いたお中道で見られた高山植物の写真です。

コケモモ (ツツジ科、スノキ属)
常緑矮性低木で、高さ5〜20cm
ハクサンシャクナゲ (ツツジ科、ツツジ属)
常緑低木で、高さ0.3〜3m
ムラサキモメンヅル (マメ科、ゲンゲ属)
高山帯の砂礫地に生え、長く地表を這う
トモエシオガマ (ゴマノハグサ科、シオガマ属)
高山帯の草原に生え、高さ20〜30cm
ミヤマハンショウヅル (キンポウゲ科、キンポウゲ属)
つる性低木で、長さ30〜100cm
タケシマラン (ユリ科、タケシマラン属)
高山帯の林床に生え、高さ20〜50cm

2) 続いて仏石流しから大沢源頭部までに見られた高山植物の写真です。

ミヤマオトコヨモギ (キク科、ヨモギ属)
高山帯の岩場、礫地に生え高さ10〜35cm
ミヤマヤナギ (ヤナギ科、ヤナギ属)
落葉低木で、高さ1〜5m
テヤマキンバイ (バラ科、タテヤマキンバイ属)
高山体の砂礫地に生え、高さ1〜10cm
タカネニガナ (キク科、ニガナ属)
高山体の岩場に生え、高さ5〜20cm
ツマトリソウ (サクラソウ科、ツマトリソウ属)
高山体のリンチに生え、高さ5〜25cm
イワヒゲ(右側) (ツツジ科、イワヒゲ属)
高山帯の常緑低木
 
イワオウギ(マメ科、イワオウギ属)
高山帯の礫まじりの砂礫地に生える
      To Top of Page

C. 仏石流し上部(大澤源頭部付近)の高山植物(2)
(2004年08月21日)

 2004年の8月、昨年に続いて富士山自然学校の観察会に参加して、渡辺長敬さんの案内で富士山仏石流し上部(大沢源頭部付近)まで登り、富士山ではあまり見られないたくさんの高山植物を観察することができました。これらの富士山の高山植物の写真はとても貴重な写真です。ぜひご覧ください。

メイゲツソウ (タデ科、タデ属)
高山型のイタドリで、高さ30〜50cm
トモエシオガマ (ゴマノハグサ科、シオガマ属)
高山帯の草地に生え、高さ20〜50cm
オオサワトリカブ (キンポウゲ科、トリカブト属)
高山帯の草地に生え、高さ15〜50cm
ホソバエイランタイ (コケ類) シモフリゴケ (コケ類)
オオサワトリカブトの群落
 
カラマツの古木 (マツ科、マツ属)
富士山高山帯に見られる特異な樹形のカラマツ
サラシナショウマ (キンポウケ科、サラシナショウマ属)
山地の林内に生え、高さ0.6〜1.2m

      To Top of Page      

D) 富士山・梨が原の草原植物  (2003年05月18日&2004年06月13日)

 2003年と2004年の初夏に、富士山自然学校の観察会に参加し、渡辺長敬さんの案内で梨が原(自衛隊が占有?している北富士演習場内)を歩きました。梨が原には富士山の溶岩流である桧丸尾、鷹丸尾、雁の穴丸尾、土丸尾などがあり、溶岩樹形などもたくさんあります。梨が原は毎年春に野焼きされ、人為的に草原が維持されています。そのため、草原性の特有な植物が生育しています。私の観察した貴重な草原植物の写真をご紹介します

D1) 富士山・梨が原の草原植物(1) 2003年05月18日   

カイジンドウ (シソ科、キランソウ属)
山地の草原に生える多年草、高さ10〜40cm
ヒメハギ (シナノキ科、ヒメハギ属)
山野に生える多年草、高さ10〜30cm
オキナグサ (キンポウゲ科、オキナグサ属)
山野の草地に生える多年草、高さ10cmほど
フデリンドウ (リンドウ科、リンドウ属)
山野に生える2年草、高さ6〜9cm
オカオグルマ (キク科、キオン属
草地に生える多年草、高さ20〜65cm
フジハタザオ (アブラナ科、ヤマハタザオ属)
富士山の砂礫地に生える多年草、高さ10〜25cm
ヤマシャクヤク (ボタン科、ボタン属)
山地に生える多年草、高さ30〜60cm
ツルシロガネソウ (キンポウゲ科シロガネソウ属)
山地の林内に生え、高さ10〜20cm
クルマバツクバネソウ (ユリ科、ツクバネソウ属)
林内に生える多年草、高さ20〜40cm
レンゲツツジ (ツツジ科、ツツジ属)
高原原に咲く落葉低木、高さ1〜2m

      To Top of Page

D2)富士山・梨が原の草原植物(2) (2004年06月13日)   

 ベニバナヤマシャクヤク (ボタン科、ボタン属)
幻の名花、山地に生える多年草、
ムラサキ (ムラサキ科、ムラサキ属)
山地の草原に生える多年草、高さ30〜60cm
アヤメ (アヤメ科、アヤメ属)
やや乾いた草原に生える多年草、高さ30〜60cm
ハマウツボ (ハマウツボ科、ハマウツボ属)
砂地に生える1年生の寄生植物
フナバラソウ (ガガイモ科、カモメヅル属)
山地に生える多年草、高さ6〜14cm
カイジンドウ (シソ科、キランソウ属)
林内や草原に生える多年草、高さ30〜40cm
スズサイコ (ガガイモ科、カモメヅル属)
乾いた草地に生える多年草、高さ0.4〜1m
ヒメイズイ (ユリ科、アマドコロ属)
山地に生える多年草、高さ20〜50cm
ヤグルマソウ (ユキノシタ科、ヤグルマソウ属)
山地の林内に群生する多年草、高さ0.8〜1.2m
シモツケ (バラ科、シモツケ属)
草地に生える落葉低木、高さ0.2〜1m
オオバスノキ (ツツジ、スノキ属)
深山に生える落葉小低木、高さ0.5〜1m
ハナヒリノキ (ツツジ科、イワナンテン属)
山地に生える落葉低木、高さ1〜2m

         To ギャラリー目次
         To Top of Page
          To U2-(1)日本の植物
         To U2-(2)世界の植物