アクセス解析 講義評価報告書

講義評価報告書

[1999年] [2001年]

2000年(2年次配当)

金融論

 本学の堅物、M教授の担当される講義です。重要事項として1週間の新聞からテーマを決め、ペーパーを書く気力のある人。難解な表現にアレルギー反応の出ない人、以外はお勧めしません。

 評価方法:毎回のレポート提出、各セクションでの取りまとめレポートによる。
 講義内容:ISバランスを中心とした金融の解説。戦後日本経済史を金融で追いかけるという内容をイメージされたし。頻繁に自作のレジュメ(グラフ)の配布あり。

 講義中はメモを取る事。板書はないと思ってください。

 レポートは講義終了後に提出する。代理提出、講義終了直後の入室による提出は厳禁。京都弁で怒鳴られます。

 注)2001年の前期は国内研修のため、非常勤講師による講義でした。

財政学

 私が受講した時の教官は定年退官してしまいました。つまりお伝えすることはありません。

 風呂敷にテキストを包みやってきて、テキストの内容を解読不可能な文字で板書し、わけの解らない博多弁まがいの言葉で喋る。苦痛。

国際経済論

 この講義の担当は本学で知らない人はいないでしょう。講義は、単位が取れないという噂と本人の単位認定は厳しいという発言により受講を差し控えるもの多数。

 公民科の教職単位を必要とするものは必須。

 講義内容:体系的な国際経済構造を歴史と諸理論から見ていく。レジュメ多し。毒舌は耳に心地よい。

 試験内容:諸理論について、特にリカード(比較優位説)に関する問題が出題される傾向高し。経済圏に関する問題も出題。

 学んでおけば恐れることはない。ただ持ち込みは不可。加えて毎年論文が紀要に掲載されるので、よく目を通すこと。

経済政策論

 カナダ出身の教官です。財政政策を中心に扱う。5回の抜き打ちテストあり。内容はテキストの指定範囲の内容。これで評価される。

 講義内容:経済の捉え方(ミクロ、マクロ、メゾ)について解説されるが、意味を取り難い。メゾの視点が重要であると説く。講義を理解しようとすることはかなりの努力を要する。新自由主義経済を否定する。

 東大の神野教授、テレビでお馴染み、慶応の金子勝教授と親交があるようである。

産業組織論

 ビールと電話の話で終わる講義。講義中はビールマニアなのではと思わせる内容。寡占市場を解説するもの。

 単位取得については心配することはないのであえて書かない。

 現在、アサヒが発泡酒市場に参入し、シェアを拡大しており理屈が通らなくなり困っている。

社会政策論

 大学院研究科長。社会政策学会でもかなりの地位に位置しているらしい。著作多数。社会保障、社会福祉について考える。

 出席は、出席カードを手渡しする。レポートを2回提出することになる。単位認定試験は内容を把握しておけば困ることはない。持ち込みは不可。

現代経済分析

 ミクロ経済の延長的講義。テキストはミクロ経済学の時に使用したものを使う。さらに最近出した共著テキストを使用する。

 前半は共著テキストを使いカレツキの研究内容について、後半は、価格設定の理論を中心に講義が行なわれる。前半と後半の間に中間試験が持ち込み可で行なわれる。論述1題にテクニカルタームの説明。

 数式が多用されるため、覚悟が必要である。ただ、ミクロ経済学より解り易い。2001年はノート提出が課せられたようである。中学生の成績認定じゃないのに。欠席者が多いためであろう。

現代資本主義論

 マル経です。分厚いテキストを購入することになりますが、レジュメだけで対応が出来ると思われます。出席は取らない、更にレジュメは研究室前で入手可能。ふざけているのかと思う講義。(仮眠時間に使っていたので何ともいえないが)

 試験は問題予告があり、そのなかから出題。ただ持ち込み不可。


[トップへ] [評価報告書メインへ]