Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2001年3月21日-26日

迷狂私酔の日々


3月21日(水)

池袋にて「ブラックボード・黒板を背負う人々」を見る。もはや、映画評は50本ほど溜まっている。これを書くことを思うと呆然とするが、いまだにやるつもりではある。

かつてのセゾン美術館は北欧家具のショールームとなっていた。なんだか脈絡のないゾーニングに、いまの百貨店業界の苦悩がほの見える。

午後4時より打ち合わせ。実施設計が出来てしまい、これは見るだけでも大変なのだが、屋根・外壁からキッチン・照明・電源の材質・位置その他を確認していかねばならない。ひえええ。しかも積雪地帯だからおのずと工期のしっぽは決まっている。

そのあと、原宿と渋谷を徘徊する。

出発まであと5日。

3月22日(木)

二日酔い対策で入浴したあと、出かけようとしてロビーで宅急便のおにいさんと遭遇。めざとくそれがNECのLaVieSであることを見つけて、その場で受け取り。当選を聞いたのが2月6日だから、届くまで優に1か月半はかかっている。何をしていたのか?

バリのマデ(ドライバー兼ガイド)にファックスしておく。さあ、ちゃんと会えるかな?

出発まであと4日。

3月23日(金)

人間ドック。昨晩から絶食して朝から血をとられ、検査でぐるぐる回されてあげくの果てに体力測定。ひいいい。でもなぜか閉眼片足立ちが楽に1分半できた。

昼食のあと、結果説明。心臓肥大、脂肪肝、痛風・・ではないが、恐れはある、のだそうだ。極めつけは胃のポリープで、私にも視認できるくらいの塊がある。どうも胃壁は荒れているようだ。これでおそらく「要内視鏡」だろう。胃カメラかあ。

新橋まで来ているのだが、ここはとにかくバリウムを排出したいので自宅のまっすぐ帰る。

で、何をしたかといえばロール紙へのフォトプリントである。どうもうちのPB G3ではUSBポートカードを下段スロットでしか認識しないようで、そうすると構造上他のカードを突っ込めない。仕方なく、MOに保存してる写真をいったんHDにコピーしてからUSBポートカードを差し込み直して再起動。実験してみたら、まるで写真のようにキレイ。でも、どうも縁が白く出る。縦横の比率を直してからプリントするのがコツか。

出発まであと3日。

3月24日(土)

日比谷で「グリーン・デスティニー」を見る。悪くない。しかし、これがアカデミー賞作品賞ノミネートなら、もっとすっごくいい映画が中国はもちろんアジア中にたくさんあるぞ。いかにアカデミー賞がハリウッドローカルのレヴェルの低いショーであるかが如実にわかる。

東京駅まで歩いていたら、ついつい八重洲ブックセンターに入って1万4千円くらい本を買ってしまった。

帰ってから写真のプリント。師匠来訪。明日早朝のフランス対日本は地上波でも衛星でも生中継がない。もしかしたらスカパーか? と思ったらやっぱりスカパーのフジだった。

出発まであと2日。

3月25日(日)

フランス対日本。ケーブルテレビのスカパーフジでノンスクランブルだったので生で見たが、惨敗。ジダンに遊ばれてしまっていた。ううむ。あえて、巷の傾向に反逆して日本代表を擁護すれば、内容も点差も大差に見えるが、実は非常にわずかな差の積み重ねなのだ。DFのカバーでの距離の取り方、パスのタイミングと間合い、判断をギリギリまで待って柔らかにコントロールする技術、などなど。中田ヒデが孤軍奮闘に見えるのも、彼の才能と同時にセリエAでの経験の蓄積による見切りだと思う。まあ、いいクスリだろう、選手にも協会にもマスコミにもファンにも。

昨日プリントした写真の巻きがきついのでワインの空き瓶に巻いて矯正。近所の喫茶店に行って旅行の準備。まずは準備リストの作成、5人分の出入国カードの記入、などなど。なんか忘れているような気がする。

ということで、3月31日のtotoに投票する。2400円だけ。当たるといいなあ。100万円でいいんだけど。

タラコのスパゲティ、胡瓜とワカメの酢の物、野菜のオーブン焼きでランチ。

いよいよ旅行準備を始めるが、すぐに飽きて呑みに行く。最大の問題はもはや桜が開花していることで、これで私の不在中に花見が行われることは決定的。うううん、拗ねてやる。

出発まであと1日。

3月26日(月)

気がつけば出発当日。どうせナイトフライトだからと思いつつ、なぜか6時半に起きて朝食。片づけるべき仕事を始めるが、そういえば今日はアカデミー賞の発表でWOWOWで生中継(同時通訳)だった。あ〜あ、本当に行けるんかいな。

さあ、出発。

そういうわけで、ここから先は・・・・

「行き当たりばったりアジア 3たびバリ島」
(2001/03/26-04/02)


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