その日、私はムーングロウで声を掛けられました。 アシュレイさんとおっしゃるその方は、以前、お知り合いの方から私の詩を知り、私の歌を気に入ったのだと、そして、一度私に会いたかったのだと、おっしゃってくださいました。 未熟な私ですが、その日、私は一曲、アシュレイさんのために歌をうたわせて頂きました。 才なき身に、あり余る光栄。…私は詩へ探求の思いをより強くしました。頂いたお褒めの言葉に、いつか本当に答えられるように。今の私には、過ぎたお言葉でしたから。