1970 年代、僕がまだ小〜中学生だったころ、たしか NHK の音楽番組で オリビア・ニュートンジョンやジャニス・イアンが唄っていたのを 覚えています。たしかジャニス・イアンは At Seventeen や Will You Dance ? や Love Is Blind という、 当時大ヒットした唄を唄っていました。
まだ音楽には目覚めていない僕でしたが、曲の良さからか、 なんだか印象に残り心に引っ掛かるものがあって、 20 年ほどたって、大人になってからまた CD を探して聴いてみました。 そしたら、すんごいいいんだ、これが。びっくりした。

英語が少しはわかるようになったので、歌詞に注意してみると、 At Senventeen という曲はめちゃくちゃに 悲観的な曲だなこれは。「17 才で私は愛されない容姿であることを知った」 なんて、よくこんな曲が流行ったものだ。その痛烈さは、 確かに強く心に響く名曲ではあるのだけれど。
他の曲も、ひねくれているというのか、皮肉っぽく悲観的で、 一筋縄では行かない内容のものが多い。 この人はとても頭がよくて、いろんなことが見えてしまうんだろうな、 と思わせる。

1960 年代に若くしてデビューし、バンバン賞もとって天才シンガーソングライター とまで呼ばれ活躍した彼女は、80 年代に入って、なぜかぱったりと 活動を止めてしまいました。まぁ、いろいろあったらしいです。
そして、1992 年、Breaking Silence というアルバムで、彼女はカムバックしました。うれしー。 その後、さらに Revenge 、 Hunger とアルバムはリリースされ、どれもすばらしい作品です。 復活後は、以前よりちょっとだけ内容が明るめになったように感じます。

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ジャニス・イアンが結婚したそうだ。女性と。[2003/08/27] （Link）

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• Between The Lines [1975]
• Aftertones [1976]
• Miracle Raw [1977]
• Breaking Silence [1992]
• Revenge [1995/11]
• Hunger [1998/3]
• The Bottom Line Encore Collection (Live 1980) [1999]
• God & The FBI [2000/03]
• Billie's Bones [2003]