「うたの引力実験室」と題するライブはたぶん初めて聴く。 同名タイトルの CD が 1991 年にリリースされているのだが、 これがすばらしいアルバムで、僕はそれを聴いて PSY・S 以外の部分の Chaka が大好きになったのだった。
「チャカと昆虫採集」 というユニットでのライブや、 「Gift Of Voice」 というライブシリーズがあって、 それらも自他構わずチャカが気に入った曲たちを歌うのだが、 今回は特にどんな曲を選ぶのかわくわくと期待していた。

そしてライブは…。
いやーやられました、期待を越えた。 古今東西からの選曲はすばらしく、アレンジはうたを輝かせ 心に染み入る２時間だった。 ここ数年の Chaka で一番のライブかもしれない。 まず「うた」があって、その魅力を素直に引き出し伸ばすために ヴォーカルも楽器も力を合わせてる、という感じを僕は受けた。 そういう印象の演奏が僕は好き。
西村和彦さん、相変わらず絶妙ですな。分かっていらしっしゃる。 越田太郎丸さんもうまく絡んでた。 ホールの雰囲気、音響、照明もよかった。

ライブ後、サイン会＆握手会もあり大勢が並んでいた。 Chaka が３曲参加している「熱帯倶楽部 〜Spirit Of Rhythm〜」の CD にサインをもらった。