◆ クジャクの雄はなぜ美しい?

Book Image


書 名: クジャクの雄はなぜ美しい?
著 者: 長谷川 真理子
発行所: 紀伊國屋書店 科学選書 13
発行日: 1992/1/31 第1刷発行
定 価: 1,700 円
ISBN4-314-00574-2 C0340


(* 帯の言葉を引用)

「持っていない方がましかもしれないような、でも、とても美しく 目を見張るような派手な特徴というものはどうして、多くの場合 雄の間にのみ進化してきたのでしょう? この疑問は、進化の考え方 自体を提唱したダーウィンを始めとして、多くの人々を悩ませて きました。しかし、この疑問に対する正しい答えを見いだすためには、 派手な雄だけに目を奪われていてはいけません。この問題を解き あかすための重要な鍵は、普段はめったに絵にも描いてもらえない、 地味な雌たちが握っているのです」(本書より)


目次

序章  派手な雄と目立たない雌
第1章 ダーウィンの自然淘汰と性淘汰
第2章 なぜ雄が闘い、雌が選ぶのか
第3章 賢い選り好み
第4章 理由のよくわからない「選り好み」
第5章 雌の選り好みはなぜ進化したか
第6章 付和雷同する雄 ――選り好みのまねし合い
第7章 雌雄の役割の逆転 ――雄による選り好み、および人間について
第8章 性淘汰の理論をめぐる論争


1996/02/20 T.Minewaki
1999/03/30 last modified T.Minewaki

「性選択と利他行動」 ヘレナ・クローニン
性選択のまとめ

生命のよもやま話
MINEW のホームページ

T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp