Life ◆ 死んだペットのクローン猫販売、5万ドルで ◆

かわいがっていた猫を亡くした愛猫家の女性の注文で、
米国の会社が体細胞クローン技術を使ってクローン猫を
誕生させ、配達していたことが22日明らかになった。
ペット商売にクローン技術を採り入れた米国初の事例だ。…


クローン羊ドリーが誕生(1997)してから約8年、 ついに一般向けの動物クローンビジネスが始まっちゃいました。

「亡くしたパートナーを復活させる」ことには、どんなに費用がかかろうと 抑え難い強い魅力がありますから、ビジネス的には成功するかもしれません。

でも、倫理的、法律的にはどうなんでしょうか、気になりますね。 動物クローンが当然のこととして普及していけば、 次は不遇の死を遂げた息子や娘(人間)に対してやってみたくなる奴が現れても おかしくはない。そういう意識の変化が怖い。

クローンはオリジナルとは別モノであって、亡くしたものは決して戻らない、 またクローンによる障害も起こりうる、ということはしっかり認識した上で 考えて欲しい。

ところで、ヒトクローンが成功したかどうか って話は結局、確認されていないよね? どうなったんだろうか。

→ 生命のよもやま話「クローン人間?」

2004/12/26 Takakuni Minewaki
2006/06/05 last modified Takakuni Minewaki

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