長年（12 年以上！）愛用していた Nikon FE を 1992/11 に壊しちゃってから、 しばらく "超メダマ" を使ってましたが、 やっぱりピントの甘さや暗さが気になるので、ちゃんとした 一眼レフを買おうと心に決めました。

さて何にしようと考えて、最近の電子オート機能の固まりみたいなのは、 やはり高いし重いし魅力を感じなかったのでパス。
28mm レンズは残っていたので、これが使えるということと、信頼性、 操作の慣れ、価格の安さを考慮して、結局、桜木町の大貫カメラで中古の Nikon FE2 のブラックボディ本体を買いました (1995/04/15) 。
80-200mm/F3.5 ズームとテレコンバータ、アングルファインダーを 下取りに出して、38,000円。うむむ、FE2 は中古でも高いなぁ。

以前は機材がいろいろありましたが、使わないものから下取りに出しちゃって、 今は 28mm レンズ１本だけです。（スピードライトもついに壊れました。）
28mm の画角は、僕の普通の視野に近く、広くて自然だから好き。
これ１本で遠景からマクロまで、何でも撮っちゃいます。

その後、 タイ・サムイ島への旅行 (1995/4) から本格的に使ってますが、調子いいです。 やっぱり絵がくっきりはっきりします。
"超メダマ" は常に持ち歩くカメラとして 併用しています （2000/03 からは Ricoh GR1s がサブカメラとなりました）。

ゴビ砂漠へと旅行して 写真を撮った時、他の人たちのカメラが次々にギギーと故障して動かなくなる中、 この FE2 だけは最後までしっかりと仕事をしてくれました。 巻き上げさえ手動ですが、へたに電子化されていないところが かえって信頼できます。

2001/08/16 モンゴル旅行中にトラブル。普通にシャッターを押した際、 カチャンとミラーアップしシャッター幕が閉まったまま、どうにも動かなくなった。 シャッター、巻き上げのどこかがメカ的におかしい。大ショック。 心から信頼しているカメラなのに。

帰国後メーカーへ修理を依頼するが 「この製品は補修用部品払底の為修理できません」 のコメントとともに戻ってきた。あぁ、これはもうどうしようもない、ダメか。 使い方は荒かったかもしれないが、寿命なんだろう。
良い写真を沢山撮ってくれた。６年以上も長い間良くがんばってくれた。 ありがとう Nikon FE2 。

下はこのカメラが一番最後に撮った一枚。最後までいい仕事してます。

(2001/08/16 撮影 at モンゴル・Hoyor Zagal Tourist Camp)

もちろん、同じモデルを中古屋で探して買うつもり。 (2001/09/06)

→ 買いました。 (2002/07/13)