( 1997/8/12 撮影 at ツグリキン・シレ、モンゴル )
発見した化石には石積みでマークをして、
キャンプがある東の方へと、さらに崖に沿って移動しながら
恐竜化石を探す(写真)。
他のメンバーもそれぞれに何か見つけているようだ。あちこちでうずくまって
一心に地面をいじくっている背中が見える。
砂と砂利の丘をいくつも越え、だらだらと歩く。暑さでボーとしてきた。
坂を登っているとクラクラと揺れる感じがする。知らないうちに
消耗しているのだろう。
少ない日陰をなんとか見つけて座り込み、水を飲み、アメをなめて休む。
ふぅ。
しばしの休憩の後、再び歩き出すが、"当たり" の地域を過ぎたのか、 あるいは集中力が切れたのか、その後はさっぱり骨が目につかなくなる。 ずんずんとひたすらに歩いて、最初にゲル帰着 12:30 。
[ 南ゴビ 写真日記 1997 | 思い出のアルバム | MINEW ]
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp