赤城の山々が寒風に冴える今日この頃、庭での作業といえば、春へ向けての「土作り」です。 春〜夏にかけて私を悩ますものはまず『虫』。 んもーーー、くやしーーー。 最初は『殺虫』に命をかけた。 しかし、このごろ、気持ちが変わった。 でも『防虫』といったって、その方法は? そうか、土か〜! うーん、草木灰や籾殻燻炭や稲わらを燃やした物に似てて、手軽でお金がかからないものは何かないのかい? それでは、我が家の実にいい加減な、でも効果はなかなかある、という土作りを御紹介します。参考にはぜーんぜんならないですが、少なくともこうしてから、以前よりも虫の害が減っていることは確かなのです。 |
![]() 1袋158円だった。 しまった、お尻を開けてしまった。 |
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「おいおい、これから作業をするってのに、いきなりコーヒーブレイクしてどうすんだい」って? ![]() そうです、我が家の秘密兵器(?)は“コーヒーかす”なのです。ちなみにこれはブルーマウンテン6杯ぶんのかす。でもコーヒーの銘柄は問いませんよ〜(^^ゞ |
![]() コーヒーをそのまま袋の土に投入して混ぜる 乾かす必要はありません。 もちろん乾かしてもかまいません。 乾かすと脱臭剤など他の用途もあるので便利かも (このページの1番下を御覧下さい) |
![]() 口を閉じて雨の当たらないところに置く 袋の下のほうに水抜きのために 小さい穴をいくつか開けておくとよい。 |
で、次の日も同じことをする。次の日も、また次の日も、冬の間中、要するに今まで台所の三角コーナーに捨てていたのを、土の袋のなかに捨てればいいのです。それだけです。 こうして作られたコーヒー土は春までには適当にこなれて、とてもいい肥料&防虫効果のある土になっていきます。 たぶん科学的に分析すればコーヒーの成分には、タンニンとか虫に作用する何かがあるのだとは思います。でも私は、「私がこんなにコーヒーが好きだから、そのお礼にってコーヒーが虫を防いでくれるのかなあ」などと気分はすっかり鶴の恩返し状態です。あはは。 春になって使う時は、そのままではなく、新たな土と混ぜます。 コーヒー土、プランターの土、赤玉土、の3種で全て同量がめやすでしょうか。 ![]() さああ、これに種まきしましょう、苗をうえつけましょう! そしてあと、カマキリとテントウ虫と蜘蛛がいれば、とりあえず安心。 |
「コンパニオンプランツの庭」にも少し書いてあります ■脱臭剤…冷蔵庫用(わたしは結婚して以来市販の脱臭剤は買ったことがありません)、靴箱用、ロッカー用、焼き魚のロースター用 ■灰皿…これはおなじみかも。消火と消臭に ■庭での用途…猫除けに効果があるそうです。 !!厳重注意!! |