富士山周辺

鉄砲木ノ頭

鉄砲木ノ頭(明神山、標高1,291m)は石割山と同じく、山中湖を囲む山々の一つで相模川の源頭に相当する。山中湖には会社の保養所があって毎夏はここに滞在し、セーリングをしたものだが本HPにはその記録は欠落している。せいぜい「スバル360」で出かけた1967年代の記録しかない。

2004年8月19日、山中湖のF夫人の別荘にでかけた時、グリーンウッド夫妻とF夫人は鉄砲木ノ頭 に登った。平野から入ってエクシーブ山中湖の前を通り、パノラマ台の駐車場(標高 1,100m)にジープ ・ラングラーサハラを停めて標高差約200mを往復したわけである。鉄砲木ノ頭はちょうどパノラマ台より上は強い西風の影響で樹木はなく草原になってい る。すでにススキが穂を出しており、ちょうど台風15号が日本海を東北東に進行中のため、強い南風がこの草原を波打たせて吹き渡っていた。風がつよく、ス トローハットは飛んでしまう。

鉄砲木ノ頭の山頂を背に

山頂より東側は深い落葉樹の樹林帯になっており、畦ヶ丸加入道 山・大室山の山並みは残念ながら見えない。ここでオムスビ1個で一休みして下山する。小1時間の散策であった。山の花はもうほとんど秋の紫色に 変っていた。強い南風が富士に当たって上昇気流となり、小雨が晴天から降ってくる。いそいで別荘に帰り、干しておいた布団を取り込む。湖畔でワカサギの天 婦羅定食をとって、グリーンウッド氏は単身、帰宅。

富士山、山中湖、別荘地

帰路は平野→パノラマ台→三国峠→明神峠→明神峠入口→小山教会前→国道246号線という初めてのルートを走行。走行車数は極めて少ない。パノラマ台から 三国峠へ至るルートには適宜停車スペースが見られた。三国峠から明神峠へ至るルートでは畦ヶ丸、加入道山、大室山と思しき山並が見通せたが、停車できると ころがなく、未確認。明神峠入口から小山教会前までは富士スピードウエイ、 巨大鉄塔やマイクロウェーブ・アンテナ塔にかこまれた東京電力の巨大な新富士変電所、三菱マテリアルの巨大ビール缶工場などを下界に見ながら、十数度の急 坂を下る。

 August 19, 2004

Rev. November 15, 2017


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