読書録
シリアル番号 |
022 |
書名 |
ソフィーの世界 |
著者 |
ヨースタイン・ゴルデル |
出版社 |
NHK出版 |
ジャンル |
哲学 |
発行日 |
1995/6/301第1刷
1995/9/1第24刷 |
購入日 |
1995/10/01 |
評価 |
良 |
原題:Sofies Verden by Jostein Gaarder
ベストセラー本。取り上げられた哲学者は;
デモクリトス、
ソクラテス、
プラトン、
アリストテレス、
デカルト、
スピノザ、
ロック、
ヒューム、
バークリー、
カント、
ヘーゲル、
キルケゴール、
マルクス、
ダーウィン、
フロイト、
サルトル;実存主義、
ベストセラーとなった読みやすい哲学入門書だと言うので手に入れたが、途中で挫折していた。22年後の2017年に至り書棚からあふれた蔵書を整理中に娘の蔵書から1984年発行、別冊宝島44 「現代思想・入門」という本を見つけ、ぱらぱらとめくってみると
ハイデガー;存在論、
ウィトゲンシュタイン、
フッサール;現象学、
メルロ=ポンティ;身体的現象学
レヴィ=ストロース;構造主義、
ラカン;構造主義的精神分析、
アンチュセール;構造主義的マルクス主義、
フーコー;考古学、
バルト;記号学
デリダ;脱構築(デコンストラクシオン)、
ドゥルーズ;遊牧的思考、リゾーム、多数多様体、
と百家迷走。ドゥルーズはその高価な主著を購入してほぼ読破した。
その後、
アントニオ・ネグリ
などがでてくる。「ソフィーの世界」はハイデガーの考えに従って書かれたものだと言う。元会社の上司に誘われて総合知学会に参加しているが、メンバーは理
系出身者が中心だが哲学好きが多い。私は哲学なんて文系のタワゴトと思ってますので深入りはしない。しかし気にもなるので一応一気通貫に読んだ。読んでみ
て、やはり哲学は過去の遺物と思う。やはりニーチェではないが「神は死んだ」のだ。
Rev. August 22, 2017