ジープ・ラングラー購入後

1998年10月15日納車

1998年9月6日車種選定の旅にでてジープ・ラングラー・サハラを選 び、10月15日に納車された。以後2009年までの11年間、空調のコンデンセートが室内に漏れる故障 、燃料ポンプのリレー焼損、空調機のエバポレーターのフロン漏洩、ウインカーのフユーズ切れの4件の故障があっただけである。

グローバル ヒーティングが進行中で燃費の悪い4,000ccの大型エンジンを搭載しリッター6kmしか走らないジープを乗り回すのは肩身が狭い。そこで日常 の買い物などにはつかわず、もっぱら歩きで対応している。そのため車はガレージの中に鎮座してほぼ新品なみの鮮度を保ち、ほぼゼロ・エミッション・カーと なっている。

2000年賢島の志摩観光ホテルでみつけたラングラー

2005年10月、NAVI と ETC

2005年の 車検時にNAVIとETC導入

ジープ・ラングラーに搭載したカーネビゲーションシステム

ジープ・ラングラーに搭載したETC車載器

2006年2月スタッドレスタイヤ

スキー再開に つきスタッドレスタイヤ購入。特殊タイヤのため廉価な中古の リムがみつからずやむをえずクライスラーで購入。凍結した道を走ったのは八ヶ岳山麓だけである。

スタッドレスタイヤ

2006年8月リレー損傷

1998年に購入して早や8年、このところ、駐車場で急にエンストしたり、朝エンジンがかからないという兆候がでてきたが、ついに自宅ガレージから半分道 路に出たところで、エンストし、全くかからなくなった。押してもうごかず、道路渋滞を引き起こしてしまった。親切な方にロープ牽引してもらって、姿勢をた だすことが出来た。パワーステアリングが利かなくなって驚くほどハンドルが重いのには驚く。昔のカマロでの体験を思い出した。

JAFを呼んで見てもらうが最近の半導体化した電気系統はJAFの応急処置には手に余る。ディーラーまで牽引するしかな いという。横浜のダイムラークライスラーに電話して持ち込みの了解をとっている間、JAFは前輪を牽引車で持ち上げてしまった。自宅前は急坂のため、平地 まで牽引し、そこで後輪用のドリーを組み立てて完全に宙に浮かせて運ぶのだという。オートマチック車をエンジンを止めたまま、後輪を回すと、流体継ぎ手の なかの潤滑油が加熱してしまうためという。後輪での牽引は5kmが限度という。法的にはロープ牽引ということになっているそうだ。従ってドリーに車検はな いらしい。最高走行速度は60kmである。

後輪用のドリーに乗ったジープ

JAFに5kmの無料牽引距離に加え27km分の有料牽引料金を支払う。ディーラーは手持ち部品で対処できるかもしれな いのでしばらく待ってみてくれという。読みかけの「ながい坂」を読んでいる間に燃料圧力を測定して燃料ポンプ とイグニッション系に電気を送るリレー故障によるものと判明した。リレーを交換してエンジンが始動することを確認したという。


断線したリレー

リレーのコイルが変色していて、コイル断線のためにスイッチが入らなくなったという単純な故障であった。コイルが断線したのは古くなったためか、外に原因 があるかは不明なので30分程、試運転をして確認する必要があるという。更に待って、異常が見当たらないというので運転して帰った。リレーは米国ジーメン ス社製で部品代金は1,680円であった。しかし人件費は10倍である。

2006年10月、空調機の漏洩・修理

ディーラーから車を受け取って帰ってすぐ空調機が働かなくなった。再度ディーラーに持ち込むとボンネットをあけてエンジンが回っていてもコンプレッサーの クラッチが入らないことを確認する。次にエンジンルーム内にあるヒューズボックスを空け、エンジンをかけたまま、燃料ポンプ電源リレーには触らず、他のリ レー2個を引き抜いて差し替え、コンプレッサーのクラッチが入っててもすぐ切れること、ホーンが鳴る事などを確認して「スグは直らない、車を預からせても らう」という。コンプレッサーのクラッチが入ってもすぐ切れるのは必ずしも制御系のトラブルではなく、フロンガスが抜けてしまっているからかもしれず、た とえガスを充填してもメカニカルシールに漏れがあれば、シール部品を交換しなければならないからだという。

1日経ってディーラーから連絡があり、ガスを2本充填してみた。これは全量の50%に相当する。ガス漏れはありそうだが検知できなかった。蛍光剤を混入し てあるのでこれでしばらく使ってみてくれ、また利かなくなったら持ってきてもらえればリーク箇所に付着している蛍光剤でリーク箇所が判明するはずとのこと であった。

ガス充填後3ヶ月も経ないうちにまた空調機が作動しなくなった。おかげで東北旅行は窓を開けての走行 となった。ディーラーに検査してもらうとエンジンルームに異常はないので室内熱交換器 (エバポレーター)が漏れていると考えられる。 エバポレーターを交換のために取り外したところガスリークの痕跡を見つけたという。交換に14万円かかった。

2006年12月、お向かいのジープ・ラングラー・カスタム

2006年12月お向かいの家を別荘としているSさんがジープ・ラングラー・カスタムを購入した。クロームメッキ品を沢山装着したメーカー・カスタム車 だ。

ジープ・ラングラー・カスタム

2007年9月20日、4回目の車検

46,450km走行、プラグ、バッテリー交換9年間使ったことになる。オイル漏れでステアリングダンパー交換。

2009年9月20日、5回目の車検

ブレーキのシリンダー・セット交換

2007年9月20日、ウィンカーのフューズ交換

買い物をして駐車場を出るとナビ、ラジオ、ウィンカーが作動しなくなっているのに気づく。家に帰り、取り扱い説明書を開いて助手席グローブボックス内の ヒューズボックスを探す。方向指示器、非常点滅表示灯の13番ヒューズを引っこ抜いて点検するが外見上は切れたようには見えない。しかしマニュアルでは 20アンペアとなっているのに10アンペアが差し込んである。予備19番の20アンペアと交換し、めでたく復旧できた。断線したかもしれない10アンペア は予備19番に差し込んで保管することにした。

2014年6月8日、病院を経営していてお金が捨てるほどあるらしいお向かいのSさんが見かけない車を持ってきた。ランドローバー ディフェンダーだという。かなりごつい。


ガレージの中にはFIAT600を大きくした車もあった。200馬力ある化け物だとか。FIATのレーシングカーも持っているが床下高が不足しているのでここには乗ってこないという。

July 2, 2006

Rev. June 16, 2014


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