源氏山

源氏山は義朝の館跡であり北条政子の墓がある寿福寺の裏手の山だ。2006年10月7日に英勝寺を訪問したとき源氏山 は江戸時代は寿福寺の隣にある英勝寺の寺領だったと知った。

この山の西側に源氏山公園が作られ、頼朝の銅像が設置してある。肖像画にはあまり似ていない。どこかの坊ちゃんのようだ。

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頼朝の銅像

源氏山には葛原が岡神社と日野俊基墓がある。源氏山の北斜面には化粧坂(けわいざか)、南側には銭洗弁財天がある。

葛原岡神社は、後醍醐天皇の側近・日野俊基を祀る神社である。明治天皇が地元有志と全国の崇敬者の協力により1887年に創建された。

日野俊基は鎌倉幕府の倒幕の謀議に加わり、正中の変(1324年)で捕らえられ、許されたが、元弘の変(1331年)で再度捕らえられ、翌年ここで処刑された。辞世の句「秋を待たで葛原岡に消える身の露のうらみや世に残るらむ」を残している。

鎌倉地図

May 7, 2004

Rev. April 1, 2010


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