鎌倉市雪ノ下1丁目の若宮大路幕府跡に文豪故大仏次郎の屋敷が現存し、大仏茶廊(おさらぎさろう) (Theme Park Serial No.156) として一般公開されているという 。2001年2月10日、グリーンウッド夫妻はここに出かけた。ちょうど庭の梅の花が満開であった。広告業に勤務されている大仏次郎氏の孫、野尻芳英氏が週末と祝日だけ開店している。萱葺きの屋敷を喫茶だけで維持してゆくのは大変だなと感じた。
屋敷の庭の梅ノ木
ついでに鶴岡八幡神社⇒巨福呂坂⇒建長寺⇒亀ヶ谷坂切通経由で海蔵寺を訪れる。海蔵寺は扇ガ谷4丁目の一番奥にあり、萱葺きのしっとりとした寺である。やぐらや弘法大師が開発したといわれる十六井がある。十六井とは岩窟内にある深さ50cm程度の16個のくぼみで地下水が溜まっている。墓所としても水が溜まっているので本来の目的は不明である。
海蔵寺
海蔵寺横のやぐら
鎌倉に住んで20年になるがいずれも初めての訪問であった。帰路に鎌倉五山三位の寿福寺の前を通る。
鎌倉駅に近い扇ガ谷4丁目の山の上には豪邸がある。 大正5年に、三井銀行重役の荘清次郎の別荘として建てられた建物は鎌倉3大洋館の一つという。
扇ガ谷4丁目の豪邸 2011年4月13日撮影
2001/2/10
Rev. March 14, 2014