来迎寺(らいこうじ)西御門

西御門にある来迎寺は鎌倉三十三観音の第5番札所である。ここも朱印所が用意されている。

時宗、満光山。開山は一向上人。 1293年の大地震の死者の供養を目的に一向上人の名によって建立された。本尊脇の如意輪観音半跏像は6本の手を持ち、元は源頼朝の持仏堂だった法華堂にあったものを明治初期に廃仏毀釈に伴い移設。いずれも南北朝時代の作で県の重文に指定されている。

東慶寺にはこれに似た水月観音菩薩半跏像がある。本堂には、本尊・阿弥陀如来坐像と1384年宅間浄宏作と伝えられる地蔵菩薩像が安置されている。もとは西御門にあった報恩寺(廃寺)の本尊。

階段登り口には鎌倉尼五山の第一位太平寺跡の碑がある。

来迎寺

グリーンウッド氏は2008年2月5日、ここを訪れた。

2015/1/19 2回目の鎌倉33巡礼として訪問。前回から7年経過したためか真新しいお堂は雨風にさらされて、風格を獲得したように見えた。

鎌倉地図

February 5, 2008

Rev. January 19, 2015


トップページへ