ゲント

2006年12月19日(火)ブルッセル滞在中のグリーンウッド夫妻はブリュッセル・シティー・ツァー社の観光バスでゲントとブルージュを訪問した。

ゲントもブルージュもフランドル地方にある。この地方は9世紀からフランドル伯の領地であった。中世においては海に連なる川が良好な港となってギルドが発達した。北から侵略 してくるバイキングに対してフランドル伯爵が城を築いて守ってくれたため貿易港として大変栄えた。しかし長い間に河口が砂で埋まり、港としての機能を失ったため、 発展が止まり、現在まで中世の町並みがそのまま残ったのだという。かくのごとき事情により観光地として大変な賑わいをみせている。アントワープは ライン河の巨大な河口に連なっていた幸運が幸いして、この2都市が砂に埋もれ港としての機能をうしなってから栄えたのである。

バスはまずゲントにつく。ガイドはスペイン人らしく美味いスペイン語を使ってまずスペイン人観光客に説明してから英語でその他の客に説明してくれる。

ゲントは ブルージュと競合関係にあり、ブルージュより遅れて16世紀に神聖ローマ帝国カール五世の庇護の下で毛織物産業を発達させたという。

歩いたコースは聖ヤコブ教会→金曜日広場→フランドル伯の城→精肉市場跡→聖ミヒール橋→聖ニコラス教会→鐘楼であった。

金曜日広場

フランドル伯の城

精肉市場跡

聖ニコラス教会

January 2, 2007


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