読書録
シリアル番号 |
1252 |
書名
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「本能寺」の真相
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著者
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姉小路祐
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出版社
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講談社
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ジャンル
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歴史 小説
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発行日
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2005/4/5第1刷
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購入日
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2015/10/28
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評価
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優
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三浦半島歩き第5ステージの折、
友人の加畑氏からいただく。家康がなぜ伊賀越えルートでのがれたのかという謎が明かされるようだ。
姉小路祐という著者名は知らなかった。姉小路は京都の本能寺に近い道なので本著のためにつけたペンネームなのだろうと見当をつけて調べると本名は田中修だという。この本の前にこのペンネームで沢山のミステリー小説を書いているために本能寺を意識してつけたのではなさそう。
本書も殺人事件という現在進行中のミステリーに本能寺の歴史の謎ときを重ねた作品で、大いに楽しめる。
かって比叡山から琵琶湖のほとりの坂本に下ったことがあるが、そこが明智光秀と深い関係があるということは知らなかった。そして日光東照宮の陽明門に葵紋と同じく沢山ある桔梗紋(明智一族の家紋)のなぞを解明してゆく。
歴史の謎解きの結論は家康⇔明智⇔秀吉に密約があって、明智は本能寺の変より20年生き延び、自分の遺伝子を徳川の秀信、家光などに植えこんで徳川家を乗っ取ったというもの。
明智がお百姓に竹槍で刺されて死んだという物語は秀吉がでっち上げたというのが姉小路祐の解釈。当時はマスコミがなかったため、先に書いた方が勝ち。他の軍記は孫引き。
Rev. November 8, 2015