ノビルのヌタと天婦羅

埼玉県在住の友人、大久保(博)さんが散歩中に沢山採取したノビルを宅急便で送ってくれた。玉の部分は白味噌を添えれば上等な酒の肴になる。早速これを肴にして焼き物作りに凝っている友人、北沢(栄)さんが作ったぐい飲みで一杯やった。あまりに多量にもらってしまったのでwakwak山歩会のメンバーにもおすそ分けとして毛無山登山の時、持参して前夜祭の酒の肴とした。

丹沢山塊の南にある柳川の里でノビルを見つけたことがあるが鎌倉では広町緑地でも鎌倉山に行っても見つからない。

その後、どこで採取したか記憶にないが、自生しているノビルを根付きで我が庭の南面の斜面に植えておいたら根付いた。今後が楽しみである。

我が家のノビル

材料

ノビル 若干量
若干量
白味噌 適量
ミリン 適量
砂糖 適量
適量

準備作業

土が着いているノビルの準備は寒風吹きすさぶといえども屋外でするに限る。バケツに水を張って全部投げ込み、ひとしきり 撹拌した後、腰掛にどかっと座り込み1本ずつ拾い上げて根を切り取り、枯れた穂先をちぎる。そして表の古い皮を一皮剥くのだ。これをザルに並べて水を切 る。

料理プロセス

玉と葉は切り離して葉を2-3分ゆでる。これに茹でた筍を加えて白味噌、ミリン、砂糖、酢を混ぜ合わせたタレを和えてノビルのヌタが出来上がる。マーさんの奥さんは葉を油味噌にするという。

ノビルを天婦羅にするには玉と葉を切り離さず、輪にして絡げ、水に薄く溶いたメリケン粉に漬けて揚げると玉がねっとりとしてうまい。

酒の肴

April 8, 2007

May 5, 2013

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