1.極軸周りの分解  その1


使う道具
特別な物は特にありません。全部ホームセンターで入手できます。

 @ウエス(多目に用意してください)
 Aリチウムグリス
 B+ドライバー(大・中)
 C6角レンチセット
 Dラジオペンチ
 Eパイプレンチ(6cm以上の径を咥えられるもの)
 F木槌(またはプラスチックハンマー)
 Gオイルクリーナー
 Hクレ556
その他、ウェットティッシュなど

パイプレンチは上等なものじゃなくてもOKですが、サイズが小さすぎると極軸のナットを回せなくなりますので注意です。私のはギリギリでした…
1.いよいよスタート!

床が汚れないように新聞紙などを敷いておきます。

ドキドキしますね〜。
2.赤経軸ロックレバーを外す

まず、ロックレバーにある+ビスを外しましょう。
ビスを取ると、レバーが外れます。
真鍮製のボルトを回して取りましょう。
穴の中に小さな真鍮製の円板(矢印の先)がありますが、これは無くなさないように注意してください。今取れなくても後で取れます。
3.サイドパネルを外す
赤道儀を横倒しにします。
プラスチック製のサイドパネルは、6つの+ビスで留められています。
6本のビスを全て外し、サイドパネルを外します。

ビスを失くさないように!!
サイドパネルが外れました。
赤緯・赤経両モーターの軸が見えました。
よく見ると、赤緯と赤経ではギア比が違いますね〜
4.極軸望遠鏡のカバーを外す
これは特に説明不要ですね。
5.極軸望遠鏡を外す
極軸望遠鏡の根元を持って、反時計方向に回すと極軸にねじ込まれている極軸望遠鏡が緩みますので、そのまま回転させて外してしまいます。
6.赤道儀を逆さまに立てる
作業をやりやすくするため、写真のように立てます。倒れやすいので気をつけて作業してください。
7.極軸望遠鏡マウントプレートを外す
黒い円板に2つのセットスクリューがあると思います。
両方とも十分に緩めましょう。(外す必要はありません)
セットスクリューが緩んだら、極軸望遠鏡マウントプレートは手で回せます。
くるくる回して、外してしまいましょう。
8.目盛環の取り外し
極軸望遠鏡のマウントプレートが外れると、目盛環が取れるようになります。
目盛環の固定用ネジを十分に緩めてから、目盛環を抜きましょう。
目盛環が外れると、極軸を固定している大きなアルミのナットが現れます。
(この写真では目盛環の固定用ネジがそのままになっていますが、外しておいた方が良いでしょう)





さて、ここまでは前座のようなもの。
極軸周りの分解は、この後本編へ突入します!! 

  続きへ (極軸周りの分解 その2へ)

  Topページに 戻る