秩父34ヶ所観音霊場を気の向くまま、のんびりと歩きます。
午歳は観音様を開帳するので、にぎやかさのなかでの巡礼となります。
一巡すれば100キロとなりますが、時間的な制約もあり交通機関も利用しますが
風光明媚な巡礼道に身をまかせて・・・
第5回目(9月18日・水)
24番(法泉寺)へも、道路を避け旧巡礼道に入り下る。
途中、小さなダム(溜池)・しいたけ栽培の菌の植えられた古木、道の上に作られた小屋をくぐりながら
のんびりと歩く。
約50分ぐらい歩くと24番(法泉寺)に着く。
116段の石段を息せきながら登る、ここは一気に登ることはできなかった。
境内は思ったより広く、綺麗な東屋もあり、ここで昼食を取ることにした。
観音堂と山門が一体になった珍しいお堂になっている。
左右の小屋には小さな仁王様が厨子に納められている。
東屋には、早稲田大学の文学部の研究会の「巡礼」をテーマにしたアンケートとノートが置いてあり、食事
がてらにアンケートに目を通していると「動機」や「宗教のありよう」などきめ細かな項目となっており、今日
の世相を知ろうとしているのだろう。若い人たちは先行き不透明な社会をどのように分析するのだろうか?
ノートを開くと、さまざまな悩みを記しながら・・家内安全・供養・恋愛の悩み・・巡礼しているのが分る。
昨日の日付にいくと、なんと職場の大先輩の名が記してあった。住所も書かれてあり間違いはない。
元気で夫婦で回っているんだなぁと安心した。