スイス紀行   その3
  
ジュネ−ブ  ラヴォ-地区 ベルン インタ−ラ−ケン シ−ニゲプラッテ植物園 
ハイキング  ロ−トホルン観光SL列車
8月13日(木):
 
ホテル8時、専用バスでジュネ−ブへ。出発前にヨ−デル自慢の別の運転手が乗り込み、自慢の歌声。パチパチパチと拍手。途中フランスから再びスイスへ。国境では特別検査もなく通過。約90分くらいでジュネ−ブに着く。レマン湖畔のイギリス公園に停車。花時計や湖面から140mの高さに噴き上げる大噴水(ジェッド−)。その後、旧市街に歩く。石畳の旧市街にはところどころに噴水が、そして階段。サン・ピ−ル大聖堂を見学する。
 レマン湖西岸を走り、世界文化遺産(2007)のラヴォ−地区の葡萄畑に。レマン湖の西岸には国際赤十字本部や国連欧州本部がある。ロ−ザンヌからモントレ−までのレマン湖沿いに広がる丘陵地に湖面から階段状に葡萄畑が広がっている。テレビで聞いたことですが、「ラヴォ−地区」には三つの太陽があると。@青空からの太陽Aまばゆい湖面の反射光B石垣の輻射熱。これらが葡萄の育成に良いとのこと。
シャブレ−の街の醸造所で試飲をし、白ワインの購入(15スイスフラン)。ロ−ザンヌで中華料理の昼食後、スイスの首都ベルンへ。
 ベルンは旧市街が世界文化遺産(1983)。高台にあるバラ公園で下車。色とりどりのバラの花が咲き、芳醇な香りを漂わせており、バラ公園から見る旧市街はU字型に流れるア−レ川に囲まれており、ひときわ高い大聖堂を中心に赤屋根の旧市街が広がっている。熊公園のベルンの象徴の熊は死亡し、現在規模を大きくした熊公園の再建が行われていた。バスの通るクルム通り、その横の天井のある通路を歩く。有名な噴水が7つほどあるが、そのうちの2つ見学し、時計塔を遠くから眺めて、ベルンの約1時間の観光を終わる。
 その後、ベルナ−オ−バ−ラントの観光の中心地インタ−ラ−ケンに。ホテルはシティオ−バ−ランド。3つ位の棟があるようで、狭い部屋で困ったという人もあったが、私はユングフラウの望める格好の部屋でグル−プの人が見学に。夕食は団体客で混み合った店でのチキン料理。免税店メトロポ−ルで土産物の購入。
ジュネ−ブ花時計 ジュネ−ブ旧市街 サン・ピエ−ル大聖堂 レマン湖の大噴水
シャブレ−駅 ラヴォ−の葡萄畑 日本語もある案内版 醸造所で試飲
バラ公園 バラ公園 バラ公園 バラ公園からのベルン
時計塔 噴水 アインシュタイン・ハウス 地下に店が
8月14日(金)
 7時45分歩いてインタ-ラ-ケンオスト駅に。オスト駅から次のヴィルダ−スヴィル駅へ。駅には今回のハイキングのガイド氏(お名前を失念)が待ち受けてくれていた。女性運転手の運転による大きな木箱をつなげたような登山電車でシ−ニゲプラッテに上る。途中、インタ−ラ−ケンの街や、街を挟むように広がるトゥ−ン湖とブリエンツ湖の素晴らしい眺めに見とれて内に、前方にユングフラウ三山が視野に入ってくる。途中の社内や駅についてからガイド氏から、山の名前などの説明を受けた。
 シ−ニゲプラッテ高山植物園は神戸の六甲高山植物園と姉妹提携を結んでおり、案内所には日本語のガイドブックもある。ツェルマットのハイキングでは、高山植物をほとんど見れなかったし、通常は時季とかいろいろの事情で見ることが難しいと思われるが、この植物園はその点で最高。希少花のエ−デルワイスの群生も見ることが出来た。通常のパックツア−はユングフラウ鉄道でというのが多いが、時間があればここに寄られるのをお勧めしたい。そして、その中をハイキングとは、素晴らしい。今回は登りもあったが、なんとか頑張って歩くことができた。ハイキングの途中、ガイド氏より花の説明などを受けた。ハイキング道の最高点のオ−ベルベルクホルンからのユングフラウ山群もお天気に恵まれ、最高の眺望。約2時間約2.2kmのハイキングのあと、展望台のレストランで昼食。ウエイタ−が我々のグル−プの数人の肩の上にス−プをこぼした事故が起きた。かけた当人が謝らないのが不思議。ヨ−ロッパではよくあることとか。
 食事のあと、オスト駅に帰着。その後、フリ−タイムとなるが、オプションの「ロ−トホルン観光SL乗車とヨ−デルディナ−」に参加する。成田出発前には8名の参加で10名以上の成立のことゆえ、いかがと思われたが、添乗員さんの努力で10名となり成立。

 オスト駅からブリエンツへバスで移動。途中、家の壁面を色とりどりの花々で飾った家屋を車中より。免税店CASAGRANDEでチ−ズ、ワインの試飲や、アルペンホルンの試演。幾人かの人が試みられたが、息の使い方が難しいと。孫も試みて数回ののち出来た。
 楽しみにしていたロ−トホルン蒸気機関車はブリエンツを16時出発。遊園地の汽車を大きめにした客車と後ろから押していく蒸気機関車。
いくつかの短いトンネル、そしてぶな林の林間を走り、ブライトラウエネン駅で機関車に給水、SLの行き違いののち、どんどんと上に上がるにつれ、広々とした斜面に牛が放牧された広大な草原を走り、少し長いトンエルを通り過ぎるとロ−トホルンクルム駅に到着。約1時間の所要である。駅を出て山群を。しかし10分間の短い滞在であわただしく復路に。

 午後7時よりカジノ・ク−アザ−ルでヨ−でるショウを見ながら、聞きながらの夕食。3人の中年男性による数曲のヨ−デル、すり鉢に駒まわし、アルペンホルンの演奏、カウベルの演奏で民俗舞踊等もなく、1時間ばかり。その後、インタ−ラ−ケンの街を散策する。
ベルナ−オ−バ−ランド地図 ヴィルダ−スヴィル駅 ユングフラウ三山 シ−ニゲプラッテ駅
エ−デルワイス 青アザミ 青アザミ ハイキング
ハイキング アルペンロ−ゼ 西洋タンポポ ヤナギリンドウ
ブリエンツ湖 シ−ニゲプラッテ鉄道 シ−ニゲプラッテ展望台 ブリエンツ駅
ロ−トホルンクルム駅 ロ−トホルン鉄道 ロ−トホルン鉄道線路 ロ−トホルン鉄道蒸気車
ロ−トホルンクルム駅 ロ−トホルン鉄道 カジノ・ク−アザ−ル カジノ・ク−アザ−ル
スイス紀行1(サンモリッツ、ハイジの里、ロ−ヌ氷河)
スイス紀行2(ツェルマット 、マッタ−ホルン、ゴルナ−グラ−ト鉄道、シャモニ−、モンタンベ−ル鉄道)
スイス紀行4(ルツェルン・チュ−リヒ・ライン滝
ホ−ム
旅行記のペ−ジ