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 大峰 ・ 鉄山(1563.m)〜弥山(1895.m) 

大川口〜鉄山〜弥山〜トンネル西口
日時:2010.11.4(木) 天候 : 快晴 メンバー :オーさん、アイさん
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ  使用方法

当初2日の予定だったがアイさんが4日の休暇が可能となり、この日に変更となった。おかげで素晴らしい秋晴れに恵まれ、久々に大峰の秋を満喫することができた
鉄山はアイさんも私も初めてだったが、オーさんは数度登っておられ、また弥山から修覆山の間も一度往復されていることもあって、迷うようなこともなく弥山まで行くことができた。

現地まで
道の駅吉野路・大淀(5:05発)−−−吉野町−−−川上村−−−上北山村・天ヶ瀬−−−行者還トンネル西口(車1台デポ)−−−大川口(6:45)
走行距離 : 所要時間 :1時間40分

大川口から登りトンネル西口へ下山するため2台で出発。行者還トンネル西口は弥山・八経ヶ岳の登山口となっているため、平日にも関わらず既に10台ほどが停まっていた。私の車をここに停め、オーさんの車で大川口へ向かう。駐車場所は神童子谷出合いの橋を渡り、右に折れて直ぐの神童子谷林道の路肩に数台のスペースがある。

登山コースとコースタイム
大川口(7:05)−−(120分)−一9:15鉄山9:25−−(30分)−−鉄山平(9:54)−−(70分)−−修覆山(11:12)−−(50分)−−12:05弥山13:45−−(80分)−−奥駈分岐(15:12)−−(40分)−−行者還トンネル西口(15:55)
所要時間:約8時間50分 歩行時間:約6時間30分



早朝の鉄山
R309(トンネル-大川口間)より
1250m付近の尾根 1340m付近の黄葉 鉄山頂上 川迫河渓谷
頂上より

大普賢岳と行者還岳
頂上より
鉄山
鉄山平より
苔むした樹林帯
修覆山の上り
エビのしっぽ
修復山頂上付近
倒木帯末端部
弥山神社裏より

登山口からいきなり急な登りが続くが、その分順調に高度も稼ぐことが出来る。また視界も意外と良く、登るに従いバリゴヤノ頭や稲村ヶ岳・行者還岳・大普賢岳と名だたる山々が現れ、きつい登りだが疲れを忘れさせてくれる。鉄山は古い地図では三ツ塚と表示されているように三つのピークからなり、中央のピークが頂上となる。いずれも上り下り共に急峻だが、手がかり足がかりはしっかりしているので、危険は特に感じなかったが気を抜くことはできない。頂上は北側に開け、稲村ヶ岳・大普賢岳をはじめ金剛・葛城・二上まで素晴らしい眺めだ。
鉄山から30分程で鉄山平と呼ばれる尾根が広く開けたところに出る。ここから見る鉄山とその後ろに聳える大普賢岳の眺めもまた格別だ。ここからいよいよ修覆山の上りとなる。短い間だが尾根が痩せた箇所がありトラバース気味に抜けると、苔むした樹林帯に入る。曇っていれば陰気な感じの樹林帯だったと思うが、今日は快晴で日の光が樹林に差込み、足元の苔も輝き実に美しい。樹林の中は思った以上に踏み跡があり、また薄れてはいるが木に着けられた赤いペンキも所々残っており、これらを3人の目で確認しながら迷うことなく修覆山に到着。この付近、前日までの冷え込みで出来た樹氷が、太陽に暖められ水滴が雨のように落ちて来る。また枝にしっかり残ったエビの尻尾は青空に映えてとても綺麗だ。
修覆山を過ぎるといよいよ倒木帯に入る。当然大小の倒木を超えて行くものと覚悟していたが、弥山から修復山を一度往復しているオーさんの巧みに倒木を避けるコース取りに助けられ、おかげで障害物競走をせずに、ほぼ予定時間に弥山に到着した。
小屋前で昼食とコーヒータイムとし、いつものことながら山の話で盛り上がる。
弥山から先は3人とも歩き慣れた道、既に葉も落ちた奥駈道を余韻に浸りながらノンビリとトンネル西口へと下った。

その他・見所・関連山行
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