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室生火山群 大洞山1013m尼ヶ岳957.7m    三重県津市美杉町・伊賀市


大洞山(20031123)
              



C'20.01.25.尼ヶ岳〜大洞山 D'21.03.31三多気〜大洞山
@'03.11.23大洞山〜倉骨峠〜尼ヶ岳 A'09.05.23倉骨峠〜大洞山 B'11.11.16尼ヶ岳〜大タワ〜・大洞山

D三多気〜大洞山〜三多気 & 伊勢地のミツマタ
日時:2021.3.31(水) 天気:晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ

現地まで
伊瀬地のミツマタまで
自宅(広陵町)6:15−−桜井−−(R165)−−榛原−−(R369)−−御杖村敷津−−(R368.・422)−−三重県津市美杉町西名原−−7:47伊勢地地域住民センター駐車場(無料)
距離:約59.6km 所要時間:1時間32分
 駐車場は広く、到着時には先着1台有り。群生地から駐車場に戻る頃には、ミツマタ見物と思われる車が次々到着する。その多くが登山姿をしており、私と同じく大洞山や学能堂山への登山前に立寄ったと思われる。
トイレは地域住民センター内のものが利用できるが、ただ土日祝は不可のようだ。

三多気の桜(大洞山)まで
伊勢地地域住民センター9:00ー−−(5)−−9:05三多気の桜駐車場(無料)
距離:約2.2km (直行した場合57.4km) 所要時間:5分 (直行した場合1時間25分)
駐車場は桜並木を挟んで2ヵ所あり。
トイレは三多気の桜駐車場から西へ100m程の所と、真福院にあり。
 

登山コ−スとコ−スタイム
伊瀬地のミツマタ
伊勢地地域住民センタ7:56ー−−(18)−−8:14ミツマタ自生地8:32−−(18)−−8:50伊勢地地域住民センター
所要時間54分 歩行時間約38分(入口まで) 歩行距離:約2.9km
累積標高:+144m/−129m 山で出会った人:約10人
(ミツマタ群生地案内図)
7:58
伊勢地地域住民センター
8:08
大洞山
8:17
ミツマタ
8:18
ミツマタ
8:28
ミツマタ
8:30
ミツマタ
ミツマタ群生地は駐車場から見て南側の山間部に有り、そこに至るまで案内板が角々に設置されているので、群生地まで迷うことはない。
ネットでは見頃は3月中旬〜4月中旬となっていたので、黄色い花が一面に広がる光景が見れるかと予想していた。しかし今年は開花が早かったのか、全体的には白っぽかったが、山林内を広範囲に埋めつくす光景は十分見応え有り。

大洞山

三多気の桜駐車場9:22−−(15)−−9:37真福院9:39−−(24)−−10:03林道登山口−−(39)−−10:42大洞山雌岳10:51−−(18)−−11:09大洞山雄岳11:34−−(21)−−11:55「P894・四ノ峰」−−(10)−−12:05東海自然歩道−−(47)−−12:52桔梗平13:10−−(44)−−13:54真福院−−(13)−−14:07三多気の桜駐車場
所要時間時間45分 歩行時間約3時間50分 歩行距離:約9.9km
累積標高:+773m/−775m 山で出会った人:約20人

9:19
駐車場の桜は丁度見頃
9:20
駐車場の桜は丁度見頃
9:21
老木が目立つ桜並木
9:29
真福院へ
9:37
真福院
9:39
真福院から望む学能堂山
9:39
真福院
9:54
芽吹き始める
10:04
林道登山口
10:11
石段の急坂が続く
10:43
大洞山雌岳
10:49
局ヶ岳・修験業山方面
11:09
雄岳食前
11:10
尼ヶ岳
(伊賀富士)
11:36
倶留尊山、古後山、高見山の眺め
11:41
雄岳北側は急傾斜
11:56
四ノ峰付近
12:06
東海自然歩道に合流
12:23
苔むした石畳みの東海自然歩道
12:53
桔梗平
13:08
満開のタムシバ?
13:30
植林帯から林道へ
14:14
駐車場のしだれ桜
14:17
駐車場のしだれ桜
14:49
駐車場前の桜並木
14:22
駐車場から大洞山を望む
三多気の桜
 気温が高い日が続いていたとは言え、三多気の桜はまだ少し早いだろうと思っていたが、今年は2週間程早く開花し、丁度見頃になっていた。
駐車場〜大洞山雌岳
 大洞山には過去数回登っているが、その多くは倉骨峠からで、真福院から登るのは初めて登った’82年以来だ。
今回歩いた真福院から大洞山に上がった後、北に下り東海自然歩道を経て再び真福院戻るコースは、道標も整備され迷うような箇所や危険な箇所も無い。ただ雄岳から北への下りは滑り易い急坂なので、足元を確認しながらユックリと下る。

C尼ヶ岳登山口〜尼ヶ岳〜倉骨峠〜大洞山〜倉骨峠〜尼ヶ岳登山口
日時:2020.1.25(土) 天気:概ね晴 メンバー:Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
 高見山や三峰山から北側を展望すると、倶留尊山、大洞山、鎧・兜等、特徴有る山容した山々が目に入る。いわゆる室生火山群と称されている山々だ。
高見山や三峰山は頻繁に出掛けているが、これらの山には久しく出掛けていなかったこともあり、雨天の予報が続くなか、几帳な晴れ間を利用し9年振りに尼ヶ岳と大洞山へ。
過去3回は倉骨林道を利用して、大タワ又は倉骨峠から両山を往復していたので、今回は初めてのコースである北側の高尾から入山することにした。

現地まで
自宅(広陵町)6:00−−橿原6:30−−(R165)−−名張−−−伊賀市高尾−−−7:40登山口駐車場
距離:約62.8km 所要時間:1時間40分
 マイカーで北からこのエリアに入るのは初めての為、名張市の夏目交差点を右折してらかは、全てナビ任せで登山口まで行く。ナビ任せの為、一部狭い道路を走行することもあったが、登山口手前を除き概ね2車線で走りや易い。登山口には道路沿いに広い駐車スペースが確保されており、トイレがあるのも有りがたい。

登山コ−スとコ−スタイム
登山口駐車場7:53−−(27)−−8:20桜峠分岐−−(37)−−8:57尼ヶ岳9:10−−(23)−−9:33大タワ−−(12)−−9:45倉骨峠−−(20)−−10:05「P894・四ノ峰」−−(27)−−10:32大洞山雄岳10:38−−(15)−−10:53大洞山雌岳11:31−−(14)−−11:45林道−−(5)−−11:50東海自然歩道入口−−(47)−−12:37倉骨峠12:41−−(10)−−12:51大タワ12:58−−(17)−−13:15巻道分岐−−(10)−−13:25富士見峠分岐−−(4)−−13:29尼ヶ岳北階段下−−(16)−−13:45桜峠分岐−−(24)−−14:09登山口駐車場
所要時間6時間16分 歩行時間約5時間8分 歩行距離:約13km
累積標高:+1208m/−1197m 山で出会った人:5人

7:53
登山口駐車場
トイレ有り
7:55
暫く林道歩き
8:13
林道を外れても植林が続く
8:25
長い急階段
8:47
頂上直下の巻道(富士見峠方面)分岐
8:49
頂上へ長い急階段
8:58
頂上では僅かながら霧氷も
9:01
尼ヶ岳頂上
9:05
倶留尊山、古後山、高見山の眺め
9:06
伊勢湾を隔てて微かに恵那山(左)と南アルプスが
9:12
大洞山
9:22
急斜面を下った後は急な階段の下り
9:46
骨倉峠
10:05
四ノ峰近く
10:25
大洞山(雄岳)手前の霧氷
10:34
大洞山(雄岳)頂上
10:34
尼ヶ岳
後方は鈴鹿山系
10:57
大洞山(雌岳)
11:19
高見山と台高山系
11:20
?留尊山
11:47
林道に下山
11:50
東海自然歩道入口
12:18
尼ヶ岳を見ながら倉骨峠へ
12:21
コケが美しい東海自然歩道
12:38
倉骨峠に戻る
13:16
階段を登り詰めた後は頂上へは寄らず巻道へ
13:25
富士見峠分岐

登山口〜尼ヶ岳
 登山口から暫く林道を歩く。途中何本か林道らしき道が分岐しているが、常に沢沿いを進む。登山口から10数分で小さな木橋が現れ、此処で林道と分かれ橋を左岸から右岸に渡る。登山道は桜峠分岐まで緩やかに上って行くが、桜峠から先は傾斜も徐々に増し、それと共に階段が出現する。通常傾斜が急になると、九十九折になったりするが、此処では直線的に階段が設けられ、しかもウンザリするほど長い、そのうえ頂上に近ずくに従い傾斜は一段と増す。特に頂上直下の階段は一番急で、しかも足元の土が流され丸太風の土留めだけが残った箇所もあって、非常に歩きにくい。
 やっと上り詰めた頂上は、南東方向を除き展望は開け、北には鈴鹿の山、その手前には風車が林立する青山高原、遥か遠くには御嶽や乗鞍が望める。また南西方向には倶留尊山、古後山、それに高見山が、そして南には台高山系と素晴らしい眺めだ。

※なお東海自然歩道は、尼ヶ岳頂上は通らず、北斜面、西斜面を巻いている。(復路通ったルート)

B大タワ〜尼ヶ岳〜大タワ〜大洞山〜大タワ
日時:2011.1.16(日) 天気:曇り時々雪・尾根上は強風 メンバー:オーさん・アイさん・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
前回は大洞山行きを急遽三峰山に変更したが、12日にオーさんが倉骨林道の下見をし、倉骨峠までは行けなくても手前の大タワに上がる登山道までなら、行けそうだと確認してくれた。今シーズン一番の寒波であったが、「行けるとこまで行ければ」との思いで出発する。

現地まで
自宅−−橿原7:15発−−桜井−−(R165)−−榛原−−(R369)−−栂坂トンネル−−(R369)−−御杖村・道の駅8:15−−(R368)−−津市美杉町下太郎生−−(倉骨林道)−−倉骨峠手前8:45着
距離:約70km 所要時間:1時間40分
心配していた倉骨林道は全面雪道になっていたものの、思っていたより雪は少なかった。この林道は勾配も小さく道幅も1.5車線ほどあるので安心して走れる。ただオーさんが確認した通り、倉骨峠手前の大タワに直接上がる登山道が林道を横切る前後で雪が多く、スタッドレスタイヤでもグリップが効かなくなった。大タワへの標識が見えていたのでここに駐車する。

登山コ−スとコ−スタイム
林道P(9:05発)−−(2)−−大タワ−−(43)−−9:45尼ヶ岳9:55−−(30)−−大タワ−−(13)−−10:48倉骨峠−−(35)−−11:09三ノ峰−−(35)−−11:45大洞山雄岳11:55−−(15)−−12:11大洞山雌岳12:19−−(20)−−12:38雄岳−−(35)−−13:13倉骨峠−−(6)−−13:13二ノ峰−−(13)−−13:38大タワ−−(2)−−林道P13:40着
所要時間4時間35 歩行時間約4時間

大タワから暫くは植林内を行く吹き溜まりでは膝まで積雪あり 植林を抜けると頂上まで急な登りが続く 尼ヶ岳(伊賀富士)頂上 大洞山
尼ヶ岳より
倉骨峠
日あたりが良いのか路面に雪は無い
大洞東斜面の東海自然歩道は雪が深く引き返し尾根を往復する 大洞山雄岳から尼ヶ岳を望む 大洞山雌岳から雄岳を望む。 断続的に吹雪く
雌岳にて
雪の倉骨林道
この付近積雪が15cm程ありスタッドレスタイヤでもグリップが効かなくなる。

尼ヶ岳を往復してから大洞山に向う。当初東斜面の東海自然歩道で桔梗平まで行き、ここから大洞雌岳に上がる予定だった。しかし三ノ峰への分岐付近の雪が深く、その先にも吹溜りがあったので早々に東海自然歩道は諦め、尾根に上がることにした。ただ分岐から三ノ峰までも北東斜面になるため雪は深く膝まで潜ることも。三ノ峰まで上がれば幾分雪も少なくなり歩きやすくなる。またこの頃から断続的に吹雪くようになる。尼ヶ岳では視界も良く遠く鈴鹿の山も確認できたが、大洞山雌岳からは雪のため視界は悪く、見えるはずの高見山や三峰山等の展望は得られなかった。積雪は尼ヶ岳よりも多く頂上付近では膝上まで潜ることも。
冬にこの二山に登るのは初めてだが、これだけの雪は珍しいのではと思う。標高はたかだか1000メートル前後だが、先週の三峰山に続き雪山を楽しむことができた。

A倉骨峠〜大洞山〜倉骨峠
日時:2009.5.23(土) 天気:曇り時々晴れ メンバー:Kサン・Mサン・Kサン・坂本
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ: Trackデータ  使用方法
前回は尼ヶ岳も同時に登ったが、今回はのんぴりと大洞山だけ登ることに。

現地までのアクセス

近鉄五位堂駅8:25発−−桜井−−(R166)−−榛原−−(R369)−−栂坂トンネル−−(R369)−−御杖村・敷津−−(R368)−−津市美杉町下太郎生−−(倉骨林道)6km−−倉骨峠10:05着
距離:約70km 所要時間:1時間40分

倉骨林道へは、敷津からR368を北上した場合、下太郎生バス停を右に入る。すぐの橋を渡り、右岸を5〜600m走ると再び橋があり、対岸に渡って右折すれば倉骨林道となる。道は全て舗装されており、林道にしては道幅もあって走りやすい。峠には十分な駐車スペースがある。

登山コ−スとコ−スタイム

倉骨峠(10:10発)---(東海自然歩道・50分)---桔梗平---(林道・5分)---登山口---(16分)---ベンチ---(10分)---11:40着大洞山雌岳13:00発---(16分)---大洞山雄岳---(15分)---鞍部---(20分)---倉骨峠14:00着
所要時間:3時間50分 歩行時間:2時間12

緑の東海自然歩道
美しい野鳥の鳴声も聞けました。
(写真はMサン提供)
雄岳頂上と尼ヶ岳 伊勢三山
(堀坂山・白猪山・局ヶ岳)

大洞山雄岳より
雄岳からの下り鞍部手前まで美しい自然林が続く。

今回歩いたコースは前回と全く同じだったが、東海自然歩道が一箇所崩れており、急斜面を20〜30メートル程下り、再度登り返すように迂回路が設けられていた。
前回は11月も後半で、東海自然歩道沿いの木々は葉を落としていたが、今回は野鳥がさえずる美しい緑の道になったいた。

@大洞山〜倉骨峠〜尼ヶ岳 日時:2003.11.23(日) 天気:晴れ
メンバー:単独
室生火山群を代表する山で有りながら、まだ登っていなかった尼ヶ岳と21年振りとなる大洞岳に、倉骨峠から往復することにした。
2山とも頂上からの眺めは申し分ないのだが、残念なのが大洞山の登りにしろ、倉骨峠から尼ヶ岳への尾根道にしても、手入れされていない人工林に覆われ展望がないことだ。特に一ノ峰から大タワ付近は日も射さず、一人で歩いていると薄気味悪い感じさえする。これが東海自然歩道なのだから尚更驚きである。
ちなみに昭和43年に創元社が発行した”関西の山々”では、「雄岳から北に降りる。下の草原へ相当きつい道だ。この道を下ると尼の登りまでは、立ち木のない、すばらしい高原のハイキング・コースのような道だ。」とある。

現地までのアクセス

往路 自宅(広陵町)6:50発−−−田原本−−−桜井−−(R165)−−榛原−−(R165)−−名張−−(R368)−−美杉村・下太郎生−−(倉骨林道)6km−−倉骨峠8:38着
距離:67、5km 所要時間:1時間48分
復路 倉骨峠13:45発−−美杉村・下太郎生−−(R368)−−御杖村・敷津−−(R369)−−曽爾村・掛−−(R369)−−栂坂峠−−(R369)−−榛原−−−桜井・女寄−−(R166)−−桜井−−−田原本−−−自宅16時着
距離:70km 所要時間:2時間15分

倉骨林道へは、名張からR368を南下した場合、下太郎生バス停を左に入る。すぐの橋を渡り、右岸を5〜600m走ると再び橋があり、対岸に渡って右折すれば倉骨林道となる。道は全て舗装されており、林道にしては道幅もあって走りやすい。峠には十分な駐車スペースがある。

登山コ−スとコ−スタイム

大洞山 倉骨峠(8:55発)---(東海自然歩道・35分)---桔梗平---(林道・2分)---登山口---(15分)---ベンチ---(7分)---10:04着大洞山雌岳10:25発---(16分)---大洞山雄岳---(10分)---鞍部---(9分)---四ノ峰---(4分)---東海自然歩道---(3分)---倉骨峠11:11着
所要時間:時間16 歩行時間:1時間37
尼ヶ岳 倉骨峠(11:23発)---(東海自然歩道・5分)---一ノ峰---(東海自然歩道・3分)---大タワ---(東海自然歩道・14分)---富士見峠への分岐---(直登コース・13分)---12:03着尼ヶ岳12:56発---(8分)---富士見峠・桜峠分岐---(東海自然歩道・8分)---直登コース分岐---(東海自然歩道・12分)---大タワ---(東海自然歩道・6分)---一ノ峰---(東海自然歩道・5分)---倉骨峠13:35着
所要時間:2時間12 歩行時間:1時間14

写真の上にカーソルを置くと簡単な説明が、クリックすれば画像が大きくなります。
倉骨峠(左が大洞山方面、右が尼ヶ岳方面)
倉骨峠
大洞山の東側を石畳の東海自然歩道が通じている
石畳の道
水場付近から見た尼ヶ岳
尼ヶ岳
大洞山登山道の途中のベンチから見た局岳
局岳
大洞山雌岳から見た尼ヶ岳(頂上付近にはまだ自然林が残っている)
尼ヶ岳
大洞山雌岳から見た倶留尊山(右)と古後山(左)
倶留尊山
大洞山雌岳から見た高見山
高見山
大洞山雌岳から見た雄岳
雄岳
大洞山雌岳頂上
雌岳頂上

大洞山には倉骨峠から東海自然歩道を南へ向かう。2〜3分行くと四ノ峰への分岐があるが、ここは引き続き東海自然歩道を行くことにする。道は雑木林の中の苔むした石畳となり、桔梗平に向かって、緩やかに下っている。この時期紅葉は既に終わり殆どに木々は葉を落としていた。(途中水場の標識があるが、水を得るには道から少し下るようだ。)
桔梗平から東海自然歩道を離れ、林道を少し上がると大洞山の登山口に出る。ここから人工林の中の急な石段の登りとなり、途中のベンチのある所を除けば頂上まで展望はない。
雌岳の頂上からは倶留尊・古後山・高見山・三峰山・局岳、それにすぐ北には雄岳に尼ヶ岳、更には伊勢湾と素晴らしい展望が得られる。
雄岳へは一旦鞍部まで下るが、大きな下りではなく、また雄岳の登りも緩やかである。雄岳もまた雌岳と同様展望は申し分ない。休憩もそこそこに出発点の倉骨峠に向かうが、四ノ峰の鞍部まで樹林帯の急な下りが続く。鞍部に着くと左手に地図にはない林道が現れ、ちょっとビックリ。、おそらく倉骨峠へ通じているのだろうか。
四ノ峰を過ぎると尾根から外れ、人工林の斜面を斜めに下ると、まもなく東海自然歩道に出会う。左に行けば倉骨峠へと出る。

尼ヶ岳へは峠から二ノ峰を直登せず、林道と平行した東海自然歩道を行く。一ノ峰から大タワに下り、もう一つピークを超えると、尼ヶ岳の登りが始まる。薄暗い人工林を抜けると、富士見峠への分岐となり、ここから明るい灌木帯の急斜面の登りが頂上手前まで続く。
頂上は意外と広々しており、東側を除いて展望も良く、特に北には遮る山もなく、伊勢湾から四日市方面それに鈴鹿の山々と雄大な眺めが広がっている。また緑が多い景色の中で、鮮やかとはいかないが、見通山からワシの巣にかけての岩壁の紅葉が印象的だ。
帰りは富士見峠へ通じる急な階段を下り、桜峠との分岐を左に折れ、自然林の中の道を直登コースとの合流地点へ向かう。この間短い距離だが、気持ちの良い美しい道だ。
合流点からは、来た道を倉骨峠へと引き返す。

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尼ヶ岳頂上
尼ヶ岳頂上

尼ヶ岳から見た大洞山
大洞山
尼ヶ岳頂上直下の階段
頂上直下の階段


帰りの倉骨林道から見た見通山(左)とワシの巣(左)


見通山とワシの巣

御杖村敷津から見た大洞山
大洞山

その他

津市観光協会ホームページ


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