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大峰・行者還岳(1546m) ・ 七曜岳(1584m) ・ 高塚山(1363m)    奈良県天川村・上北山村



行者還小屋と行者還岳

↑一ノ垰〜高塚山


← 一ノ垰〜行者還山〜七曜岳

高塚山の記録
F’17.6.6 R309〜行者還岳〜高塚山 G’19.06.01 R309〜行者還岳〜R309 H’20.8.5 R309〜行者還岳〜七曜岳
C’12.09.26 R309〜行者還岳〜七曜岳 D’12.10.27 R309〜行者還岳〜R309 E’13.6.8 R309〜行者還岳〜R309
@’04.07.18 行者還トンネル東口〜行者還岳 A’09.05.10 行者還トンネル東口〜行者還岳 B’12.04.24 R309〜行者還岳〜トンネル東口

H「R309・90番〜清明ノ尾〜行者還岳〜七曜岳」往復
日時:2020.8.5(水) 天気晴→曇り メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: TracKデータ  
 梅雨が明けたら直ぐに再始動と思っていたが、明けた途端の猛暑で体が付いていけず(毎年のこと)、一週間遅れの再始動となった。
前回の西大台から3週間経ち・・、鈍った体で高温下で歩くのは避けたいので、できるだけ標高の高い地点からのスタートと思い、90番から(約1070m)行者還岳から七曜岳へ行くことに。

現地まで
自宅・広陵町5:45−−田原本−−桜井−−(新鹿路トンネル)−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−新伯母峰トンネル−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−7:40/R309・90番ポイント
距離 :約76.2km 時間 :1時間55分
この方面に行く際、何時も川上村の道に駅で最初のトイレ休憩をする。時々、私と同じく山登りの格好をした方を見かけることも有るが、知った方と会うのはまず無い。ところが今日は、5月に貝ヶ平でお会いした榛原のSさんとバッタリ、行き先も私と全く同じコースで6人で来られているとのこと。当然別行動となったが、七曜岳の復路でSさんグループとすれ違う。

登山コースとコースタイム
R309・90番ポイント7:55---(31)---8:26清明ノ尾合流(タイタン)---(22)---8:48奥駈道・「P1458」8:55---(36)---9:31行者還小屋9:39----(27)---10:06行者還岳10:13 ---(6)---10:19奥駈分岐---(56)---11:15七曜岳12:00---(50)----12:50行者還岳分岐---(17)---13:07行者還小屋13:19---(41)---14:00奥駈道・「P1458」14:09----(14)---14:23清明ノ尾外れ(タイタン)---(20)---14:43R309・90番ポイント
所要時間 :約6時間48分 歩行時間 :約5時間20分 距離 :約10.8km 歩数:歩
累積標高:差+1072m/-1057m 山で出会った人:8人(単独2人と6人グループ)

8:17
美しい尾根
8:24
桧の大木、清明ノ尾手前
8:49
P1458、一ノ垰方向
8:49
八経ヶ岳と弥山
8:55
行者還岳と大普賢岳
9:04
苔の斜面はトラバース
9:26
行者還岳
9:31
行者還小屋
9:48
水場からガレ場を梯子で上がる
10:06
行者還岳
10:07
弥山が正面に
10:26
奥駈道
10:47
奥駈道
10:59
徐々に険しさを増す
11:07
無双洞・和佐又分岐
11:12
バリゴヤの頭と稲村岳
11:15
七曜岳
11:18
行者還岳と弥山
11:53
大普賢岳
11:58
七曜岳頂上、後方は弥山
13:44
ドクゼリ?ヤマゼリ?
13:58
あと一息でP1458
14:08
色づき始めたシロヤシオ



GR309・90番〜清明ノ尾〜行者還岳〜一ノ垰〜P1516〜一ノ垰〜トンネル東口
日時:2019.6.1(土) 天気 メンバー:単独(一ノ垰〜TN東口はTサンと)
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Tractデータ  使用方法
花の状況
 シロヤシオ奥駈道では沢山のシロヤシオの木があるが、花を付けた木は非常に少ない。花を付けていても花数は少なく、そのうえ落下も始まっているいる。そんな中でもP1516のシロヤシオは多少花数も多い様に感じられた。また蕾も残っており、まだ暫くは楽しめそう。
 クサタチバナ未だ蕾で、開花した花は無い。
 
シャクナゲ行者還岳頂上では見頃だが、花数は少ない。

現地まで
自宅・広陵町5:30−−田原本−−桜井−−(新鹿路トンネル)−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−7:25/R309・90番ポイント
距離 :約76.3km 時間 :1時間55分
出発が遅く、そのうえ土曜日と言うことも有り、R309の90番ポイント手前の路肩は満車の為、鉄階段近くの路肩に停める。
帰路はトンネル東口から90番まではTサンの車に便乗。

登山コースとコースタイム
R309・90番ポイント7:40---(30)---8:10清明ノ尾出合---(22)---8:32奥駈道・「P1458」8:40---(38)---9:18行者還小屋----(29)---9:47行者還岳 9:55---(7)---10:02奥駈分岐10:14---(12)---10:26行者還小屋10:37---(38)---11:15「P1458」11:54---(31)---12:25一ノ垰---(8)----12:33大栂山分岐----(13)---12:46「P1516」13:11---(16)---13:27一ノ垰13:46---(52)---14:38トンネル東口
所要時間 :約7時間 歩行時間 :約5時間 距離 :約11km 歩数:歩
累積標高:差+1027m/-985m 山で出会った人:20数名 ※
※ 頂上から行者還小屋に戻ると、これから行者還岳に向かうTサンとバッタリ・・・、 二人ともに一ノ峠からトンネル東口に下山予定なので、13時30分に一ノ峠で待ち合わせ一緒に下山する。 

7:38
登山口
7:58
新緑の尾根を上がる
8:42
奥駈道と行者還岳・大普賢岳
8:45
シロヤシオ
8:48
弥山
8:48
シロヤシオ
9:01
新たな倒木
9:27
行者還岳の水場
9:40
シロヤシオ
9:49
行者還岳頂上
9:57
シャクナゲ
11:13
シロヤシオ
12:35
P1516へは微かな踏み跡あり
12:39
シロヤシオ
12:41
シロヤシオ
12:47
シロヤシオ
13:08
行者還岳(手前中央)の後方には稲村、山上、大普賢が・・・
13:17
シロヤシオ
14:33
トンネル東口の崩壊現場
14:39
此処の通過は要注意

トンネル東口林道起点の崩落
 確か2011年にも台風の影響で大きな崩落があり、その後ある程度復旧されたが、昨年の台風で再び前回以上の崩落があった模様。
右岸の林道は何とか崩落は免れており、突当りの古くからある堰堤を越え裏側に廻り、堰堤中央に空けられた排水口を潜り表側に出、排水路の段差を乗り越え東口に戻った。


FR309・90番〜清明ノ尾〜行者還岳〜一ノ峠〜高塚山〜一ノ峠〜トンネル東口〜R309・90番
日時:2017.6.6(火) 天気晴のち曇り メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Tractデータ  使用方法
花の状況
 シロヤシオ奥駈道では落下が始まっているいるが、行者還岳頂上付近やP1516ではピークは過ぎてはいるが、まだ綺麗な花も残っていた。特にP1516の尾根筋では多くの花を付けた木もあり。
 クサタチバナ開花した花より蕾の方が多い。

現地まで
自宅・広陵町5:00−−田原本−−桜井−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−6:55/R309・90番ポイント
距離 :約76.3km 時間 :1時間55分
R309の90番ポイントでは、その手前で道幅が広くなっており、3〜4台は駐車可能。
R306は上北山側の工事の為、夜間(18時〜翌朝6時)通行止め。

登山コースとコースタイム
R309・90番ポイント7:12---(30)---7:42清明ノ尾出合---(22)---8:04奥駈道・「P1458」8:14---(39)---8:53行者還小屋----(30)---9:28行者還岳9:40 ---(35)---10:05行者還小屋---(39)---10:44「P1458」10:55 ---(30)---11:25一ノ垰---(37)---12:02大栂山分岐・「P1418」12:10---(28)---12:38高塚山12:57---(30)---13:27大栂山分岐---(37)---14:11「P1516」分岐---(16)---14:27奥駈道---(13)---一ノ垰14:50---(42)---15:32トンネル東口---(18)---15:50/R309・90番ポイント
所要時間 :約8時間40分 歩行時間 :約7時間25分 距離 :約16.2km 歩数:31000歩
累積標高:差+1541m/-1482m
      
7:45
無残な姿になったタイタン
8:15
美しい縦走路(奥駈道)
9:03
急な梯子
水場を過ぎて

9:36
弥山
行者還岳から
10:30
大台ヶ原方面、マブシ嶺、又剣山も
10:32
クサタチバナ
11:29
高塚山は直進、奥駈道は右へ
11:42
高塚山へ美しい森が続く
12:15
一ノ垰〜大普賢に続く大峰主陵
途中の展望岩から
12:37
高塚山直前
12:39
高塚山頂上
12:43
サラサラドウダン
頂上で
14:26
シロヤシオ
P1516尾根、奥駈道近くで
14:27
シロヤシオ
P1516尾根、奥駈道近くで
14:29
シロヤシオ
P1516尾根、奥駈道近くで
14:52
高塚山
一ノ垰からの下りで

R309・90番〜奥駈道・P1458
 尾根は一部植林はあるものの自然林が主体で明るく、傾斜も比較的緩やかで、標高1300m付近で清明ノ尾に合流する。合流地点からは地図に記載が無く今は使用されていない林道が尾根に沿って上がっており、短い間だがこの林道を歩く。標高1350m当りでこの林道を外れ、笹の中に付けられた明瞭な踏み跡を上を目指して登れば、大峰主稜(奥賭道)のP1458に着く。

一ノ垰〜行者還岳
 
行者還小屋までは大きなアップダウンはない。周囲は明るい美しい森で、尾根の美しさは一級品。
視界も所々に開け、弥山や大普賢岳を眺めながら歩くことが出来る。
目的の一つ、シロヤシオはピークは過ぎ落下も始まり、花の付きも相対的に少ない。
行者還小屋の先、水場(今日は涸れていた)からは急な木製の梯子が架けられいるが、濡れていれば滑り易そうなので注意。
行者還岳頂上の南側の崖上に一箇所開けた箇所があり、眼下の奥駈道や弥山が見える。
また頂上にはシャクナゲの木が多く自生しており、花も沢山付いているが、こちらもピークは過ぎ、多くは萎えていた。

一ノ垰〜高塚山
 
奥駈道を5分も歩けば三本栂との分岐がある。P1516を巻く奥駈道と分かれ、目の前の笹の尾根を上がる。上がった所に”小谷林道”の標識があり、此処から足元は笹原に僅かな踏み跡があるだけで、初めての場合不安になるかも知れない。下るに従いこの笹原も消え、それと共に踏み跡も殆ど消える。ただ目印のテープが要所に打たれてているので、見落とさない限り迷うことはない。高塚山へは三本栂との分岐がある1418mピークを越し、100m程下った後40〜50m登り返す。途中には大きな岩が尾根を塞いでいる所もあるが、巻き道が踏まれている。
高塚山頂上での展望はあまり良くないが、南西方向には仏生ヶ岳・釈迦ヶ岳の展望がある。
一ノ垰〜行者還トンネル東口
 上りに使った90番からの尾根に比べると、やや傾斜はきついが道は明瞭で、今回のようにこの二つの尾根を上り下りに使う場合は、 90番から上り、一ノ垰からトンネル東口へ下るのが楽だと思う。
トンネル東口までの林道は数年前の台風で崩れ、一旦綺麗に修復されたものの、その後の大雨等で路面は大きく荒れている。


今日は一ノ垰〜行者還岳間で、奥駈道を縦走されているお二人の男性を含め、10人ほどの方とすれ違ったが、一ノ垰〜高塚山間では誰一人とも出会うことはなかった。


ER309〜清明ノ尾〜行者還岳〜清明ノ尾〜R309
日時:2013.6.8(土) 天気:晴 メンバー:KMサン・MYサン・KIサン・私
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Tractデータ  使用方法
当初、奥駈道とシロヤシオ目的に1日で予定していたが、天候が悪く今日になってしまった。
1日なら見頃だったはずだった奥駈道沿いのシロヤシオも一週間経ち、行者還岳上りで何とか花を付けた木が数本が残っているだけだった。
その分、クサタチバナ群生地では白く可憐なな花が丁度見頃となり、我々の目を楽しませてくれた。

※R309−No.90ポイントからの尾根道は、最近良く利用されているようで、上りでは目印のテープが沢山目についた。しかし、帰りにはP1458の清明ノ尾分岐にあったテープを含め、R309−No.90ポイントに至るまで、テープは殆ど取り外されていた。

現地まで
近鉄五位堂駅(7:45)−−橿原市−−高取町−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−R309・90番ポイント(9:45)
距離 :約81km 時間 :2時間
R309の90番ポイントでは、その手前で道幅が広くなっており、3〜4台は駐車可能。
今日は先着一台あり。

登山コースとコースタイム
R309・90番ポイント(9:55)---(30)---10:25清明ノ尾出合---(22)---10:57奥駈道・P1458---(40)---11:48行者還小屋12:23----(30)---12:53行者還岳 13:05---(29)---13:34行者還小屋13:45---(40)---14:45奥駈道外れ・P1458 ---(18)---14:48清明ノ尾外れ---(26)---R309・90番ポイント(15:14)
所要時間 :約5時間20分 歩行時間 :約4時間弱 距離 :約7.2km

        
9:54
R309−No.90ポイント
前方の階段を上がる
10:20
桧の大木が現われると清明ノ尾は近い
10:29
行者還岳(左)と大普賢岳
11:07
4日前にも歩いた奥駈道、何度歩いても飽きることはない
11:17
道の両側はクサタチバナの群落
11:28
バイケイソウの群落
12:47
名残のシロヤシオ
行者還岳の上りで
12:53
大普賢岳頂上
13:13
大普賢岳
行者還岳分岐付近から
14:11
クサタチバナ



DR309〜清明ノ尾〜行者還岳〜清明ノ尾〜R309 日時:2012.10.27(土) 天気:曇り
メンバー:大槻・西上・楠神・坂本 GPSデータ : Tractデータ
山上ヶ岳の紅葉から2週間たち、それより標高が低い所であれば、再び紅葉が楽しめるかと思い行者還岳に出かける。
奥駈道自体は紅葉の盛りは少し過ぎていたが、尾根両側の斜面の紅葉は素晴らしく、この秋2度目の紅葉を目にすることが出来た。

現地まで
JR王寺駅(7:00)−−橿原市−−高取町−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−R309・90番ポイント
距離 :約86km 時間 :2時間05分
R309の90番ポイントでは、その手前で道幅が広くなっており、3〜4台は駐車可能。

登山コースとコースタイム
R309・90番ポイント(9:14)---(27)---9:41清明ノ尾出合---(23)---10:06奥駈道・P1458---(34)---10:47行者還小屋----(26)---11:16行者還岳 11:54---(20)---12:14行者還小屋---(36)---12:50奥駈道・P1458 ---(14)---13:11清明ノ尾外れ---(19)---R309・90番ポイント(13:30)
所要時間 :約4時間15分 歩行時間 :約3時間20分

9:27
1200mの紅葉はこれから
9:43
早くも大普賢岳はガスに隠れる
清明ノ尾合流点から
9:45
清明ノ尾合流すると今は使われてない林道を僅かだが歩く
10:02
奥駈道・P1458手前の紅葉
10:06
奥駈道・P1458の紅葉
10:07
奥駈道・P1458の紅葉
10:40
奥駈道
尾根上では落葉が始まっていた
10:41
斜面は丁度見頃
11:20
行者還岳頂上から見下ろす
12:53
シロヤシオの紅葉
奥駈道・P1458で
12:56
一ノ垰方面を望む
奥駈道・P1458から



CR309〜清明ノ尾〜行者還岳〜七曜岳〜水太林道 日時:2012.9.26(水) 天気:快晴
メンバー:藤原・坂本 GPSデータ : Tractデータ
4月にR309の90番ポイントから行者還岳に登った際は、天気は良かったものの黄砂ため、展望は得られなかった。しかし今日は快晴のうえ空気も澄み、久振りに素晴らしい眺めが得られた。
また登山口から往復する必要がなく、その分時間的にも余裕が出来、美しい大峰奥駈道を歩く楽しさを、改めて実感することができた。

現地まで
自宅(5:00)−−橿原市−−高取町−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−水太林道登山口−−(R309)−−R309・90番ポイント
水太林道登山口まで:約76km/1時間50分
水太林道は約4km 
水太林道登山口−R309・90番ポイント間:12,5km/25分
今回は2台で出発、1台を水太林道登山口にデポし、もう1台でR309の90番ポイントに向かう。
水太林道は舗装されてはいるが、路面には所々で小石が落ち、また舗装が剥がれ陥没したところもあったが、普通車でも通行可能な状態。
駐車は登山口の橋を渡った所には2・3台分が、橋の手前には1・2台分の空地がある。
またR309の90番ポイントでは、その手前で道幅が広くなっており、3〜4台は駐車可能。

登山コースとコースタイム
R309・90番ポイント(7:36発)---(31)---8:07清明ノ尾合流点---(24)---8:40奥駈道・P1458---(44)---9:35行者還小屋----(19)---頂上分岐---(10)---10:17行者還岳10:37 ---(7)---頂上分岐---(48)---無双洞分岐 ---(5)---11:41七曜岳12:34---(4)---無双洞分岐---(73)---13:41無双洞・水簾ノ滝13:58---(21)---水太林道登山口(14:19着)
所要時間 :6時間43分 歩行時間 :約4時間45分

7:33
R309・No90ポイント
7:43
明瞭な山道が清明ノ尾に続く
8:11
行者還岳(左)〜大普賢岳
8:36
奥駈道手前の清明ノ尾
8:45
色付き始めたシロヤシオ
奥駈道・P1458にて
8:46
八経ヶ岳(左)と弥山
奥駈道・P1458より
9:00
奥駈道
9:32
大台ケ原
行者還岳手前にて
9:58
水場を過ぎて
10:26
弥山
行者還岳から
11:31
無双洞分岐
11:44
バリゴヤの頭(左)と稲村ヶ岳
七曜岳から
11:45
行者還岳(左手前)と弥山
七曜岳から
11:46
大普賢岳
七曜岳から
13:52
水簾ノ滝
水量は多目か

14:19
水太林道登山口
14:23
水太林道から水太覗を見上げる

R309〜奥駈道・P1458
 行者還トンネルの西口及び東口から奥駈道に上がれるが、何れも可也の急坂だ。それに比べればR309から清明ノ尾を経由し奥駈道へのルートは、急坂は少なく歩き易い。登り始めて暫くは植林も見られるが、清明ノ尾に乗ると明るい美しい森へと変わる。
奥駈道・P1458〜行者還岳
 行者還小屋までは大きなアップダウンはない。周囲は明るい美しい森。
水場からは急な木製の梯子が架けられいるが、濡れていれば滑り易そうなので注意。
行者還岳頂上の南側の崖上に一箇所開けた箇所があり、眼下の奥駈道や弥山が見える。

行者還岳〜七曜岳
 七曜岳の上りにかかると岩場も現れ、頂上直下には鎖場もあるが、緊張する程のものではない。
頂上からは大普賢岳・稲村ヶ岳・弥山等、素晴らしい眺めがある。

七曜岳〜無双洞
 分岐からの下り始めは木の根が浮出ており、その上厳しい急傾斜のため、慎重な足運びで下る。
無双洞が近づくと、ザレ場の急斜面となり、スリップに注意。
無双洞の渡渉箇所は、増水時には要注意。

無双洞〜水太林道
 沢沿いの道は一部出水で、流出している箇所もあったが、要所にテープが打たれていたため、迷うことはなかった。

同行者藤原氏のヤマレコ「行者還岳〜七曜岳【大峰奥駈道(北部)#4】」もご覧ください。


B清明ノ尾〜行者還岳〜トンネル東口 日時:2012.4.24(火) 天気:晴れ
メンバー:単独 GPSデータ : Tractデータ
昨日ネットで清明ノ尾を調べていたら、奥駈道から清明ノ尾を経てトンネル東口まで歩いて10分程の国道309号線に下山した記録があった。
天候も良さそうなのでこのルートで行者還岳へ行き、帰りは一ノ垰からトンネル東口に下る予定で家を出る。

現地まで
自宅(6:20発)−−橿原市−−高取町−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−行者還トンネル東口(8:50着)
走行距離:約80km (天ヶ瀬まで70km/90分) 所要時間:2時間45分(走行時間は2時間弱)
ネットでは国道309に降りたつ箇所は鉄製階段になっていたので、山側にある階段を探しつつ、国道をトンネル東口に向って走行する。そしてトンネル東口手前1km前後で2箇所の鉄製階段の存在を確認する。

車はトンネル東口から左の林道に入った所の駐車スペースに停める予定だったが、昨年の台風12号の影響か、林道が登山口方面に100mほどの間流失していた。幸いトンネル東口付近は道幅を広くとってあり、他車の通行に全く支障を与えることもないのでここに駐車する。
なお、一ノ垰からトンネル東口に下山予定のため、林道の流失箇所がなんとか通行できることを確認したのち、国道を下り今日の登り口(鉄製階段)に向かう。

登山コースとコースタイム
トンネル東口(9:12発)---(15)---9:27登山口---(30)---9:58清明ノ尾合流点---(26)---10:24奥駈道・P1458---(30)---11:02行者還小屋---(25)---11:30行者還岳 11:44---(22)---12:06行者還小屋12:25---(66)---13:31一ノ垰---(28)---14:08ナメゴ谷橋分岐---(19)---トンネル東口(14:27着)
所要時間 :5時間25分 歩行時間 :約4時間20分

9:27
上りに使った階段
使用は不適当

9:36
尾根に上がると下からの登山道と合流
9:55
桧の大木
9:58
行者還岳と大普賢岳
10:01
廃棄トラック
10:01
林道を歩く
10:21
P1458直下の上り
10:31
弥山
P1458から
10:35
芽吹き前の明るい奥駈道
11:04
行者還避難小屋
11:13
水場からの上り
11:30
行者還岳頂上
11:31
大普賢岳
行者還岳から
13:28
荒れた一ノ垰避難小屋
13:33
一ノ垰
14:17
下山地点
14:22
崩れた林道
山際をへつるように通過する
15:00
朝上りに使った階段から国道を200m下る。階段上部から登山道あり

2箇所の階段は トンネルに近い方が急だったが、下から見上げるとテープも確認でき、わざわざもう一方の階段まで行くまでも無いと判断し、手前の階段を上る。だが階段から上はテープはあるものの、歩かれた跡は殆ど消え、その上急傾斜で足場も悪い。ようやく尾根まで上がったところ、右手から上がって来る明瞭な道に合流した。どうやらもう一方の階段から続いているようで、近道したつもりが返って時間を費やしてしまったようだ。
尾根は一部植林はあるものの自然林が主体で明るく、傾斜も思っていたよりは緩やかで、標高1300m付近で清明ノ尾に合流する。合流地点からは地図には無く今は使用されていない林道が尾根に沿って上がっており、短い間だがこの林道を歩く。標高1350m当りで林道を外れると、道は不鮮明になるが、とにかく上を目指して登れば大峰主稜(奥賭道)のP1458に着く。
ここから先、行者還岳までは何度か歩いた道、頂上の一角からは大きな弥山が眺められたが、残念ながら黄砂の飛来で霞んでしまっていた。
帰りは予定通り一ノ垰から論所ノ尾を下り、林道流失箇所を慎重に通過しトンネル東口に戻る。

下山後、車でもう一方の鉄製階段まで移動し、朝、尾根に上がった地点まで歩いてみる。こちらは階段上部から明瞭な道が緩やかに尾根に上がっていた。

A行者還トンネル東口から往復 日時:2009.5.10(日) 天気:晴れ
メンバー:単独 Trackデータ  使用方法
台高の馬ノ鞍峰に向け家を出たのだが、大迫ダムに架かる橋を渡った辺りで、三之公林道通行止の看板が目に入る。しかし行けるところまで車で行き、そこから歩けばばと思い先を急ぐが、まさか林道入口から通行止めとは思いもよらなかった。距離は約3.5Km程だが、歩行者も通行可能か不明のため、馬ノ鞍峰は諦め、急遽行者還岳に変更した。

現地まで
自宅(5:18発)−−橿原市−−高取町−−大淀町−−(R169)−−川上村−−(R169) −−大迫ダム−−三之公林道入口−−大迫ダム−−(R169) −−上北山村天ケ瀬−−(R309) −−行者還トンネル東口(8:03着)
走行距離:約98.5km (復路は約80km) 所要時間:2時間45分
5年前はトンネル入口近くの路肩の空きスペースに駐車したが、その後整備されたようで、トンネルに向かって左の林道(5年前は侵入禁止だった)に入って、すぐ左に駐車スペースが確保されており、私が着いた時には既に4台が停まっていた。

登山コースとコースタイム
トンネル東口(8:15発)---(3分)---登山口(8:20発)---(10分)---論所ノ尾合流点---(45分)---一ノ垰---(70分)---天川辻---(5分)---行者還小屋---(25分)---行者還岳(11:23-12:13) ---(22分)---行者還小屋---(70分)---一ノ垰---(30分)---合流点---(10分)---登山口---(5分)---トンネル東口(14:40着)
所要時間 :約6時間25分 歩行時間 :約5時間

鮮やかな新緑
(登山口から少し上がった所で
満開のツツジ
背後のピークは
バリゴヤノ頭
鋭い岩峰の鉄山
(大峰奥駈道より
弥山(左のピークが八経ケ岳)

(大峰奥駈道より)
大普賢岳
左から大普賢岳・小普賢岳・日本岳


(大峰奥駈道より)
新緑前の大峰奥駈道
弥山や大普賢岳を眺めながらの快適な尾根歩き
バイケイソウの群落と大普賢岳 行者還岳頂上
次はシャクナゲが咲く頃に・・・
弥山
行者還岳から見る弥山は実に雄大だ


@行者還トンネル東口から往復 日時:2004.7.18(日) 天気:曇り
メンバー:丹羽・坂本
出発直前まで明神平から桧塚にするか、行者還岳に行くか決めかねていたが、結局コースタイムの短い行者還岳に行くことにした。一月ほど前の新聞に、トンネル東口から奥駈道の一ノ垰へ通じる登山道が整備された記事があったので、このルートを利用することにした。天候は良くなかったが、奥駈道の美しい自然に触れることができた山行だった。

現地まで
往路 広陵町から登山口まで67km   所要時間:1時間55分
広陵町(7:15発)−−−大和高田−−−御所−−(R309)−−大淀町−−(R309)−−下市町−−(R309)−−黒滝村 −−(R309)−−天川村川合−−−行者還トンネル東口(9:10着)
復路 行者還トンネル東口−−−上北山村天ヶ瀬−−(R169)−−上北山村河合・上北山温泉−−−上北山村天ヶ瀬−−(R169)−−川上村−−(R169)−−吉野町−(R169)−−−大淀町−−(R169)−−橿原−−−大和高田−−−広陵町


登山コースとコースタイム

登山口へはトンネルに向かって左の林道に入る。入口にはチェ−ンが張ってあり、立ち入り禁止の札があるが、これを無視して200m少々下ると、右側に登山口を示す立派な道標がある。

現地への到着が遅かったが、幸い一台分のスペースが空いておりそこに車を止める。
早速靴を履き替え登山口を探すが見つからない。一の峠へはトンネルに向かって左の尾根(論所ノ尾?)を上がる筈だが、そこに通じる林道の入口にはチェーンが張られ、おまけに立ち入り禁止の札まで掛かっていた。まさかその先に登山口があるとも思えず、国道を下ったりして探したが見つからない。結局当初の考え通り、トンネル左側の林道に入り、200m程下がった所で登山口を見つけることができた。

所要時間 :約5時間 歩行時間 :約3時間45分28間
トンネル東口---登山口(9:37発)---(10分)---論所ノ尾合流点---(35分)---一ノ垰---(50分)---天川辻---(3分)---行者還小屋---(20分)---頂上(11:49-11:52) ---(18分)---行者還小屋---(55分)---一ノ垰---(25分)---合流点---(7分)---登山口---トンネル東口(14:40着)

登山口 奥駈道 奥駈道脇の笹原と美しい森 帰りの一ノ垰付近の奥駈道

トンネル東口からの道は西口コースに比べ傾斜は緩く、良く整備されており、歩きやすい道である。
一ノ垰からは最近世界遺産に登録された奥駈道を歩くことになる。行者還小屋までは幾つかのピークを越すが、大きな起伏もなく1時間程で行者還小屋に着く。小屋は新しくなっており、室内は広く清潔で、宿泊も可能だ。
頂上へは奥駈道を更に北に進み、行者還岳岩壁直下の梯子を抜け、道が尾根の上に戻る当たりで、左から緩やかに尾根が合流してくる。この尾根が頂上へと続いているのだが、注意していないと見落してしまうかもしれない。
頂上は樹木に覆われ、ガスが出ていたこともあり、展望は得られなかった。

この日は風も強くガスも出るあいにくの天気ではあったが、美しい緑の奥駈道を楽しむことができた。

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