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台高  堂倉山・地池高・マブシ嶺(コブシ嶺) NO−1   奈良県・三重県
これらのエリアは入山者も少なく、道が無いのが普通であって、道があっても不鮮明だったりする。また尾根も広く、注意を怠ると思わぬ尾根に入り込んだりすることもある。入山に当っては国土地理院の地形図、もしくはそれに相当する精緻な地図とコンパスは必携。できれば、現在位置を正確に知ることができるGPSの持参が望ましい。当然、登山初心者だけでの入山は避けたほうがよい。

※尾鷲道には、2015年の夏頃?にある組織により、テープや道標が多数取り付けられた。特にテープは短い区間に何本もぶら下げたり、巻き付けている所がある。

尾鷲辻〜堂倉山〜地池高〜P1344 尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺

I’17.5.23「マブシ嶺」 >J〜の記録 堂倉山〜地池高〜加茂助谷ノ頭
F’14.10.29「マブシ嶺」 G’15.5.22「マブシ嶺」 H’16.5.13「マブシ嶺」
C’13.11.2「マブシ嶺」 D’14.5.24「マブシ嶺」 E’14.9.28「地池高」
@’12.7.10「地池高」 A’12.8.26「マブシ嶺」 B’12.10.31「マブシ嶺」

I大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
 日時:’17年5月23日(火)   天候:晴れ メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
久し振りに23日〜26日の四日間が空いたが、天気が良いのは23日だけ・・・、釈迦ヶ岳にするか迷ったが、堂倉山〜マブシ嶺のシャクナゲ、シロヤシオ、アケボノツツジが気になり、大台ヶ原に向かう。

花の状況
・シャクナゲは堂倉山や尾鷲道で花数も多く殆どの木で満開、今年はシャクナゲの当たり年。
・アケボノツツジは本数は少ないが、P1402とP1352尾根でみられ、丁度見頃だが未だ蕾だけの木も有り。
・シロヤシオはマブシ嶺まで広く分布、ようやく咲き始めたばかりだが、相対的に蕾は少なく、蕾が殆ど無い木も有り。
・ヤマツツジも咲き始めたところで、中には見頃になった木も有り。P1402〜マブシ嶺間に多く有り。

現地まで
自宅4:40−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−6:48大台ケ原駐車場
走行距離:86.9km 所要時間:約2時間08分

登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場7:05---(31)---7::36尾鷲辻7:44---(20)---8:09マブシ嶺分岐---(13)---8:22堂倉山---(15)---8:37堂倉山南側鞍部(白サコ)---(73)---9:57地倉山西側鞍部---(12)---10:11(P1402)10:40---(13)---10:53地倉山西側鞍部---(8)---11:01地倉山(約1450mピーク)---(12)---11:13マブシ嶺11:47---(15)---12:06地倉山・P1352尾根(27)12:33---(82)---13:55白サコ14:05---(14)---14:19堂倉山分岐---(35)---14:54尾鷲辻15:00---(33)---15:33大台ヶ原・駐車場
所要時間:約8時間30分 歩行時間:約6時間 歩行距離:約17.4km 歩数:約31500歩

7:06
下界の天気が嘘のような快晴の駐車場
7:50
周遊路を外れ尾鷲道を進む
8:16
シャクナゲ
堂倉山で
9:02
シャクナゲ
尾鷲道で
9:06
シャクナゲ
尾鷲道で
9:07
シロヤシオが咲き始める
9:35
新緑の尾鷲道
9:46
シャクナゲ
尾鷲道で
10:11
アケボノツツジ
P1402で
10:14
アケボノツツジ
P1402で
10:16
P1402でもシャクナゲが満開
0:21
竜口尾根と大峰山系P1402から
10:28
アケボノツツジ
P1402で
10:41
ヤマツツジ
P1402で
11:10
ヤマツツジ
地倉山−マブシ嶺の間で
11:10
ヤマツツジ
地倉山−マブシ嶺の間で
11:17
マブシ嶺頂上
12:10
満開のシャクナゲ
P1352尾根入口で
12:12
テンネンコウシ高(左)と地池高(右)
P1352尾根から
12:23
アケボノツツジ
P1352尾根で
12:46
大台ヶ原はまだ遠く、復路は手前の尾根上を辿って
13:10
シロヤシオ
13:34
蕾を沢山付けたシロヤシオ
13:50
P1414付近もシャクナゲが一杯


H大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
 日時:’16年5月13日(金)   天候:晴れ メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
2年前はシャクナゲやアケボノツツジ、シロヤシオは当たり年で、20日過ぎに訪れた際には、このエリアでもシャクナゲの花を沢山見ることができた。ただ今年はどの花も開花が早いようで、見損なわない内にと思い、2年前より10日程早く出掛けることにした。
結果
シャクナゲは花の数は2年前よりかなり少なかったが、丁度ピークを迎えていた。
シロヤシオは一部咲き始めの木があったももの、多くは未だ蕾の状態。
アケボノツツジは本数は少ないが、木に寄って差があり、殆ど蕾だけのものもあれば、満開に近い木もあり。
ヤマツツジは何れの木も咲き始めたばかり。

現地まで
自宅4:45−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−6:50大台ケ原駐車場
走行距離:87.1km 所要時間:約2時間05分

駐車場は1〜2割程度しか埋まっておらず、平日とは言え少なめだ。

登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場7:04---(30)---7:34尾鷲辻7:38---(19)---7:57マブシ嶺分岐---(15)---8:12堂倉山---(8)---8:20堂倉山南側鞍部(白サコ)---(78)---9:38地倉山西側鞍部---(15)---9:53(P1402)10:17---(10)---10:27地倉山西側鞍部10:36---(6)---10:42地倉山(約1450mピーク)---(12)---10:54マブシ嶺11:18---(15)---10:33地倉山・P1352尾根(24)12:05---(69)---13:14白サコ13:22---(13)---13:35堂倉山分岐---(36)---14:11尾鷲辻14:23---(35)---14:58大台ヶ原・駐車場
所要時間:約8時間弱 歩行時間:約6時間 歩行距離:約17.3km 歩数:約31000歩

7:39
今まで無かった尾鷲道のプレート、オレンジのテープも過剰なくらい取付けてあった
7:49
大峰南部の山々
8:04
シャクナゲ
堂倉山では今がピークだが
、花の数は2年前の半分程度
8:09
シャクナゲ
堂倉山では今がピーク
8:20
新緑が美しい白サコ
8:20
新緑が美しい
白サコで
8:30
シャクナゲ
P1414で、堂倉山より数は多い
8:36
咲き始めたヤマツツジ
9:46
又剣山と大峰山系
P1402手前から
シロヤシオは未だ蕾
9:54
アケボノツツジ
P1402で、蕾だけの木も有り
9:55
アケボノツツジ
P1402で、本数は少ない
10:22
P1402を振り返って
10:51
地倉山を振り返って
10:55
マブシ嶺
単独の男性は高見山〜尾鷲まで、縦走の途中
11:45
アケボノツツジ
P1352尾根で
此方も本数は少ない
11:46
アケボノツツジ
P1352尾根で
11:52
シャクナゲ
P1352尾根で
12:10
P1352尾根から戻った尾根筋で、シャクナゲ群生地内を通過する

昨年もこの時期マブシ嶺まで行っているが、その際には無かったオレンジ色のテープが多く取付けられ、それがマブシ嶺まで続いていた。ネットで確認したところ、昨年7月にある組織によって取付けられたようで、場所によっては過剰と思えような箇所もあった。一方見苦しいほどあった、荷造り紐や紛らわしいテープは殆ど姿を消していた。
最近は尾鷲辻の先で尾鷲道を外れ、最短コースで堂倉山北側鞍部に行っているが、この分岐にあったテープも取り外されていた。ただ尾根上のテープについては、手は加えられていない。

G大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
 日時:’15年5月22日(金)   天候:晴れ メンバー:Fサン・Uサン・Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
昨年の同時期、このエリアではシャクナゲが満開で、シロヤシオは咲き始めだったが蕾は沢山着けていた。今年も・・と思ったが、先週の池木屋山でシャクナゲもシロヤシオもさっぱりで、今年の山では花は裏年だということがハッキリした。それでもこのエリアは森は美しく、またマブシ嶺やP1402での展望は雄大で得がたいものがあり、今回で6回目の訪問となった。

現地まで
自宅5:00−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−7:00大台ケ原駐車場
走行距離:約85km 所要時間:約2時間


登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場7:10---(31)---7:41尾鷲辻7:47---(20)---8:07堂倉山分岐8:14---(19)---8:33白サコ8:37---(80)---10:11地倉山西側鞍部10:18---(17)---10:35(P1402)10:48---(15)---11:03地倉山西側鞍部---(10)---11:15地倉山(約1450mピーク)---(16)---11:33マブシ嶺12:24---(14)---12:38地倉山---(70)---13:58白サコ14:08---(14)---14:22堂倉山分岐---(33)---14:55尾鷲辻15:00---(32)---15:32大台ヶ原・駐車場
所要時間:約8時間22分 歩行時間:約6時間 歩行距離:約15.1km 歩数:約29500歩

8:38
白サコの新緑
9:07
竜口尾根越しに見る行者還岳
9:51
緑が美しい尾根
10:39
竜口尾根が目前に迫る、中央は又剣山
P1402から
10:41
荒谷山
P1402から
10:44
名残のアケボノツツジ
P1402で
11:05
枝一杯に花を着けたシロヤシオ
地倉山の上りで
11:07
シロヤシオ

地倉山の上りで
11:18
鮮やかなヤマツツジ
地倉山で
11:19
地倉山からマブシ嶺へ
12:02
雄大な眺めを楽しむ
マブシ嶺から
12:50
地池高と加茂助谷ノ頭

コースについてはFと同じ

※※※同行者:F氏のヤマレコはここから※※※


F大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
 日時:’14年10月29日(水)   天候:晴れ メンバー:Fサン・Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
 10日前、堂倉山から加茂助谷ノ頭に行った際、一部色付いた木々のあったが、未だ緑の葉を着けたきもあり、紅葉最盛期まで今暫くかかるだろうと、思っていた。それから10日経ち、堂倉山からマブシ嶺なら標高も同程度であり、丁度紅葉が見頃ではと思い、計画したのだが・・・。

現地まで
自宅5:00−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−7:00大台ケ原駐車場
走行距離:約87km 所要時間:約2時間


登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場7:13---(27)---7:40尾鷲辻7:44---(19)---8:03堂倉山分岐8:09---(11)---8:20白サコ8:26---(70)---9:47地倉山西側鞍部---(15)---10:07(P1402)10:25---(11)---10:36地倉山西側鞍部---(11)---11:45地倉山(約1450mピーク)---(17)---10:04マブシ嶺11:56---(18)---12:14地倉山---(70)---13:54白サコ---(13)---14:18堂倉山分岐---(34)---14:52尾鷲辻15:01---(29)---15:30大台ヶ原・駐車場
所要時間:約8時間17分 歩行時間:約5時間45分 歩行距離:約13.6km 歩数:約28000歩

8:20
堂倉山西斜面
白サコで
8:41
名残の紅葉
カエデ以外はほぼ全滅

9:34
尾鷲道を振り返って
尾根西側に通じている
9:56
又剣山(竜口尾根)と大峰山系
P1402から
10:09
又剣山が間直
左は荒谷山
P1402から
10:10
又剣山から東に続く竜口尾根
P1402から
10:14
竜口尾根
又剣山〜P1320
P1402から
10:15
荒谷山と坂本貯水池
P1402から
10:20
マブシ嶺
P1402から
11:03
熊野灘
マブシ嶺から
10:05
加茂助谷ノ頭と地池高(左)
マブシ嶺から
11:34
竜口尾根と大峰山系
マブシ嶺から
11:44
マブシ嶺三角点
12:27
帰路は尾根を忠実に辿る
13:00
常に右手には熊野灘が
13:57
白サコからは堂倉山の西側を巻く
トロッコ道?に注意
14:09
今日一番の色付き
14:34
最高の秋空


尾鷲辻〜堂倉山分岐〜白サコ
 尾鷲辻から6〜7分程で、尾鷲道は大きく右に折れ、下って行くが、今回は此処を左に入る。僅かな踏み跡とテープを拾いながら広い尾根まで上がり、少し急な斜面をマブシ嶺と堂倉山分岐まで最短コースで下った。
分岐は尾根も広く、涸れた木の幹に赤いペンキで書かれた分岐を示すYの字が良い目印となっている。
左は堂倉山へ、白サコへは右へ堂倉山の西斜面を巻いて行く。白サコまで迷うような箇所は無い。

白サコ〜地倉山西側鞍部
 白サコもまた平坦なところで、直進すれば尾根に上がって行くが、尾鷲道は尾根の西側を巻いている。途中2箇所でやや大きな崩落があり、道は寸断されているが、何れも高巻き道が付いている。尾鷲道は尾根の直ぐ下に通じ、何度か尾根上に上がるとこともある。道が尾根から大きく外れると、地倉山の西側鞍部も近い。
地倉山西側鞍部〜P1402尾根(地倉山から北西に延びた尾根)
 明るくブッシュの無い快適な尾根。ピークの先端での展望はすこぶる良く、正面には又剣山、その左には荒谷山、更に西大台に続く竜口尾根、そしてその背後には、大峰山系の連なりが一望に見渡せる。またアケボノツツジ・シロヤシオ・シャクナゲ・ヤマツツジ等、春には花も期待できる。

地倉山西側鞍部〜マブシ嶺
 鞍部から地倉山へは今回のコースで一番の急斜面だが、標高差で60mほど、さほど時間はかからない。地倉山を緩やかに下ると視界も大きく開け、右手には又剣山に大峰山系の雄大な眺めが飛び込んで来る。雷峠や最高点の前後の潅木帯は煩わしいが、こまめに付けられたテープに従い抜ける。
帰路
 地倉山から白サコまで忠実に尾根を辿る。尾根は明るく見通しもよいが、地倉山の下りとP1414の前後のシャクナゲの群落を除けば、障害となるものは無い。
今年5月には白サコの帰路、トロッコ道?を暫く進んでしまい、今回は注意していたのだが、白サコから数十メートル先で、分岐に気付かず迂闊にもトロッコ道?に進みそうになった。どう見てもトロッコ道の方が歩き易すそうで、注意箇所だ。

※※※同行者:F氏のヤマレコはここから※※※


E大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜地池高〜P1344
日時:’14年9月28日(日) 天候:快晴 メンバー:Fサン・Iサン・私 
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
地池高は2年前始めて訪れており、今回が2度目になる。今日は、時間に余裕があれば更に先に進み、「尾根の状況も確認できれば」と思い、前回より早めに出発する。

現地まで
自宅(5:00発)−−−高取町−−(R169)−−5:35大淀5:45−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−7:00大台ケ原駐車場
走行距離:約87km 所要時間:約2時間
そろそろ大台ヶ原も秋の行楽シーズンに入ったようで、駐車場は半数近く埋まっている。
前夜からの車中泊も結構居られるようで、目隠しをした車も目立つ。
帰りには駐車場外のドライブ゙ウェー路肩にも路駐が見られ、一時駐車場は満車になったようだ。

登山コースとコースタイム
大台ヶ原P7:15---(35)---7:50尾鷲辻---(25)---8:17マブシ嶺分岐8:27---(7)---8:35堂倉山---(42)---9:22鞍部---(28)---9:50地池高10:13---(30)---10:48「P1344」11:36---(25)---12:02地池高12:12---(20)---12:32鞍部---(60)---13:32堂倉山13:33---(7)---13:40コブシ嶺分岐---(34)---14:18尾鷲辻14:26---(37)---15:03大台ヶ原P
所要時間:約7時間48分 歩行時間:約5時間50分 歩行距離:約12.5km 歩数:22500歩

  
8:37
堂倉山
展望はない
8:55
P1432?の岩峰
9:20
鞍部は荒れ気味
9:32
地池高の上りは樹林の中
10:13
地池高頂上
開放的だが、展望は今ひとつ
10:19
地池高を過ぎると倒木が多くなる
10:23
堂倉山(中央)
地池岳南側鞍部から
10:26
秀麗な姿の加茂助谷ノ頭
地池岳南側鞍部から
10:50
P1344の東側には倒木多数
10:52
テンネンコウシ高(左)と加茂助谷ノ頭(右)、中央奥は迷い岳
10:54
熊野灘が間直に
P1344から
11:39
正木嶺(左)と日出ヶ岳(右)
P1344の西側にから
11:39
地池高
P1344の西側にから
12:40
色付き始めたブナ
13:51
ツタウルシ?の紅葉

尾鷲辻〜堂倉山
 尾鷲辻から6〜7分程で、尾鷲道が大きく右に折れ、下って行くが、今回は此処を左に入り、最短コースでマブシ嶺と堂倉山分岐まで行く。
分岐は尾根も広く、涸れた木の幹に赤いペンキの分岐の目印がなければ、マブシ嶺方向に進んでしまうかも知れない。堂倉山頂上は傾斜も無く、だだっ広いところで、三重県の無線中継所があるのみで、展望も全くない。なおマブシ嶺との分岐から頂上まで、道らしきものはない。

堂倉山〜地池高
 頂上から少し先で急に尾根が落ち込んでいるが、此処は右に回り込むように下る。急な箇所は此処くらいで、以降地池高の鞍部手前まで緩やかに下る。正面に何本もの大木の倒木が現れると左に回りこみ、シャクナゲの群落の間をすり抜ると鞍部に着く。鞍部付近は大きく開け、これから行く地池高や、北西方向には正木嶺も望むことができた。又直ぐ北には1432mピークと思われる岩峰も、迫力ある姿を見せている。
鞍部を過ぎると再び樹林内の緩やかな上りとなり、地池高から西に延びた尾根に上がる。後は樹林の緩やかな尾根を20分ほどで地池高だ。頂上まで数箇所ちょっとした岩場があるが、直進できないところは、いずれも左にテープがあり踏み跡も付いている。
頂上は開放感はあるが、展望は今一つだ。

地池高〜P1344
 今度は広い尾根を南へ・・、一段と倒木が多くなり、倒木を迂回しながら、鞍部へ下る。かなり以前に伐採されたと思われる鞍部は大きく開け展望は良く、堂倉山は勿論、東には加茂助谷ノ頭の秀麗な姿が望める。
続くP1344へは、ほんの僅かな上りがあるだけで、時間も掛からない。ただこちらも倒木は多く、尾根筋は荒れているのだが、展望はすこぶる良い。ピーク西側では正木嶺・日出ヶ岳・地池岳が、ピーク東側ではテンネンコウシ高に加茂助谷の頭、遥か遠くには迷岳まで・・・、そして熊野灘がクッキリと見えている。初めて見る絶景だ。
しばし、この眺めを楽しみながら食事を摂った後、立ち去りがたい思いを抑え、帰路につく。

※※※同行者:F氏のヤマレコはここから※※※

D大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
 日時:’14年5月24日(土)   天候:晴れ メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
マブシ嶺はこれで4度目だが、この時期に訪れるのは初めて。
時期的に堂倉山のシャクナゲと、マブシ嶺に至る間でシロヤシオが咲いているのを期待して出発。

シャクナゲは、堂倉山から地倉山手前まで数多くあり、花は丁度身頃。P1414にも多数あり。
シロヤシオの木も多くあったが、一部の木で咲き始めたが、大半はまだ蕾。
アケボノツツジは全く予想していなかったが、P1402で思いがけずアケボノツツジを見る。本数は少ないが、未だ殆ど蕾の木もあり、暫く楽しめそう・・・。

現地まで
自宅4:43−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−6:38大台ケ原駐車場
走行距離:86.5km 所要時間:約1時間55分

土曜日だったが、到着時間が早かったのか、駐車場は十分余裕あり、但し帰りには路駐も多数あり。

登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場6:56---(27)---7:23尾鷲辻7:27---(20)---7:47マブシ嶺分岐---(10)---7:57堂倉山8:03---(7)---8:10堂倉山南側鞍部(白サコ)---(78)---9:28地倉山西側鞍部---(12)---9:43(P1402)9:56---(10)---10:06地倉山西側鞍部---(9)---10:15地倉山(約1450mピーク)---(13)---10:28マブシ嶺10:56---(14)---11:10地倉山・P1352尾根(42)11:52---(70)---13:02白サコ13:13---(14+ロス15)---13:42堂倉山分岐---(30)---14:12尾鷲辻---(30)---14:50大台ヶ原・駐車場
所要時間:約8時間 歩行時間:約6時間40分 歩行距離:約18.3km

7:33
尾鷲道を外れ、近道に入る
7:48
堂倉山とマブシ嶺との分岐
7:48
堂倉山とマブシ嶺との分岐の新緑
7:53
堂倉山のシャクナゲ
8:11
白サコ
8:34
竜口尾根、丸塚山・五兵衛平
8:41
咲き始めたシロヤシオ
8:43
咲き始めたシロヤシオ
9:16
道の両側にシャクナゲが続く
9:26
地倉山西斜面のトラバース道
9:36
P1402に向かう
9:43
アケボノツツジ
P1402で
9:47
アケボノツツジ
P1402で
9:49
緩やかや尾根が左に落込む辺りが大蛇ー
P1402から
9:50
又剣山と荒谷山(左)
P1402から

10:29
熊野の海
マブシ嶺から
10:36
竜口尾根と大峰山系
マブシ嶺から
11:55
シャクナゲ
地倉山の下りで

12:33
シロヤシオ、多くは蕾
P1362とP1414の中間付近で
12:38
シロヤシオとシャクナゲ
P1414の上りで
12:43
咲き始めたシロヤシオ
P1414の上りで
12:43
ピンクがかかったシロヤシオ
P1414の上りで
12:55
P1414はシャクナゲがいっぱい
13:25
白サコから道を間違える、旧トロッコ道か?

尾鷲辻〜堂倉山・マブシ嶺分岐
 尾鷲辻から5分程で、尾鷲道が右に大きく折れる地点の左に、踏み跡が有りテープも打たれている。以前ここを入り、右よりに進み2度コースを間違ってしまったことがあった。
今回はそのまま直進し、僅かな踏み跡とテープを拾いながら広い尾根まで上がり、少し急な斜面を分岐へと下った。
※前回堂倉山の帰りに、鞍部(マブシ嶺分岐)付近から直接尾根に上がる箇所にテープあるのを確認していた。地形図で尾根は1560m辺りで、尾鷲道と接近していることが判明。

P1402尾根(地倉山から北西に延びた尾根)
 明るくブッシュの無い快適な尾根。ピークの先端での展望はすこぶる良く、正面には又剣山、その左には荒谷山、更に西大台に続く竜口尾根、そしてその背後には、大峰山系の連なりが一望に見渡せる。またアケボノツツジ・シロヤシオ・シャクナゲ・ヤマツツジ等、花も期待できる。この日の状況はアケボノツツジが咲き(まだ殆ど蕾だけの木も・・)、ヤマツツジは咲き始め、シロヤシオは未だ蕾、シャクナゲが既にピークを過ぎ萎れた花が目立った。
P1352尾根(地倉山から東に延びた尾根)
 地形図で見ると、この大きな尾根はP1352まで緩やかで、その先で急激に落込んでいる。
足元には枯れ枝が散乱しているが、途中まで目立ったブッシュはない。尾根北側にはシャクナゲが多くあったが、何れも既にピークを過ぎた萎れた花ばかり。
中間辺りの小ピークでシャクナゲの密生地に入り込むが、掻き分けてまで先に行く気にはなれず、この地点から引き返す。

白サコからのもう一本の道
 歩き始めて直ぐ、以前とは道の感じが違うような気がしたが、まさかもう一本あるとは思わず、そのまま進む。しかし一向に堂倉山分岐が現れず、その内に道が流された箇所も前方に見え、ようやく間違ったことに気が付く。白サコまで戻るのも面倒なので、尾根が一番低くなった地点まで戻り、斜面を上がること1〜2分で、堂倉山分岐に出た。

C大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
日時:’13年11月2日(水) 天候:晴れ→うす曇 メンバー:Fサン・Iサン・私
GPSデータ : 尾鷲辻〜マブシ嶺間はBと同じ
今シーズンの紅葉の状況を思うと、紅葉は余り期待できそうもないと思いつつ、尾鷲辻で遊歩道から別れ、尾鷲道に入る。
案の定、昨年は堂倉山分岐手前から色づいていた木々が、今日は多くの木が葉を落とし、かろうじて葉を残した木も色づきは悪く、早々に淡い期待も打ち砕かれる。
ただその分視界も良くなり、先週行ったばかりの竜口尾根も、しばしば右手に見みることもでき・・・。
また、地倉山からマブシ嶺間では遮るものは無く、荒谷山から始まり西大台へと連なる竜口尾根の大展望が待っている。
特にマブシ嶺の正面、東ノ川の対岸に対峙する又剣山の姿と、荒谷山の東面が急角度で、湖面へと一気に900m近く落込んでいる姿は、迫力があり見飽きることはない。

現地まで
自宅(4:30)−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−大台ケ原駐車場(6:25)
走行距離:86.7km(自宅から) 所要時間:約1時間55分

連休の初日で、紅葉を求め多くの入山者が予想されることから、7時までに駐車場に着くよう出発する。到着時、駐車場は予想通り、既に半分ほど埋まっていた。
尚、帰りには、駐車場から溢れた車の路上駐車の列は、川上辻まで延びていた。

登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場6:38---(29)---7:07尾鷲辻---(27)---7:38堂倉山分岐---(12)---7:50堂倉山南側鞍部(白サコ?)---(80)---9:28地倉山(約1450mピーク)---(15)---9:50マブシ嶺10:28--(13)---10:43地倉山---(75)---12:28白サコ---(10)---12:45堂倉山---(6)---12:56分岐---(40)---13:40尾鷲辻---(30)---14:12大台ヶ原・駐車場
所要時間:約7時間24分 歩行時間:約5時間35分 歩行距離:約15km

7:51
数少ない紅葉
8:03
谷筋はまだ葉も残り、色づきもまずまず
8:19
竜口尾根
左から又剣山・丸塚山・五兵衛平・P1320・・・西大台へと続く
8:44
一旦尾根と合流
尾根上は殆ど葉は残っていない
9:22
竜口尾根最南端の荒谷山、ダム湖まで一気に落込む
地倉山西側鞍部から
9:55
マブシ嶺頂上
光山、マブシ嶺の山名板
10:05
又剣山(竜口尾根最高峰)、後方には大峰山系が霞んでいる
マブシ嶺から
10:07
地倉山南東斜面の紅葉
10:22
地倉山南東斜面の紅葉(アップで)
10:58
尾根は同じ様な標高で続いている(復路)
11:47
枯れて斜めに傾いた大木に寄生したドウダンツツジ?
11:59
数少ない紅葉

行きは尾鷲道を、帰りは尾根上を歩く。コース説明はAを参考にして下さい。

同行者 F氏の”ヤマレコ”もご覧ください

B大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
日時:’12年10月31日(水) 天候:晴れ メンバー:Fサン・坂本
地理院地図 地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ

現地まで
自宅(4:20)−−−高取−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−大台ケ原駐車場(6:55)
走行距離:85km(自宅から) 所要時間:約1時間55分


登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場(7:05発)---(32)---7:37尾鷲辻---(28)---8:09堂倉山分岐---(12)---8:21堂倉山南側鞍部(白サコ?)---(90)---10:01約1450mピーク(地倉山?)---(10)---10:21マブシ嶺11:13---(13)---11:26地倉山---(65)---12:38白サコ12:44---(10)---12:54堂倉山---(5)---13:06分岐---(35)---13:41尾鷲辻13:50---(22)---14:12大蛇ー14:25---(23)---14:48尾鷲辻---(28)---大台ヶ原・駐車場(15:16着)
所要時間:約8時間10分 歩行時間:約6時間15分 歩行距離:約18km

7:40
尾鷲道
7:57
倒木のため道が解りづらい箇所
8:04
大台周遊路では終わった紅葉も此処では見頃

堂倉山分岐手前で
8:23
白サコ付近
8:24
白サコ付近で
8:45
白サコを過ぎて
8:57
崩壊箇所
8:58
大台ヶ原を望む
崩壊箇所上部から
8:59
岩壁を流れ落ちる滝

崩壊箇所上部から
9:50
荒谷山と又剣山

地倉山直下より
9:52
大台ヶ原を望む

地倉山直下より
10:05
約1450mピーク(地倉山?)
10:24
マブシ嶺(コブシ嶺)
10:28
加茂助谷ノ頭

マブシ嶺から
11:04
マブシ嶺から更に南に続く尾根
11:08
竜口尾根
マブシ嶺から
11:11
大台ヶ原と地倉山

マブシ嶺から
12:06
帰りP1362を過ぎて
12:07
帰りP1362を過ぎて
12:59
堂倉山頂上
13:08
堂倉山とマブシ嶺との分岐
13:13
堂倉山下り分岐を過ぎて
14:18
大蛇ーから
14:25
大蛇ー
向いは竜口尾根

同行者:F氏のヤマレコ”大台ケ原〜マブシ(コブシ)嶺(おまけに大蛇ー)”もご覧ください

A大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜マブシ嶺
日時:’12年8月26日(日) 天候:くのり時々雨 メンバー:オーサン、アイサン、私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
7月10日地池高に行った後、近い内にマブシ嶺にも行ってみたいと思っていた。
天気予報を確認し今日に決めたが、大型台風の沖縄接近もあってか、「近畿南部は雨の降ることもある。」に変わってしまった。淡い期待を持って出かけたが、さすがは雨の大台ヶ原、合羽を着ての出発となった。

現地まで
自宅(5:05)−−−道の駅・吉野路大淀(6:00)−−(R169)−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−大台ケ原駐車場(7:15)
走行距離:85km(自宅から) 所要時間:約1時間15分(道の駅・吉野路大淀から)

昨年9月の台風12号の影響で通行止となっていた、大台ヶ原公園川上線がようやく通行可能となり、これで迂回路を利用しなくなった分、距離・時間共に若干短くなった。
心配していた雨は、大台口トンネル当りから降出し始める。
あいにくの天気にもかかわらず、夏休み中のためか、駐車場は半分ほど埋っていた。

登山コースとコースタイム
大台ヶ原・駐車場(7:34)---(32)---8:06尾鷲辻8:15---(32)---8:47堂倉山分岐---(13)---9:00堂倉山南側鞍部(白サコ?)---(95)---10:41約1450mピーク(地倉山?)10:45---(16)---11:01マブシ嶺11:09---(16)---11:25地倉山11:42---(70)---12:52白サコ13:00---(12)---13:12堂倉山13:20---(8)---13:28分岐---(42)---14:10尾鷲辻14:24---(40)---大台ヶ原・駐車場(15:05)
所要時間:約7時間30分 歩行時間:約6時間15分 歩行距離:約15km

8:07
尾鷲道
尾鷲辻東屋から
8:48
堂倉山分岐からマブシ嶺へ
9:26
道は尾根の西側を行く
10:47
約1450mのピーク(地倉山?)
11:02
霧のマブシ嶺
11:07
頂上の山名板
コブシ嶺の表示の中マブシ嶺が1枚

出発時は霧雨になっていたが、回復も望めそうはなく、途中で着るのも面倒だと思い、出来るなら着たくはないが、合羽を着て出発をする。尾鷲辻へは駐車場から最短コースの中道を歩くが、整備された石畳風の遊歩道は、濡れて歩きにくい。
前回は尾鷲辻から10分足らずの所で、本ルートを外れてしまい少し迷ってしまったが、今回もまた全く無意識のうちにこのルートにのってしまった。帰り確認したところ、右に下る箇所で、左に明瞭な道と良く目立つリボンが先に目に入ったため、こちらに誘導されてしまったようだ。
堂倉山は帰りに寄ることにし尾鷲道を坦々と進む。途中数箇所で斜面が崩落し、道が消失していたが、何れも高巻くことで通過する。
後はスンナリマブシ嶺まで行けるはずだったが、先程まで有ったテープが急に見えなくなった。おしゃべりに気をとられ、油断してしまったようで、GPSで確認するとP1402の方向に進んでいた。
早速進路を修正し、約1450mのピーク(地倉山?)へ直登する。このピークには1450mと記したプレートはあったが、山名板は見当らない。
以降尾根は明瞭で、途中にはアセビの茂みはあるが、これを抜けると程なくマブシ嶺に着く。
頂上は大きく開け、晴れていれば尾鷲の海や荒谷山・又剣山、それに大峰山系が見えた筈だが、今日はそれどころか頂上に着くなり、雨が再び降出す始末で、最悪の日となってしまった。
写真だけを撮り、先ほどの1450mのピークまでもどり、此処で軽く行動食を摂っる。下りは約1384mの小さな起伏の手前まで尾根を忠実にたどり、尾鷲道と合流する。以降堂倉山南側鞍部(白サコ?)まで尾鷲道歩く。
堂倉山への上りは緩やかだが、踏み跡も見当たらず、歩き易い所を選んでとにかく上へと進み、10分少々で三角点の少し左に出た。こちらも写真を撮っただけで、分岐まで下る。
分岐から先は前回の地池高同様、立ち木の付けられた赤いペンキが良く目立ち、スンナリと尾鷲辻まで戻ることができた。

@大台ヶ原駐車場〜尾鷲辻〜堂倉山〜地池高
日時:’12年7月10日(火) 天候:晴れのち曇り メンバー:単独 
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
大台ヶ原周辺には、△△高と名のつくピークが幾つかあり、ネットにはこれらのピークを登った記録もあり、以前から気になっていた。
今日は近畿一円、何とか日中は天気が持ちそうな予報をうけ、大台ヶ原駐車場から比較的距離が短く、短時間で往復できそうな地池高に行くことにした。

現地まで
自宅(6:13発)−−−高取町−−(R169)−−大淀−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−(R169)−−上北山村−−−大台ケ原駐車場(8:10着)
走行距離:92.5km 所要時間:約2時間

晴れて雨の心配が無いとはいえ、まだ梅雨は明けておらず、駐車場には10数台停まっているだけ。こんなにガラガラの駐車場を見るのは初めてだ。

登山コースとコースタイム
大台ヶ原P(8:30)---(36)---9:06尾鷲辻---(40)---9:55マブシ嶺分岐---(9)---10:04堂倉山---(54)---11:08地池高11:27---(52)---12:26堂倉山---(9)---12:35コブシ嶺分岐---(44)---13:19尾鷲辻13:36---(36)---14:12正木嶺---(15)---14:27日出ヶ岳14:35---(36)---大台ヶ原P(15:11)
所要時間:約6時間40分 歩行時間:約5時間30分 歩行距離:約13km

8:31
大台ヶ原駐車場
9:06
尾鷲辻
9:14
尾鷲道
9:55
マブシ嶺と堂倉山分岐
10:04
堂倉山頂上の無線中継所
10:05
堂倉山頂上
10:28
鞍部手前の尾根
10:29
P1432?の岩峰
鞍部手前より
10:39
鞍部へはこの倒木の手前を左に
10:43
正木嶺
鞍部から
10:45
地池高
鞍部から
10:57
地池高手前の尾根
11:20
地池高頂上

大台ヶ原は何度も訪れているが、尾鷲辻から先尾鷲方向は全く未知の領域。
尾鷲辻の東屋から周遊路を外れ、ミヤコ笹の中の細い道に進む。東大台の周遊路のように整備はされていないが、道として認識できるトレースがあり、またテープも結構あり堂倉山手前までは問題なく行けると思っていた。
ところが尾鷲辻から10数分のところで、コースを外れたことに気付く。早く気付くことができたので、大幅な遅れも無く本ルートに戻ることが出来た。原因は帰りに探るとして先へ進む。
堂倉山への分岐は尾根も広く、涸れた木の幹に赤いペンキの分岐の目印がなければ、マブシ嶺方向に進んでいたかも知れない。堂倉山頂上は傾斜も無く、だだっ広いところで、三重県の無線中継所があるのみで、展望も全くない。なおマブシ嶺との分岐からは、道らしきものはない。
頂上から少し先で急に尾根が落ち込んでいるが、此処は右に回り込むように下る。急な箇所は此処くらいで、以降地池高の鞍部まで緩やかに下る。鞍部付近は大きく開け、これから行く地池高や、北西方向には正木嶺も望むことができた。又直ぐ北には1432mピークと思われる岩峰も、迫力ある姿を見せている。
鞍部を過ぎると再び樹林となり、緩やかな尾根が地池高へと続いている。
今日は晴間は広がるが、近畿南部では湿った空気が入り、午後から時雨れることも有り、との予報だった。この予報どおり地池高についた頃には、時折薄日は射すものの上空は雲り空にかわる。頂上は明るく南西に開けているが、ガスのため展望は優れない。
いつもなら頂上で小一時間過ごすこともあるが、ガスで見通しが悪くなっては、道迷いの原因にもなりかねず、早々に頂上を後にする。

往路でコースから外れた箇所は、確かに倒木もあり、道も不鮮明でだった。帰りは立木に着けられたペンキも目立ったこともあるが、難なく問題箇所を通過した。「何でこんなところで・・」といった感じだ。
帰宅後、地形図上にGPS軌跡を表示させたところ、問題箇所の手前で、行き帰りのルートが違っていた。行きは帰りより斜面の上を歩き、問題箇所に向かって下っていた。たまたま倒木があったので、周囲をよく確認もせず、本来のルートより更に下ってしまったのが原因のようだ。

尾鷲辻近くまで戻ると、幸いにも青空が出ている。時間も早かったので、日出ヶ岳を回って帰ることにした。正木嶺では地池高が見えるかと思っていたが、この方向はガスのため、確認は出来なかった。

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