今日(2000年6月5日月曜日)は保護者の方に呼ばれて、小野小学校のプールの点検にごいっしょさせて頂きました。
その時の危険だと以下のように指摘された、飛び込み台が6月12日夕方に撤去されました。(^^)V
4. 各コースに飛び込み台(ひざ下ぐらいの高さ)が設置されているが、
このごろの子どもは身長があり、また水深が浅い場合は、プール底部と衝突し
頭部、頚部、脊椎損傷の事故が起っているので、取り外すべきだ。
文部省では基準がないので、日本水泳連盟の基準を援用した判決が横浜などであり、
1億円を超える損害賠償判決が出ており、横浜では飛び込み台は撤去されている。
(日本水泳連盟のプール公認規則=1.2m以上の水深でなければ飛び込み台を
設置
できない)
当小野小学校も以上の規則に違反している。
現場に来ておられた教育委員会の大窪さんは撤去する方向で検討すると、お答えをされ
ていました。
(プール本体および飛び込み台はプラスチックで出来ており、仕様書ではボルト止めで
飛び込み台は本体より取り外し可能となっている。)
◎6月5日以降の動向報告
6月9日金曜日午前9時過ぎ教育委員会へ行き、大窪さん、中村部長同席とお話する。
砂川: 小野小学校の危険な飛び込み台、撤去する方向で検討すると言われていましたが、
どうなりましたか??
大窪: 何回も塗装が行われており、飛び込み台を外すために開けなくてはいけない、化粧版の
ねじ山が塗料で埋まってしまっていてねじがまわせない。
砂川: ということは、撤去されないという方針なんですか??
大窪: (他の学校の場合の話をする。)
砂川: さきほど、「小野小学校の化粧版のねじ山が塗料で埋まってしまってねじがまわせない。」
と言われたのは、撤去しないという風に聞こえるのですけれども、どうなんですか??
大窪: (他の学校の場合の話をする。)
砂川: 時間がないのでまた後で話に来ます。
6月12日月曜日午前10時ごろ教育委員会へ行き、大窪さんと再度お話をする。
砂川: 小野小学校の危険な飛び込み台、撤去されるんでしょうか??
大窪: こんシーズン始まりまでに撤去する様業者と話している。
砂川: 他の学校の状況はどうですか??
大窪: 小松小学校
コンクリート製プール、
飛び込み台は撤去しない。
なぜなら、今シースンで既存のプール撤去し新設する。
木戸小学校
FRP製≒強化プラスチック製プール、6年前製作
飛び込み台はシーズン前に撤去する。
排水バルブ、カギはかからないが、鋳物の鉄板でふたがしてあり、バルブのトッテは
付いていない。
排水口は、小野小学校の様に十数口に分散されている。
ワニ小学校
水深0.9m〜1.0m
飛び込み台は今シーズン後撤去する。
なぜなら、アルミの溶接であるから。
排水口二箇所、(30センチメートル角、格子状の蓋、ボルト止めしてある)
志賀中学校
飛び込み台撤去は考えていない。
水深1.35m
排水口二箇所、(30センチメートル角、格子状の蓋、ボルト止めしてある)
砂川: 洗体そう=プールに入る前に体を薬液で洗う水槽、は使用されているのか??
大窪: もちろん全ての学校が使っています。
砂川: 当然の様に言われるが、洗体そうの薬液=次亜塩素酸ソーダ≒塩素溶液により
皮膚病やアトピーがひどくなる、の報告が出ている、
設置の是非や洗体そうの塩素濃度の根拠が文部省としても曖昧のままであるが、
当町の洗体そうの塩素濃度はいくらであるか??
大窪: 知りません、学校薬剤師に任せてあるので、学校薬剤師に聴かないと判らない。
砂川: では、学校薬剤師と直接話させていただきますよ。
大窪: どうぞ
6月12日月曜日午前11時ごろ教育委員会へ電話
砂川: 大窪さんは、「今シーズン始まりまでに撤去する」と言ってられたが、
もうすでに小野小学校はプール開きの日が過ぎてしまっているがどうなのですか??
中村部長: そのとうりです、今業者と出来るだけ早く撤去できるよう、協議している。
砂川: めどはだいたいいつ頃になりそうですか??
中村部長: 業者と協議中のため判らない。
中村部長さん「業者と協議中のため判らない」と言ってられましたが、その日の午後に撤去しましたね (笑)