西国三十三所巡り
■ホームへ
■ボクの細道へ
■三十三所トップへ
第六番 壷阪寺  岩をたて水をたたへて壺坂の 庭の砂も浄土なるらん
壺阪寺に行くのに道に迷った。
169号線を走ればすぐわかったのだが、2回ほどいったことがあるため、そのうろ覚えの道を行ったのが悪かった。少し回り道をしてしまった。
壷阪寺
壷阪寺は、少しにぎやかなお寺である。
敷地内に、目の不自由なお年寄りの施設があり、境内には土産物売り場もある。
また、インドとのつながりが深く、インドの仏様のレリーフがあったり、鬼があったりする。
しかしやはり圧巻は、石造りの巨大な観音様だろう。
立像と涅槃像がある。
ここ壺阪寺は、大宝三年(西暦703年)弁基上人によって開かれたという。
古くから観音信仰が盛んに行われた霊場で、目の守り神にもなっている。
「壷坂観音霊験記」の壷阪寺の名でよく知られている。
身を投げた二人を甦生させた観音様の御利益は大きいのである。
平安時代を代表する随筆「枕草子」の中でも、清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛されている。
たくさんの団体客でにぎわっていた。
ここの十一面千手千眼観音はすばらしいお姿で、参詣者を見ていた。写真についての注意書きがなかったので、撮影した。
これはありがたい。

寺に着いた頃に少し雨がぱらついていたが、参詣の間に晴れてきた。
眼下に大和の景色が、雨模様の中でけぶっていた。
御朱印を頂いた折りに挟んでくれる紙には、

「世の中を観てそれ相応の救いの手をさしのべられるのが観音様です。
さまざまなお姿で時にはやさしく、時には厳しく私たちに接して下さいます。
どこかでやさしく見守っておられまた巡礼の心の中にはいつも観音様がおられます。
巡礼には困難がともないますが、一カ所一カ所順拝して行くにつれ、困難もやがて幸せをつかむものに変わってゆきます。
「同行二人」観音様が巡礼の道連れだからです。
道中お気をつけてお巡り下さい」

と、あった。

壷阪寺 壷阪寺 壷阪寺 壷阪寺
壷阪寺 壷阪寺 壷阪寺
壷阪寺
壷阪寺 壷阪寺  壷阪寺  壷阪寺
  壷阪寺

▲ページトップへ
■ホームへ
■ボクの細道へ
■三十三所トップへ