西国三十三所巡り
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第十八番 頂法寺(六角堂)  わが思う心のうちは六の角 ただ円かれと祈るなりけり
六角堂は革堂と同じく見つけにくかったお寺で、やっと探し当てて中にはいるとたくさんの鳩が迎えてくれた。
鳩の害を防ごうと金網や針を付けてはいるが効き目はなさそうである。
聖徳太子が創建したという寺だが、室町時代からは町衆とのかかわりが深い町堂にもされた。
本堂が六角の建物なので六角堂と呼ばれている。
昔からここが京都の真ん中といわれ、その証拠品という「へそ石」が境内に残っている。第十八番 頂法寺(六角堂)
ここは「六角さん」の名称で、京の町の人々に昔から親しまれてきたという。
寺号は紫雲山頂法寺である。
西暦587年、聖徳太子を開基として創建されたと伝えられている。
本尊は聖徳太子の護持仏といわれる丈1寸8分(約5.5cm)の如意輪観世音菩薩で、平安時代から霊験をたたえた記録や説話も数多くあるという。
平安遷都の折、東西小路のひと筋が通る所に六角堂があたってしまい天皇が使者をたてて今少し南北どちらかに御動座頂くよう祈願されると、へそ石を一つ残し御堂がにわかに5丈(約15m)ばかり北へ退いた話はどのガイドブックにもある。
第十八番 頂法寺(六角堂)
境内には聖徳太子を祀った太子堂があり、2才の頃の南無仏像が安置されている。
この地は、太子沐浴の池の跡ともいわれ、池のほとりに小野妹子を始祖とする住持の寺坊があったところから「池坊」と呼ばれ、この池坊代々の執行によっていけばなが完成されたという。
六角堂は、わが国のいけばな発祥の地であるということをここに来て初めて知った。
京都でこうしたところに行こうとすると、駐車場が少ないので困る。
京都は、やはり足か自転車で古都の風情を楽しみながらじっくり探索するところを実感した。
そうすることで京都の良さを再認識できる。

古びた土塀の崩れたところに歴史を感じ、今に残る町屋の連なりから行くごとに新しい発見があるものだが、自動車で行っては細部を見る事ができずダメである。
京都や奈良でこそ河川敷きなどを活用しパークアンドライドをさらに推進すべきと思う。

六角堂はとにかく鳩が多かった。
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第十八番 頂法寺(六角堂)

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