西国三十三所巡り
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第十六番 清水寺  松風や音羽の滝の清水を むすぶ心は涼しかるらん
清水寺は、雪景色を楽しみにいったが、真冬とは思えない暖かさであった。第十六番 清水寺
ここももう何度も訪れている。
京都観光の定番なので、とやかく言うことはないが、西国33カ所巡りという目的で行くと、また違う目で見ることができる。

清水寺は、1200年ほど前、奈良時代の末の宝亀9年(778年)のに開かれたという。

奈良子島寺の延鎮上人が夢で「木津川の北流に清泉を求めてゆけ」との声を聞きここ音羽山麓に、草庵をむすび、行叡居士より観世音菩薩の霊木を授けられ、千手観音像を彫り、まつったのがおこりという。
その翌々年、坂上田村麻呂が、妻の安産のためにと鹿を打つべく入山した折、延鎮上人に会い、殺生の非を諭され下山し、妻に清滝の霊験、観世音菩薩の功徳を語って、共に深く観世音に帰依して仏殿を寄進、十一面千手千眼観音を安置した。

その後、地蔵尊と毘沙門天とをご本尊の両脇に安置し、本堂も広く造りかえた。

音羽の滝は、音羽の山中から湧出する泉で、金色水とも延命水ともよばれ、わが国十大名水の筆頭にあげられる。これから「清水寺」の名がおこったわけである。私も、水をいただいた。やはりここ清水寺の魅力は、「清水の舞台」から見下ろす京都の景色である。
往時は、今のように大きなビルや看板などもなく、すばらしい景色が展望できたのではなかろうか。第十六番 清水寺
雪が降っていれば、俗っぽい景色が少しでも隠れて、昔に戻れるのではないかと思ったが、現世のままの景色であった。

境内には、さまざまな形の地蔵様がたくさんあり、いかにも御利益がありそうにそこかしこに並んでいる。
それでも、ここからの景色は何度訪れてもいい。

ここ清水寺で、2冊目になる朱印帳を買った。
今までもっていたものが車の中で濡れて使い物にならなくなったからである。
したがって、朱印帳のトップはここ清水寺が来た。

清水に来ると、三年坂などいろいろ歩くところがあり、そして祇園へと行く道は、何度来ても楽しくて、そのたびに新しい発見がある。街はかなり新しくなりつつあるが、是非このままずっとこの景色を残していって欲しいと思う。
第十六番 清水寺 第十六番 清水寺 第十六番 清水寺 第十六番 清水寺
第十六番 清水寺 第十六番 清水寺 第十六番 清水寺 第十六番 清水寺
第十六番 清水寺 第十六番 清水寺

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