大糸線には三角柱の鉄製架線柱(チャンネルポール)が、島内から信濃常盤の間
に一部区間を除いて残っています。
これは国有化される以前の信濃鉄道時代1925年に電化にともなって設置されたも
のでユニークな形状は大糸線特有の景観を形づくっています。
チャンネルポールの色は二色あり、島内から柏矢町までは濃いグリーンで柏矢町を
過ぎると信濃常盤までは、薄いブルーになります。なお信濃大町以北 南小谷までの
架線柱は、一部を除きすべてコンクリート製です。
乗車の機会がありましたら、注意してご覧になってみてください。
2010年6月、有明〜安曇追分間の安曇追分駅よりに僅かに残っていた三角形の鉄製
架線柱が、コンクリート柱に立替られたことにより大糸線からその姿を消してしま
いました。 |
豊科〜柏矢町
豊科〜柏矢町
安曇沓掛〜信濃常盤
基礎コンクリート やはり三角形です
少しづつ、コンクリート柱に更新されています。
信濃松川〜安曇沓掛間で根元から切断されたチャンネルポール
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