「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報Back No.44  

ご意見・感想 を、お待ちしています!
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2003/08/31
「老化抑える物質発見」と米研究チーム 酵母では確認
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200308260134.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/26
 米ハーバード大などの研究チームが、英科学誌ネイチャー(電子版)の最新号に老化を抑える画期的な物質を発見したと発表。「老化抑制の薬につながる可能性がある」と米メディアが詳しく報じたが、実験で寿命延長を確認したのは、酵母を使ったもの。
有機スズ化合物、魚介類内で数十倍に 食物連鎖で濃縮
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200308300258.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/31
 水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(広島県大野町)の池田久美子研究員らが、98年から、日本海中央部の深さ約400mの海底や山陰沖などで底引き網で生物を採取し、有機スズ化合物のトリフェニルスズ(TPT)などの濃度や魚介類の胃の内容物を調べた結果、環境ホルモン=分泌撹乱作用が疑われている有機スズ化合物の一部が、食物連鎖により魚介類の体内で数十倍に濃縮されていることが分かった。有機スズ化合物はフジツボなどの付着を防ぐ船底塗料などに使われていたもので、ダイオキシンなどの残留性有機汚染物質(POPs)に似た生態系での濃縮作用があることを意味しており、汚染の広がりなどが心配される。
チリ産サケから抗生物質 厚労省が検査強化へ
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200308280345.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/29
 チリ産養殖サケから基準値を超える抗生物質オキシテトラサイクリンが検出され、厚生労働省はチリ産養殖サケ・マスとその加工品を輸入する全業者に対し29日、食品衛生法に基づく検査命令を出し、合格するまで流通させない措置を取る。
ビタミン、ミネラルの取り過ぎは良くない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/263370
   ----日経ヘルス ニュース 2003/08/29 
 英国の「英食品標準局」(Food Standard Agency、FSA)は、「サプリメント(栄養補助食品の取り過ぎや、長期間使用で、かえって健康を害することがあると警告している。
 ビタミンCは1日に1000mg以下、カルシウムは1日に1500mg以下、鉄分は1日に17mg以下。ビタミンB6は、1日10mg以下。ベータカロチンは、喫煙者が高用量を長期間使うと、有害。

筆者コメントマーク
 このニュースから、サプリメントの使い方には、十分な知識を持て対応しなければならないことが伺える。健康になる為に摂取している筈のものが、自分の健康を害しているとは中々気づき難いものだから、特に注意したいものだ。

 当サイトでも、再三に渡って申し上げている様に、サプリメントの選び方としては、長期使用に対して問題がないかを考慮すること、特定の成分に偏ったものでないこと、自然食品を原料にしていることを選択の基準にして欲しい。

≪私の健康不安≫
 筆者の「健康不安」と便秘解消法やホームページ開設の背景について、ご紹介しています。

≪サプリメント関連情報≫

健康食品のアマメシバで気管支炎 厚労省が商品名公表
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200308040259.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/05

「危ない食品」東京都が公表へ 法の基準ない品対象
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200307220294.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/07/22

「クロレラ」にワクチンのアジュバント効果はあるか? 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/258612
     MedWaveトピックス 2003/07/24 

消化性潰瘍をビタミンCで防ぐ 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030808hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/08/01

「危ない食品」東京都が公表へ 法の基準ない品対象
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200307220294.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/07/22

コエンザイムQ10の抗加齢作用に疑問符
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/257568
     MedWaveコラム 医師も戸惑う健康情報 2003/07/17 

亜鉛の過剰摂取は前立腺癌リスクを高める 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030711hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/07/02

喫煙者はβカロテン入りサプリメントを飲むべきではない、とUSPSTFが勧告
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/255673
     MedWaveトピックス 2003/07/04 

クロムの補充が糖尿病の改善に役立つのか
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/236506
     MedWaveコラム / 医師も戸惑う健康情報 2003/03/18 

やはり控えるべき、妊娠中のコーヒー
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/233534
     MedWaveトピックス 2003/02/28 

ビタミンAの過剰摂取 骨折の危険性高める
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030128so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/01/28

フッ素入りガム、ベルギーで禁止 
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002080100275.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/08/01

2003/08/22
筆者コメントマーク
 実は私の足も水虫になって30年以上経つのです。 仕事の忙しさにかまけて手入れを怠ってしまった時期があり、いつのまにか爪もぼろぼろになってしまっていたのです。このようにならないためにも、今回の情報を元に、根気良く手を打つことをお勧め致します。40歳代を過ぎるころには、私と同様に爪もぼろぼろにならないことを祈りつつ、新薬登場のご紹介を致します。
新成分と根気で水虫撃退
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200308180163.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/18
 今年は医療用に使われていた成分を含み、効き目が強くなった「新世代薬」の新しい市販薬が登場し、人気を集めているそうだ。その一方で、水虫ではないのに水虫の治療をしている人が意外に多いという調査結果も最近明らかになり、専門医は正しい診断と正しい薬の使い方を忠告している。
 武田薬品工業の「スコルバダッシュ」、久光製薬の「ブテナロック」、佐藤製薬の「ラマストンMX」、杏林製薬の「トークール」、大正製薬の「ダマリンエース」、エスエス製薬の「アトラントエース」などだ。
爪白せんのパルス療法 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa380501.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 最新医療  2003/08/05
  22歳の女性の爪の水虫「爪白せん」の治療例が紹介されている。帝京大病院(東京・板橋)での、抗菌薬を断続的に内服する「パルス(間欠)療法で、3ヶ月弱で元のきれいな爪を取り戻したという。
 パルス療法は、薬の内服を一定期間続けた後に、しばらく休止期をおく治療法。

筆者コメントマーク
 薬を常用されている、特に若き女性の方にお届けする話題と、小さいお子さんを持たれている方や、小学校の先生には必見の話題です。
アスピリンとNSAIDで流産リスク上昇 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030822hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/08/14
 英国医師会誌「British Medical Journal」 8月16日号に掲載された米カイザー財団研究所のDe-Kun Li博士らの研究によると、アスピリンおよびNSAID(非ステロイド抗炎症薬)として知られる鎮痛薬を服用していた妊婦の流産リスクが極めて高いことが、明らかになった。
プール後の洗眼は目に悪影響、習慣的行為に意外な盲点
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/262445i
     MedWaveトピックス 2003/08/19 
 今夏、咽頭結膜炎(プール熱)が猛威をふるっている原因は、習慣的な水道水での洗眼が原因だという。
 水道水で目を洗うと、予防どころか目に悪影響を与える。以前はプール内の塩素濃度が高いため、塩素を洗い流す目的で洗眼を行っていたが、水道水は涙液とは浸透圧が異なるため、角膜上皮障害を起こし易いという。 市販の洗眼液を使用しても、洗眼液中の防腐剤(塩化ベンザルコニウムなど)や界面活性剤が、涙液層を保持するムチン層を洗い流してしまうので、ドライアイを進行させてしまう危険性があるという。

筆者コメントマーク
 肉の刺身は要注意という話題です。食通気取って勧められるままに生の肉を食べて、後悔をしないように、是非一読下さい。
E型肝炎 有力感染源は動物肉 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030819so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/08/14
 兵庫県でシカの生肉によるE型肝炎ウイルスの集団感染が明らかになった。先進国で、初めてE型肝炎の感染源がわかった。北海道では急性肝炎の最大原因と疑われており、感染経路の解明が注目されている。
 E型肝炎は、豚にも感染し、肝臓(レバー)で増殖する。E型肝炎を防ぐには、生肉を避け、加熱して食べることだ。

厚生労働省の「報道発表資料」>「食肉を介するE型肝炎ウイルス感染事例について(E型肝炎Q&A)」2003/08/19 


2003/08/17
がん予防 「1/3以上の削減可能」
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030814so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/08/14
 富永祐民・愛知県がんセンター前総長の推計によれば、日本のガンは1/3以上が予防可能という。喫煙率の半減、肝炎ウイルスなどの感染症対策、塩分・動物性脂肪の摂取量を減らすなど一次予防(予防措置)で25%、主ながんの検診受診率を30%に上げるなどのニ次予防(早期発見)で10%程度は減る計算。 個人の自覚・努力も大事だが、予防薬など新しい予防方法が加われば、効果は更に大きくなるという。

▼禁煙、薬研究など柱に総合戦略

 現在のがん予防薬:

    1.乳がん--「タモキシフェン」は、乳がん発生を半分近くに抑えるが、子宮がんが増えるなど副作用もある。
    2.家族性大腸がん--「セレコキシブ」は、がんにつながるポリープの発生が30%近く減る。
 日本でも予防に取り組む機運が盛り上がってきており、来年度から始まる「第3次対がん10カ年総合戦略」(厚生労働省、文部科学省)の目標は、「がんの罹患率と死亡率の激減を目指して」と、今まで重視されてこなかった予防を強く打ち出している。

 今後の総合戦略で一段と力を入れるのは喫煙対策で、禁煙ががん予防12か条のトップになる。効果的な禁煙方法の開発も計画されている。

 予防薬では、第1候補が解熱鎮痛薬アスピリン。ガン予防への詳しい仕組みは不明だが、欧米では、大腸、肺、すい臓、乳がんなどへの効果が報告されている。

 そして、がんの原因の感染症への対策も柱の1つとなる。肝炎ウイルス(B、C型)と肝がん、ピロリ菌と胃がん等・・。早期診断に役立つ診断マーカーの探索、がんになり易さを遺伝子から調べる研究、食べ物や環境中の発がん物質の危険度評価など、多彩な研究も盛り込まれている。

 画期的な予防技術の開発と共に、個人レベルの「予防への心がけ」、がん予防薬を保険で認めるなどの予防重視への行政施策の転換も必要であり、これら三者が一体となれば、10年後のがん激減も決して不可能ではない。

≪参考≫
大阪府医師会の「健康365日」>「がんはどこまで治るか?」>「がんの原因
 http://www.osaka.med.or.jp/health/images/it_365_064.gif

 このページ中のガンの原因を円グラフに現したものは、如何にタバコが悪く、食餌が大切なのかが判り、上述されている「日本のガンは1/3以上が予防可能」という背景が理解し易いグラフデータとして、お勧めです。
ガンの原因。大阪府の医師会のホームページの画像データです。クリックすれば拡大できます。

ホルモン投与で、乳がん発症率が2倍に−−英がん研究所調査
  http://www.mainichi.co.jp/news/article/200308/09e/023.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学 2003/08/09
 8日付の英医学誌ランセット紙によると、英国のがん研究所による患者100万人を対象にした大規模調査の結果、更年期障害などの治療で女性ホルモンを投与する「ホルモン補充療法」により、乳がんを発症する危険が2倍に増えること分かったという。

≪関連情報≫
 過去にお届けした記事の中から、女性に対するホルモン療法についての記事をPick-Upしてみました。これらの情報から察して、女性ホルモンとガンとはかなり関連が有ると言う事が推察されます。

「早い思春期」は乳癌のリスク?、米の双子研究が示唆  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/251610
     MedWaveトピックス 2003/06/11 
 乳癌に罹り易い体質を持つ一卵性の双子では、先に思春期を迎えた方が、乳癌と先に診断される確率が高くなるという。乳癌になる時期と、妊娠や閉経の時期とには関連がみられず、より早く女性ホルモンにさらされると、乳癌を早く発症し易くなるとみられる。研究結果は、New England Journal of Medicine(NEJM)誌6月5日号に掲載された。
高齢女性のホルモン療法はアルツハイマー病を呼ぶ 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/250160
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/03 
 65歳以上の女性が、エストロゲンとプロゲスティンの合剤で女性ホルモンを補充する療法を行うと、アルツハイマー病やその他の痴呆症にかかりやすくなると言う報告が、5月28日発行の「米国医師会雑誌(JAMA)」で発表された。
肥満だとガン死の割合が高い−−90万人調査 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/244896
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/02 
米ガン協会(American Cancer Society )が1982年から98年にかけて、90万人の米国人を追跡調査した結果、男女とも肥満しているほどガンで死亡する割合が高いことが判ったという。特に、極端な肥満男性ではガン死の割合が一般より52%高く、極端な肥満女性では62%も高いという。
女性の健康、5万人10年間追跡 ホルモン薬の影響調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200303290226.html
     Asahi.com健康 2003/03/29
 更年期障害の治療に使われるホルモン薬や生活習慣が女性の健康にどんな影響を及ぼすか――こんな研究を群馬大の林邦彦教授(医療基礎学)らが始めた。女性の健康に焦点をあてた大規模で長期的な研究は国内では例がなく、看護師5万人に協力を求め、10年間調査する予定。主目的の一つはホルモン薬の影響。乳がんのリスクを高めると指摘されるが、効果も副作用も欧米のデータによるのが大半なので日本人での評価を目指すという。
ホルモン補充療法は「がん発生率高める」−−米国立衛生研究所、臨床試験を中止 
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200207/11-1.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 医療・生殖・生理学 2002/07/11 
『米国立衛生研究所(NIH)は、心臓病などの予防を目的に、閉経後の健康な女性に2種類のホルモンを投与するホルモン補充療法の大規模な臨床試験を中止すると発表した。ホルモン投与を受けた女性の乳がんなどの発生率が高まることが分かり、害が効果を上回ると判断したもので、ホルモン補充療法を受けた女性は、擬薬投与者に比べて、乳がんが26%、血管系心臓疾患が29%、卒中が41%、肺の血栓が2.13倍も増えた。』


鼻炎薬副作用で7人脳出血 厚労省が成分切り替え指示
  http://www.asahi.com/health/medical/TKY200308080286.html
     Asahi.com健康医療・病気 2003/08/09
 厚生労働省は8日、市販の鼻炎薬に広く使われる「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」について脳出血の副作用報告が相次いだとして代替成分への切り替えを製薬業界に指示した。この2カ月で4人の報告があり、2000年に注意を呼びかけて以降計7人になった。PPAは鼻炎薬の8割に配合されているほか、せき止め薬やかぜ薬にも使われている。このうち「ベンザブロック」など6品目が該当する武田薬品工業は、製造販売の中止と代替品への切り替えを発表した。

厚生労働省の「報道発表資料」>「塩酸フェニルプロパノールアミンを含有する医薬品による脳出血に係る安全対策について」2003/08/08 

武田薬品工業の「ニュースリリース」>「塩酸フェニルプロパノールアミン含有製品の製造・販売中止について」2003/08/08


2003/08/10
筆者コメントマーク
 がん「予防食」についての話題が、朝日新聞に取り上げられたのを気に、この種の話題について、気になるサイトをご紹介したいと思います。

 ガンの原因は、食餌による影響が35%と一番高いことは、あまり知られていないようですから、この機会に是非とも認識を改めて欲しい思います。【がん予防12か条】が紹介されているが、日本的な奥ゆかしさから抽象的な表現になっていますので、取り様によっては誰もがガンには罹らないと錯覚されるかもしれません。でも、1997年米国癌研究財団が、世界癌研究基金の協力をえて、食品・栄養と癌予防について、世界的見地から、その時点での食事・栄養と癌に関連する調査の総括的な再検討に基づいた報告書を出版しました。それが、「Food,Nutrition and the Prevention of Cancer:a global perspective」(食品、栄養とガン予防: 世界的展望) であり、「がん予防の食生活14カ条」として、具体的な指針として示されています。

▼世界がん研究財団が纏めた「がん予防の食生活14カ条」の解説が詳しいページ

国立ガンセンター提唱の「がんを防ぐための12ヵ条

 以上の予防の指針を比較して、食事について見直しの切っ掛けとしていただければ幸いです。

 当サイトでもこの種の話題を数回扱っておりますので、そちらの情報も参照頂けば、更に理解が深まるものと思います。

▼当サイトの「食べてガン予防」の「食生活の影響を指摘する国際ガン予防15か条について

がん「予防食」を小冊子に ベターホーム協会が出版
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200308060167.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/06
 「食事に気をつけることで、ガンに罹り難い体に」と、財団法人ベターホーム協会が小冊子「がんを予防する料理読本」を出版した。

ベターホーム協会の「がん予防に関する意識調査」の中の「がんを予防する料理読本

消化性潰瘍をビタミンCで防ぐ 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030808hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/08/01
筆者コメントマーク
 ビタミンCが胃潰瘍に良いということですが、摂り過ぎの害も報告されています。米国立アカデミー医学研究所が奨励するビタミンCの1日の摂取量は、女性で75mg、男性では90mgということですので、くれぐれも注意下さいね。
 カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部のJoel A. Simon博士のチームが、既存の第3回米国健康栄養調査(NHANES III)データを分析した結果、成人6746人のおよそ1/3に、ヘリコバクターピロリ菌に対する抗体があり、アスコルビン酸(ビタミンC)濃度の高い白人では、H.ピロリ菌への感染リスクが25%低いことを発見し、米国医学誌「Journal of the American College of Nutrition」8月号で報告した。
ネクタイが緑内障を引き起こす? 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030808hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/07/29
筆者コメントマーク
 たかがネクタイという話ではない様ですから、きつく感じるならば無理に締めないように致しましょう。
 英国医学誌「British Journal of Ophthalmology」8月号に掲載されたニューヨーク眼科耳科病院のRobert Ritch博士の報告によれば、ネクタイをきつく締めすぎると眼圧が上昇し、緑内障が発生する危険性が高まるとのこと。
1日1食のトマト料理が心疾患を防ぐ 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030804hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/07/21
筆者コメントマーク
 トマトが心臓病に良いというデータが又追加されることになりました。
 米国医学誌「American Society for Nutritional Sciences」7月号に掲載されたハーバード大学の新しい研究報告によれば、1日1回、ピザやトマトソースなどのトマト料理を食べることにより、心疾患のリスクが30%近く軽減するという。
ストレスが続くと病気になりやすくなる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/256475
   ----日経ヘルス ニュース 2003/07/10 
筆者コメントマーク
 配偶者の介護を強いられている人は、強いストレスを常時感じており、介護していた配偶者が死亡して、介護の必要がなくなった後、少なくとも3年間はその影響が残っているというから、相当な影響があると云うことです。
 米オハイオ州立大学のジャニス・キーコルトグレーサー教授(心理学、精神医学)らの研究チームの研究報告によると、常時ストレスが強い生活を強いられていると、血中に「インタ−ロイキン6」(Interleukin-6 )が急速に増え、これが体を病気になり易くしているという。

2003/08/04
しのびよる耐性HIV
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030804so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/08/04
 薬の効かない性質(耐性)をもつエイズウイルス(HIV)が、私たちの足元を脅かし始めている。国立名古屋病院を昨年に受診した新規感染者の17%が耐性-だったことが判明、一昨年まで5%だった耐性HIVが、昨年は17%に急増し、関係者にショックを与えている。

▼突然変異
 耐性HIV患者の割合は、欧州では、10%、米国では23%との報告があり、日本も欧米並みに。
耐性HIVは、治療薬を投与された感染者の体内で生まれ、突然変異し易く、薬剤耐性をすぐに身につけて増殖するから、治療の選択肢が狭まりやっかいだ。
 1996年に開発された3種類以上の薬剤を同時に使う「多剤併用療法」によって発症の抑制が可能になり、「エイズは『死の病』から慢性病の一つに変わった」とまで言われるようになっているが、「1日2回の服用なら、月に3回飲み忘れただけで、ウイルスに耐性が出る恐れがある」のが難点であり、服用の継続に疲れてしまう人、吐き気などの副作用で飲めなくなる人もいる。

▼生活指導
 たとえ体内に耐性HIVが増えても、それだけで社会に広がるわけではないのに、広がりを見せる背景には、「自分が感染していることを知っていながら、うつしてしまっている患者が耐性HIVの感染源」だというのは、「コンドームの使用も禁煙と同じように、慣れた行動を変えるのは、必要と分かっていても難しい」とい厄介な問題を含んでいる。
 HIVの拡大を食い止めるには、治療中の感染者に対する生活指導が欠かせないという。先月18日、HIV感染者に焦点を当てた医療関係者向けの指針を米疾病対策センターが発表した。
 その指針は、コンドームなしの性行為など、他人に感染させる危険のある生活態度や生活スタイルを改められるよう、カウンセリングなどを行って支援することを求めている。というから、患者本人の意識に根ざすところになり対策が難しいことが伺える。

▼日本の課題、人材不足
 3種類のHIV治療薬を同時に服用して耐性の出現を抑えるのに、効かない薬が混じっていると、残る2種類に対する耐性も現れ易くなるので、欧州では治療開始前の検査がほぼ義務化されており、耐性につながる約50種類の遺伝子変異の有無を調べる方法が普及している。
 ところが日本では、この検査を行える人材が不足しているのが、実態。検査費用は1回3〜5万円かかる。現在は研究費でまかなっているが、保険適用されなければ、本格的な普及は難しいというから、耐性HIVがまん延するほど、治療効果と経済性の両面から検査の必要性が高まと予想される。
 厚生労働省は、耐性HIVに関するプロジェクトチームを今月10日に発足させ、全国的な実態調査や、耐性検査の普及策などについて検討を開始する。

≪関連情報≫

治療薬効かぬHIV、国内で急速拡大 2003/07/30 
   http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030730so11.htm


筆者コメントマーク
 非常に深刻で、大きな問題だと思います。先ずは感染に備え免疫力を高めておくことですが、結婚前の若い人達は、パートナーの行動には特に注意をはらって、コンドームの使用を怠らないことが大切なことですが、中々我侭な男性を上手くコントロールすることが、予防の第一のテクニックかもしれませんね。

<元気>生ジュース飲んで夏バテ対策 ビタミン補給
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200307280239.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/07/28
 1日に食べる野菜の量は350g、果物は150gが理想だが、01年の国民栄養調査によると、実際に食べている量は野菜279g、果物132gと、必要量を取るのは結構難しいのが実態だ。
 そんな時に生ジュースを摂ると、 「手軽に果物や野菜を取れる上、栄養素や有効成分が濃縮した形で得られる。」
「ちょっとジューススタンドに立ち寄ってエネルギー補給をするのもお勧め。水分補給にもなり、一石二鳥だ。」

「夏バテした体に生ジュースは最適。弱った胃には、生野菜は負担だが、ジュースなら吸収しやすく、酸味が胃を刺激して胃酸の分泌も促され、おまけに、乳酸の代謝に必要なビタミンB群も多く、疲労回復にぴったり」
 汗によりナトリウムやカリウムを失うと、筋肉に力が入らなくなり、だるさの原因になるが、カリウムの補給には、バナナがよく、ナトリウムの補給にはトマトが向いている。

 ニンジンやキュウリを使う場合は、注意が必要で、ビタミンCを破壊するアスコルビン酸酸化酵素が含まれているので、この酵素を熱によって破壊するために、ゆでてからジュースにすればOK。ビタミンCは、レモン汁で補おう。
 パイナップルやキウイ、メロンは、たんぱく質を分解する酵素の働きが強い。
 最近の果物は、糖度が高くなっているので、夜たくさん飲むのは、中性脂肪が増えかねないから、注意が必要。
 薬をジュースと一緒に飲むのは、「飲み合わせ」があり止めた方が良い。グレープフルーツジュースは、特に要注意だ。

▼もっと知るには

 ・「果物のある食生活推進全国協議会
 ・「大阪回生病院薬剤部


2003/07/28
筆者コメントマーク
 今回は、料理冊子の編集者を経て、日本の伝統食をベースにした、おいしー・ヘルシー・エコロジーな素食サイト「おいしい健康倶楽部」を運営しておられる、南 恵子 氏がガイドを務める「食と健康」の情報サイト。「お気に入り」や「ブックマーク」に是非とも入れて頂きたいサイトです。当サイトで取り上げる話題に関連するものも多く取り上げておられます。その中から気になる情報を少しだけピックアップしました。

長寿を支えるパワー食 ゴーヤー
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20030625A/index.htm
      All About Japan >> 健康・医療 >> 食と健康 >> ガイド記事一覧 2003/07/18 
▼沖縄の長寿を支えるパワーフード
    生活習慣病への効果

     沖縄では昔から、ゴーヤーの苦みには血をキレイにして、血圧を安定させる効果があると伝えれられており、漢方、アーユルヴェーダなどは、古くからその効能を認めていた。

     独特の苦味は、果皮に含まれる「モモルデシン」「チャランチン」という成分に血糖値やコレステロールを低下させる効果がある。
     また、ゴーヤーには植物インスリン(P−insulin)が豊富に含まれており、血糖値を安定させる優れた効果もある。
     これらのことより、海外での臨床試験の結果によれば、ゴーヤーが糖尿病に有効であることが報告されている。
     尚、コレステロールや中性脂肪などの血中脂肪の低下には、特に水溶性の繊維を一緒に摂ると効果的だが、ゴーヤーには水溶性繊維が豊富に含まれている。

     ゴーヤーの果実や種子に含まれている「蛋白MAP30」は、ナチュラルキラー細胞を活性化させるので、ガン細胞の増殖を抑えるといわれている。また、ガンの進展を防ぐ「モモルカロシド」という物質をも含んでいるというから、成人病予防食としては、うってつけということか。

▼夏ばてに効くゴーヤーのパワーと活用法
    夏ばてに効くゴーヤーのパワーは?

     ゴーヤー1本あたり、レモン3個分、キャベツの約4倍分のに相当するビタミンCを含む。しかも、ゴーヤーに含まれるビタミンCは、加熱しても壊れ難い特徴があるという。
     ビタミンCのような抗酸化物質を含む植物性食品は、動物性食品と一緒に組み合わせると、さらに抗酸化力がアップする性質があるので、肉と一緒に炒める料理ゴーヤーチャンプルーは、元気の源としてふさわしい。
     更に、ゴーヤーには、β-カロチンやビタミンB1、またカリウム、リン、鉄分などミネラル類も豊富なので、夏バテ防止に大いに役立つ。

    ゴーヤーの活用法

     では、健康に良い素材のゴーヤーの苦味を緩和する方法とか料理法は? 次の関連サイトでチェックしてみよう。

    ≪関連リンク≫

    1. ゴーヤー大好き
    2. ゴーヤーとは(Fine Club)
    3. ゴーヤー料理(エミおばさんの沖縄料理レシピ)
    4. ゴーヤのつぶつぶスープ(スタイリッシュレシピ)
    5. ゴーヤーチャンプル&黄金チャーハン(料理のABC)
夏ばてに甘酒? 実は栄養ドリンク
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20030701A/index.htm
      All About Japan >> 健康・医療 >> 食と健康 >> ガイド記事一覧 2003/07/01 
▼甘酒は、総合ビタミンサプリメント
     麹菌の増殖により、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなど、すべての天然型吸収ビタミン群が米麹に蓄えられ、それが甘酒に溶出されるので甘酒は、総合ビタミンドリンクの様相を呈し、病院で受ける点滴と同様の効果が得られるという優れもの。
▼腸内環境を改善するジャパニーズヨーグルト!!
     麹に由来する食物繊維とオリゴ糖が腸内環境を整えるので、便秘や肌荒れなどを予防・改善、体内の有害物質の排出に役立つことより、甘酒は「ジャパニーズ・ヨーグルト」と呼ばれる。

     さらに、甘酒に含まれるペプチドの一種の「アンギオテンシン変換酵素阻害物質」という物質は、天然の降圧剤といわれる。

▼江戸時代の夏ばて防止の栄養ドリンク
     甘酒は江戸時代には、夏の飲み物として売られており、俳句では夏の季語となっている。江戸時代に一番死亡率が高かったのは夏だったので、夏バテ防止の栄養ドリンク剤として甘酒を飲んでいたのだ。
日本が世界に誇る長寿食品・ ガン、生活習慣病予防に昆布
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20030507A/index.htm
      All About Japan >> 健康・医療 >> 食と健康 >> ガイド記事一覧 2003/05/14 
▼昆布は、長寿食
     今から約2000年前の秦の始皇帝が徐福に命じ蓬莱島へ求めたという不老長寿の薬は、諸説有る中で実は昆布だったという説も。 内陸部の食べ物では得られないヨードなどの栄養が海藻には含まれているからかでは。
     日本における長寿で名高い地方では、昆布を初めとする海藻をよく食べている。
     さまざまな実験や研究によって、穀類を主食に海藻や魚食、野菜をおかずとする日本型食事が理想的であるとされつつあります。
▼循環器系疾患の予防・改善に
     昆布に豊富に含まれている食物繊維・マグネシウム・銅に注目。

    食物繊維のアルギン酸:
      塩分の取り込みを抑え、それにより高血圧や動脈硬化に予防効果を発揮し、脳卒中や心臓病を抑える。
    ラミニンというアミノ酸:
      一時的に血圧を下げる働きをする。
    マグネシウム:
      塩分を排出する働きを良くして、高血圧を防止する。充分に取ると心筋梗塞や脳卒中を抑える。マグネシウムはストレスが多いと減り易いのでストレスが多い方は、意識的に昆布を食べよう。
    銅:
      動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールが酸化するのを防ぎ、動脈硬化を防止する酵素を作る。 銅は最低でも2〜3mg/日を摂取する必要がある。
▼ガン治療にも革新
    昆布に含まれる食物繊維の1種である「U−フコイダン」にガン細胞が自滅するように誘導する働きがあることが確認されています。
▼現代人におおすめの昆布の働き

    イライラ防止に:
      昆布は、カルシウムを多く含み、牛乳の約7倍! カルシウムには精神を安定させる働きがある。
    花粉症に:
      昆布には抗アレルギー成分が豊富に含まれている。この昆布の抗アレルギー成分は、水には溶けないのでダシとして使うのではなく、食べることがポイント。
その他の話題は、下記のURLからチェックできます
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/library/mlibrary.htm
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/library/mlibrary_1.htm
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/library/mlibrary_2.htm
      All About Japan >> 健康・医療 >> 食と健康 >> ガイド記事一覧  

2003/07/20
あなたはあと何年生きられるのか?
  http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/web/20030714/105296/
     WPC Arena >> 実戦テクニック Web活用術へ 新着テクニック 中級
 老化に関する情報を集めた健康情報サイトの「若返りドットコム」を紹介している。その中の「公認寿命予測テスト」では、設問に答えると、あと何年生きられそうかという余命年数を、性別や生活習慣、性格の傾向などを判定材料にして、更に交通事故や殉職の危険性を加味した診断し判定してくれる。

 診断の結果により落ち込む必要は無い。むしろ長生きの秘訣を盛り込んだ「抗老化医学の基礎」や「抗老化医学実践編」といった内容を一読し、今後の生活習慣等を改める切っ掛けにされることをお薦めする。

「老化に関する学説」は、知識として利用しよう。食生活に不安があれば、「抗老化素材検索」で長生きに必要な栄養素を探してみるのもいいのでは。

  http://www.wakagaeri.com/ 
筆者コメントマーク
 2003/2/16に一度ご紹介をしたサイトでしたが、上述のWPC Arenaでも紹介されていましたので再度取り上げてみました。老化を遅らせるためには、定期的な運動による適正体重の維持と野菜果物を意識的に沢山摂りながら、活性酸素対策するためのサプリメントも選んで取りましょうということのようです。 ホルモン療法も効果はあるということですが、費用もかかるでしょうから、一般的ではないと思うのですが・・、皆さんは如何でしょうか。

抗老化トピックス

米国抗老化医学会公認寿命予測テスト
     このテストの目的は、早過ぎる老化の基本的なマーカーとリスクファクターかを認識することが、どれほど有用且つ重要かを強調すること。ここに紹介したテストによって、最高の環境が与えられた場合に、長寿のために、どのようなことを変えるべきかを突き止めることができると、紹介されている。
     このテストは、パートA〜パートFまであり、約30分程度は必要です。

     早速トライしてみました。120歳まで健康で生きる事を目指していますが、現状のままでは余命は40年という結果で、120歳までは遥かに及びませんでした。確かに運動・食生活と生活リズムや、メンタル面で更なる改善が必要かなと、設問を振りかえってみて、反省点が思い浮かびますので、大いに参考となりました。是非、生活の見直しと言う面で参考になりますので、トライしてみて下さい。

抗老化医学実践編 抗老化医学の基礎
    老化に関する学説
    1. 消耗説
    2. 神経内分泌説
    3. 遺伝子支配説
    4. フリーラジカル説
    5. 老化のテロメラーゼ説

    抗老化医学を知る

    1. 抗老化医学の第一歩
    2. 抗老化の実践のため
      ◎運動は強力な抗老化の処方箋
         Ralph Paffenbargerとその共同研究者が、17,000人のハーバード大卒生を調査した所、軽い運動(5〜8mileを歩くのと同等の運動量 )で一週間あたり500−1000calを燃焼している男性は、あらゆる死因に対するリスクが平均22%も低く、また、2500カロリーを消費している男性は寿命が1−2年長いことが判明した。
      ◎長寿食
         米国の最大の健康問題は肥満。理想体重をオーバーしている人が全体の半数以上、病気や早死の危険性があるほど太っている人が全体の1/3以上を占めている。
         栄養管理は病気に対する最大の武器です。果物や野菜を5食/日とると、ガンに罹り難くなる。9〜10食/日分の果物や野菜をとり、低脂肪の乳製品を3食とれば、薬を飲むのと同じくらい、血圧を下げる効果がある。
      ◎細胞性疾患を減少させる抗酸化剤
         体内で酸素と食物をエネルギーに変換する過程で形成される「フリーラジカル(活性酸素)」は、細胞やDNAを破壊します。ガンや心臓病などの成人病も、老化そのものも、この「フリーラジカル」が、細胞やDNAに与えた損傷がもとでおこるのではないかと考えられている。
         ビタミンA、C、E、セレンなどの抗酸化剤は、フリーラジカルを中和し、病気の防止に役立ちます。抗酸化剤の補充は病気の発症率の低下に大きな効果を及ぼし、食物繊維、ビタミンE、ビタミンCが ガンの発症率をかなり低下させる。
    3. HGHは老化を逆行させる
    4. HGHのレベルアップ
    5. 複合ホルモン補給
    6. 100歳以上生きる処方箋
      ◎心臓血管疾患の予防のために、
        総コレステロール値を200以下、LDL値を150以下、HDL値を45以上に保つ。
        エアロビクス運動を週3〜4回、筋力運動を15分行う。
        40歳を越えたら、年一回、心臓血管検査(心電図と血液検査)を受ける。
         → 心臓発作で倒れる危険性がなくなり、寿命は13年延びる

      ◎ガンを予防するために、
        定期検査(人間ドック)を受ける。
         → ガンは、早期発見で90%治癒。寿命は3年延びる。

      ◎卒中を予防するために、
        バランスのとれた食事を摂る。
        体重増加に注意して、適正体重を維持。
        ストレスの少ない生活を心がける。
           → 血流がよくなり、血圧も低下。脳卒中予防。
        抗酸化剤やマグネシウムを摂る。
        葉酸、ビタミンB6とB12,panothenic acid, ビタミンCを加える。
           → 強くてしなやかな血管を維持できるので、寿命は2年延びる。

      ◎成人性糖尿病を予防するために、
        理想体重を維持する。  運動を心がける。
        栄養価のないもの、糖分や脂肪分、澱粉質の多い食品を避ける。
           → 寿命は1.4年延びる。

      ◎抗老化プログラムを成功させる秘訣は、
        病気の予防と早期発見。
        交通事故死の確率を下げる為に、
          小型車ではなく重量が約1600kg以上の車に乗り、
          必ずシートベルトを着用する。

    7. 抗老化メディカルケア
    8. 抗老化防止診断
    9. HGHは若さのマスターホルモン
    10. 成長ホルモンはこう作られる
    11. HGHと老化
    12. HGH治療の効果
    13. 抗老化と長寿のためのHGH
コエンザイムQ10の抗加齢作用に疑問符
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/257568
     MedWaveコラム 医師も戸惑う健康情報 2003/07/17 
 2001年食薬区分の見直しに伴い、今までは医薬品であった「コエンザイムQ10」が健康食品として出回っている。これは、うっ血性心不全の治療薬としての「コエンザイムQ10」もまだ存続している。

 抗酸化作用を有することから、コエンザイムQ10は、「人間の元気の源」「活性酸素による害を抑え、健康維持、老化防止、さらに美肌等の美容効果も期待できる」などと宣伝されて売られている。健康食品で販売されているコエンザイムQ10の服用量は、100mg程度/日であるが、医薬品としての服用量は30mg/日だ。健康食品からこれを摂ると、医薬品として服用した場合の3倍以上とることになるという、奇妙な現象が起こっている。

亜鉛の過剰摂取は前立腺癌リスクを高める 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030711hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/07/02
 癌関連医学誌「Journal of the National Cancer Institute」の6月2日号に掲載された研究では、亜鉛サプリメントを過剰摂取している男性において、摂取量が100mg/日を超えるか、または使用期間が10年を超える人のリスクが、夫々2.29倍、2.37倍高いことが判明した。

2003/07/13
クッキングペーパーやピザの箱、紙コップの食品用紙製品から環境ホルモン
  http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20030520A/index.htm
     All About Japan >> 健康・医療 >> 食と健康 >> ガイド記事一覧 >> 2003/05/11
 大阪市立環境科学研究所の調査で、クッキングペーパーや紙コップなど身近な紙製品から内分泌撹乱化学物質、いわゆる環境ホルモンが疑われる有害物質が溶け出す恐れのあることが分かった。


主な紙製品に含まれる物質の量
*単位は製品1グラムあたりのナノグラム
 BPAMK
◆新パルプ製品  
クッキングペーパー360
 〃190
紙ナプキン90
ティーバッグ68
紙コップ64
◆再生紙製品  
野菜用段ボール箱200012000
ピザの箱13008100
 〃 3705100
鶏の空揚げ用箱24004800
サンドイッチの箱260003900

 顕微鏡検査から、再生紙の繊維中にインキや感熱紙の成分と見られる残留微粒子が見つかり、これが原因物質とする証拠が得られているが、新パルプ用紙の方の原因物質は、まだはっきりわからないとのこと。

  http://www.health-station.com/n20.html
   Health Media >> News&Topics〜「最近の痴呆予防の取り組み」2003/04/17
 4月17日、都老人総合研究所(東京都板橋区)で、痴呆予防講演会「ちょっと気になるもの忘れ〜最近の痴呆予防の取り組み」が開催された。超高齢化時代を迎え、痴呆症対策における食生活との関連を探るレポート記事。

▼脳のシミ、「アミロイドβ蛋白」説が有力

     アルツハイマー病の発症の原因は、加齢と共に脳内に蓄積される老人斑の主成分であるアミロイドβ蛋白質であるとみられている。アミロイドβ蛋白質は、凝集性が強く、強い毒性で神経細胞にダメージを与えるという。
▼アルツハイマー症の周辺症状
     アルツハイマー症に必ずみられる中核症状:
      ・新しいことを覚えられない、以前のことを思いだせない、
      ・物の名前が出てこない、
      ・品物をみても何だかわからない、
      ・段取りや計画が立てられない、
      ・服の着方や道具の使い方がわからない、など。

     アルツハイマー症の周辺症状:
      ・抑うつ状態、いらいらして落ち着かない、
      ・不眠、一人にされると落ち着かなくなる、
      ・無目的に歩きまわる、
      ・ささいなことで声を荒げたり、手を挙げたりする、
      ・夜中に急に騒ぎ出したりする、など。

▼飽和脂肪、トランス脂肪の摂取との関連も指摘
     アルツハイマー症が発症と、日頃の食生活との関連はどうなのか?。
      最近の研究では、飽和脂肪とかトランス脂肪の摂り過ぎが発症リスクを高めるという米国の研究者の報告(Neurology'03/2月号)がある。
     この他、オランダの研究グループによれば、HDL(善玉)コレステロール濃度が低いのもリスクを高めると報告している。
▼痴呆症は、もはや老人病ではない
     米国をはじめ、日本でも、若年性の痴呆症が問題になりつつあるという。
     現在、米国でのアルツハイマー病患者は、推定約400万人。そのうち、5%〜10%が65歳以下の若年性アルツハイマー症といわれる。2050年にはアルツハイマー病患者は1400万人に増え、若年性は15%近くに達するものと予測されている。
     若年性の原因は、遺伝子DNAの異常に原因があると見られているが、老人性より進行が早く、数年のうちに重症となり、診断から10年以内に亡くなるケースもあるという。
予防できる可能性も アルツハイマー病
  http://kk.kyodo.co.jp/iryo/category/nousinkei.html
     共同通信社医療新世紀 > 脳神経 2002/ 6/11
 アルツハイマー病は予防できるかもしれない―。治療も予防もできないとされていたが、実は食生活や運動などと関係しているらしいという調査結果が次々と報告されてきている。

▼遺伝的要因
 1993年、「アポリポタンパクE」という、アルツハイマー病の危険因子が発見され、大きな話題となった。個人で異なる遺伝子タイプによって、この病気のかかりやすさが分かるのだが、遺伝的素因だけでなく、環境因子もかなり影響しているらしいということが判った。

▼環境因子の関与
 昨年報告された米国の研究では、人種的にアルツハイマー病になりやすい遺伝的素因を多く持つアフリカ出身者を対象に行われ、アフリカに住む人と米国在住者の発症率を比べた結果、米国在住者の方が2.5倍もかかりやすいことが判明。環境因子が関係していることが示された。
 さらにアルツハイマー病と血管因子との関係も再び注目されてきている。フィンランドの21年間の追跡調査では、中年期に高血圧やコレステロール血症があると、老年期にアルツハイマー病になりやすいという結果が分かった。オランダの約2万人の2年半の食事とアルツハイマー病の関係を調べた調査では、魚の摂取が発症を抑制するとの結果が出ている。

▼初期には効果?
 後天的因子のうち、特に食事に注目して5年前から住民の調査を実施してきた自治医科大大宮医療センターの植木彰教授によれば、「驚くことに、アルツハイマー病の患者さんは、魚と野菜の摂取が少なく、肉だけを好む傾向だった。ビタミンC、Eやミネラルなどの取り方も有意に少なかった」という。
 同教授によれば、魚が持つ脂質の不飽和脂肪酸が重要とみており、アルツハイマー病初期とみられる軽度認知障害の患者には、魚と野菜を徹底的に取らせているという。

アルツハイマー、新ワクチンで原因物質除去
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030617so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/17
 飲むだけでアルツハイマー病の原因とされる物質が除かれるという、新たなワクチンの開発に、愛知県大府市の国立療養所中部病院長寿医療研究センターの研究チームが成功した。18日から名古屋市で始まる日本老年学会総会で発表される。マウスを使った実験では、課題だった副作用もなかったという。アルツハイマー病は脳に「βアミロイド」という物質が溜まることで、神経細胞が死滅し、記憶障害などが起きるとみられている。

アルツハイマー病のAAVワクチンが開発、疾患モデルマウスで効果と安全性を確認  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/253335
     MedWaveトピックス 2003/06/20 
≪アルツハイマー病に関する気になるページ≫ 

ぼけ予防協会
    http://www.mainichi.co.jp/life/bokeyobou/

痴ほう症 アルツハイマー病 医療情報公開
    http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/

飲酒でアルツハイマー予防は誤解[食と健康]
    http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20030203A/

アルツハイマー痴呆症、イチョウ葉エキスが改善
    http://www.health-station.com/topic43.htm

アルツハイマー
    http://www.naoru.com/arutuhaima-.htm

アルツハイマー病の新治療法、初期試験の結果は良好
    http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20030417308.html

理化学研究所・脳内のβアミロイド分解系路を解明
    http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2000/000201/index.html

理化学研究所・孤発性アルツハイマー病の原因解明に大きく前進
    http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2001/010521/index.html

理化学研究所・アルツハイマー病の原因となる酵素の働きを新たに発見
    http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2001/011120/index.html

科学技術振興事業団・アルツハイマー病発症における神経細胞死の解明に向けて
    http://www.jst.go.jp/pr/announce/20030513/


2003/07/05
医薬情報をWeb公開することの難しさ 〜万有製薬
  http://www.zdnet.co.jp/broadband/0306/18/lp24.html
   ZDNet Japan >> リビング >> 特集 ITでこころ・からだ健康に
 インターネットの利便性は、“アーカイブ性”“検索性”に尽きる。この特性を利用して、医薬情報をオンライン上にアーカイブして一般公開し、オンデマンド配信している、市民の健康管理に役立てようというサイトが、万有製薬が提供するビデオライブラリ「ビデオ図書館」だ。

 このサイトでは、さまざまな疾患、生活習慣病ごとに動画コンテンツが無料公開されており、それぞれの病気の概要、対策などを知ることができる。お勧めのサイトだ。

 映像情報は、伝わる情報量は大きく、プラークだとか、動脈をどう血液が流れるとか、そういった情報が音声情報と視覚情報を合わせて、分かりやすく解説されている。
 より詳細な情報を入手したいユーザーには、米Merckの提供する「メルクマニュアル 医学情報」も、テキストデータとしてオンライン上に公開されている。

 医療情報を公開する背景には、当然ながら同社の事業との関わりが予想されるが、営利目的のマーケティング活動は行われていない。例えば、自社が医薬品を開発していない分野の疾病解説も、きちんと行われており、同社の医薬品を説明するページでも、製品の副作用や、添付文書まで含めて公開している。

 薬事法の規制があるため、製薬の商品名、効能を併記して一般ユーザーに告知することは、禁止されている。ユーザーからの問い 合わせに応じることはできるが、自ら積極的に広告を行うことは違法となるのは、ご承知の通りだ。
 「必要な情報を、適切な方法で提供することで、医療費抑制にもつながるはずだ。」という姿勢には、好感を持つことが出来るが、皆さんは如何でお感じになられますか?

ビデオ図書館

メルクマニュアル 医学情報

≪参考情報≫

「ネットワーク医療は革命的」 〜東京医療センター 
  http://www.zdnet.co.jp/broadband/0302/06/lp09.html
   ZDNet Japan >> リビング >> ニュース 2003/02/06 
食品の虚偽・誇大広告、本も広告とみなし規制 厚労省案
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200307040343.html
     Asahi.com健康 2003/07/05
 科学的根拠に乏しいのに「医者に行かずともガンが治る!」などと特定の食品の購入意欲を誘う本や雑誌なども場合によっては違反広告とみなす事を、8月末に施行される食品に関連した虚偽、誇大広告を禁止する改正健康増進法で、厚生労働省は4日までに、書籍も規制対象になりうるとの監視指導の指針案をまとめた。同省は「言論の自由に最大限配慮し、限定的に運用する」としているが、広告の在り方をめぐり論議を呼びそうだ。
喫煙者はβカロテン入りサプリメントを飲むべきではない 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/255673
     MedWaveトピックス 2003/07/04 
 米国予防医療専門委員会(USPSTF)は6月30日、ビタミンA、C、Eや葉酸などによる癌・心血管疾患予防効果には、十分なエビデンスがないとする勧告を発表した。この内、体内でビタミンAに変化するβカロテンについては、喫煙者などに癌を誘発する恐れがなどがあり、βカロテン単剤、あるいはβカロテンを含むビタミン剤は、癌や心血管疾患の予防目的では摂取すべきでなくという。この勧告の根拠となった臨床研究の解析結果の一部は、 Annals of Interenal Medicine誌7月1日号に掲載された。
「地中海食」は長寿の元、ギリシャのコホート追跡研究が示唆
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/254914
     MedWaveトピックス 2003/07/01 
 野菜や果物、魚を沢山食べ、肉や乳製品は少なめ。オリーブオイルをたっぷり使い、そして食事と共にワイン。そんな地中海地方の伝統的な食習慣を守っている人は、長生きする傾向があることが、ギリシャの前向き研究から明らかになった。欧米では「地中海食」が健康に良いとして人気メニューの一つとなっているが、大規模な前向き研究で死亡率の違いが確かめられたのは初めて。研究結果は、New England Journal of Medicine(NEJM)誌6月26日号に掲載された。

▼論文:「Adherence to a Mediterranean Diet and Survival in a Greek Population

みそ汁に乳癌の予防効果か、日本のコホート追跡研究が示唆
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/254696
     MedWaveトピックス 2003/06/30 
 みそ汁を3杯/日以上飲む女性は、ほとんど飲まない人よりも、乳癌になる確率が4割少ないということが、日本人の中高年女性約2万人の追跡研究から明らかになった。みそ汁などの大豆食品に含まれる「イソフラボン」という成分に、乳癌を予防する効果があるためとみられている。研究結果は、Journal of the National  Cancer Institute(JNCI)誌6月18日号に掲載された。

▼論文:「「Soy, Isoflavones, and Breast Cancer Risk in Japan」

▼厚生労働省の多目的コホート研究「JPHC」研究概要パンフレット(PDF)



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