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自然治癒力強化


 
自然治癒力とは
 体を健康な状態に維持するための、以下3つの機能を言います。
 1.恒常性維持機能(体の機能のバランスや秩序を正常に保つ)

 2.免疫力・生体防御機能(病原菌など異物の侵入、変質した自己細胞
 を殺傷して体を守る)

 3.新陳代謝機能(傷ついたり古くなった細胞を修復したり新しいもの
 に交換する)

 本来、これらの自然治癒力の3本柱は、私たちの身体に自然に備わっ
 ているものですが、使わなければ衰えます。
 
 中医学では病気の元は胃にあり、病死の場合は胃の衰えが原因、自然
 死は腎の衰えが原因だと考えると聞きます。
 エネルギーを蓄える臓器を腎=命門(下丹田)と考え、エネルギーを
 生み、腎を補う臓器を胃と考えるとのことです。
 
 しかし 機能以上に大事なことは生きる力だと言えます。

 何のために生きたいのか?生きながらえたい目的は何なのか?
 生存目的が明らかであれば 魂は生きる力を発動することでしょう。

 ここでは自然治癒力を引き出す行法を紹介します。ここで紹介する
 行法はエネルギーを感じるポーズを20分以上取ることにより 筋骨
 を鍛錬し、姿勢を矯正し集中力と自信を高める効果をもたらします。



 
グランディングのためのポーズ
 ①脚を広げ 騎馬姿勢をとります。
 (脚を肩幅の1.5倍に開き 馬にまたがる感じで股関節を広げ、お尻
 をそのまま下に落とす。
 尾てい骨を巻き上げ 肛門を閉める。空気の椅子に座った感じ。
 騎馬姿勢は下半身の鍛錬をするときの基本姿勢です。)
 ②両腕を(地球・人を抱くように)前に出し輪を作ります。
 ③同じ姿勢を保ったままで運気をします。
  *地球の中心→湧腺→太ももの内側を通って会陰→丹田→会陰→
   太ももの外側を外を通って湧腺→地球の中心  
  *左手の小指→左腕の内側→胸→右腕の外側→右手の親指→右手
   の小指→右腕の内側→胸→左腕の外側→左手の親指

 肺を強くするポーズ
 ①足幅を広くして立ち、膝を軽く曲げ、両腕を持ち上げて手の平
 が上になるようにします。
 ②腰と胸を張って 脊椎をまっすぐ伸ばし、肩と胸にじっと力
 を入れながら、自然に呼吸をします。
 はじめておこなうときは5分から始めて、身体の状態に合わせて
 10分から30分まで時間を伸ばしてゆきます。このポーズは脊椎
 を伸ばし、エネルギーがスムーズに流れるように助ます。 

 
氣   ~寝転んだ姿勢での
気のポーズ~   
 ①準備
 中指を下丹田に置き、尾てい骨を軽くまきます。全身をリラッ
 クスし 仙骨部位を床にくっつけます。口を開けて吐きだし、
 体の力を抜きます。
 ②足を上げ、膝を90度に曲げて、かかとを押し出します。
 足は両膝の間に拳が一つ入るくらいに開き 平行になるように
 します。仙骨部位は床に触れるようにします。
 ③両腕を上にあげ 手の平を天に向けます。
 ④そのままの姿勢で 運気をします。「労宮穴→腕を通って胸
 →丹田」「命門→丹田」丹田に蓄気されたエネルギーは「丹田
 →会陰→湧腺」と出てゆきます。

 エネルギーは時計回りの渦を巻いて入ってきます。因みに出て
 いく渦は反時計回りの渦になります。丹田が熱くなるのを感じ
 てください。 

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参考資料: http://ameblo.jp/btu-blog/entry-11150899248.html
2012年02月03日 テーマ:
ストレスは脳内の神経伝達物質のバランスを変えることで、脳の働きに歪みを与えます。主な脳内物質を挙げてみると以下のとおりです。

ドーパミン~興奮系
最強の覚醒物質であり、快楽物質であるドーパミンは、努力や忍耐に対する報酬としての役割を持っています。統合失調症はドーパミンの過剰、パーキンソン病は不足によって起こると考えられています。

ノルアドレナリン~興奮系。
意欲や感情に対して、刺激的に働きます。働きが強すぎると不安神経症や睡眠障害が起きます。とりわけ脳幹の橋にあって、ノルアドレナリン分泌の神経核である青斑核は、不安や恐怖の源と考えられています。

セロトニン~抑制系。
中脳と延髄の間にある縫線核という神経核から、上位の脳幹さらに大脳皮質へとつながっています。この物質の働きを促進する薬は、抗不安剤、抗うつ剤として用いられます。睡眠などの体内リズムを調整するメラトニンは、大脳辺縁系の松果体でセロトニンからつくられたものです。

ギャバ(γ―アミノ酸)~抑制系。
不安と恐怖を取り除き、催眠や鎮静の効果をもたらします。大脳皮質や小脳、海馬、脳幹などに広く分布し、とりわけ、新皮質から辺縁系の情動を抑え込むように分布しています。少し前に、ギャバ入りのチョコレートが売られていましたね。でも、ほとんど効果は期待できないはずです。なぜなら、投与というより、分泌させないといけないからです。

この他にも、脳内麻薬と言われるエンドルフィン、扁桃核や海馬に働くグルタミン酸、不足するとアルツハイマーが起るとされるアセチルコリンなど、様々な物質が複雑に干渉し合いながら、脳の揺らぎ、心の揺らぎをつくりだしています。
つまり、脳、心にもホメオスターシスが働いているということなのです。
ですから、私たちの心は絶えず変化します。辛いことがあっても、「時間が解決してくれる」という言葉は、ホメオスターシスの復元力に対する人間の信頼を物語っています。ストレスによって、この脳の揺らぎ、心の揺れを、止めたり、極端に激しくしたり、歪めてしまうことが問題なのです。
ホメオスターシスを高めるには、覚醒低代謝状態を作り出すことです!!