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悟りへの観想


  悟りに至る意識の成長
 
 デヴィッド・R・ホーキンズ氏は意識の状態を「意識の明るさ」
 として、著書「パワーか、フォースか」でレべリングしました。
 (下表参照)

 「悟り」は文字や言葉では表現不可能と記されていますが 愛と
 平和を実現する叡智であり、「肯定的で、生産的」「円満で、調和
 の取れた」意識状態だと言われます。

 音霊的には「さとり」「差取り」すなわち自己一致を意味します。
 潜在意識と顕在意識が一致した状態とも言えます。

 ジョハリの窓でいえば「開放領域」が拡大された状態と言えます。
  

意識の
明るさ
LUX

   意識の状態 
800 
700
 
 悟り  文字や言葉では
表現不可能 
600  平和
540  歓喜心 全てが一つで
あることを知っている 
500  愛
400  理性 理性と事理の段階
350 受容性 全てを受け入れる 
310 建設的 代価を期待しない貢献
250 中立 自分自身に対する満足
200 勇気 観念を克服しようとする勇気
175 自惚れ
 感情に支配
 される段階 
150 憤怒
125  欲望
100 恐怖心
75 悲しみ
50 ;無気力
30 罪責感
20 羞恥心
1 生命維持

 悟りに至るためには先ずは上記の表の「意識の明るさ」が200
 ルックス以上になる必要があります。自分が問題だと思っている
 ことが 単なる観念であることを知り、克服しようとする勇気が
 大切です。ここではマインドマップという手法を使って 問題意識
 から自由になる方法をお伝えします。  


          
                    
 
マインドマップ
 マインドマップは トニー・プサン氏によって開発された思考方法
 です。放射思考と呼ばれています。
 一枚の紙の中心にテーマを描いて、それに関連する情報やアイディ
 アを放射状に描いてゆきます。右脳と左脳を同時に働かせる技法
 です。情報やアイディアは イメージや、イラスト、シンボルで
 表現すると、左脳に傾かない思考の助けになります。
  
 手順
 ①B4サイズの紙の中心に テーマ(今回は「問題」)から連想
  する色を使って テーマのイメージを描く。
 ②中央のテーマから放射状に7~10の枝を出す。
 ③テーマから連想するイメージ(イラスト、シンボル)を各枝に
  一つずつ描く。
 ④各枝をさらに分岐させ もとの枝に描いたイメージ(イラスト、
  シンボル)から連想するイメージ(イラスト、シンボル)を各枝 
 に一つずつ描く。
 ⑤分岐させた枝を更に分岐させ 同じようにイメージ(イラスト、
  シンボル)を描く。可能な限り、その作業を続ける。
 ⑥マップを見ながら 自分のテーマ(問題)と気づきを 紹介する
  文を書く。   ⑦分かち合い




 価値観チェックリスト
以下の13項目に関して 3つずつリストアップしてください。

もっとも自分の空間を占めているものは?  (例)本、洋服   
 2 もっとも時間を費や
していることは? 
(例)仕事、家族との時間  
 3  エネルギーを注いで
いるものは何?
(例)健康維持、仕事、貯蓄  
 4  よくお金をつかっていること(物)は? (例)本、洋服、習い事  
 5  最も整理整頓して
あるものは? 
(例)仕事机、手帳  
 6  最も自分を律しているのはどこか? (例)資産運用、美容  
 7  何について最も考えているか? (例)ビジネス、子どもの教育  
 8  何について思い描くことが多いか? (例)将来の仕事、旅行先  
 9 何について自問自答したりしているか?  (例)自分の性格、将来の夢  
 10  他人との会話のテーマは何が多い? (例)恋愛、育児、仕事  
 11  何に心を動かされるでしょうか? (例)子どもの成長、自然の美しさ  
 12  どんな目標を立てることが多いか? (例)試験、仕事、ダイエット  
 13  何について学んだり読んだりすることが大好きか? (例)お金、恋愛関係、料理  
 *問題と価値観の関係を探ってください

 
~マインドマップでメリット・デメリットを観る~   
 テーマ(問題)を中心に「問題を持つことによるメリット」
 と「問題を持つことによるデメリット」の二つの枝を描きます。
 その後は左記手順通りにします。

 問題は必要があるから持ちます。
 メリットを見る時は「最高は?」で自問自答し、デメリットを見る時
 は「最悪は?」で自問自答します。

 その問題を持つことで「何を学ぶ必要があるのか?」「何を手に
 入れたいのか?」を観ることも気付きのヒントです。 

 問題の背後にある価値観、何を一番恐れているかなど 自分の
 信じ込みが見えてくるはずです。

 


 悟りへの観想    
 悟った自分(ありのままに生きている自分、自己一致した自分)を
 イメージして、そんな自分になって「問題だと思っている自分」を
 観ます。 

 ①脳内タイムラインを 理想状態まで歩み「問題を持っている自分」
  を振り返ります。(成りきればなりきるほど脳のオペレーション
  システムは働きます=ソリューションフォーカストアプローチ。 
 ②その状況を超えさせない壁、乗り越えるために必要なリソースを
  観ます。脳内タイムラインを 理想状態まで進むと、「現在から
  過去の行き詰った状態を振り返るとき そのとき障害となった壁や
  必要だったリソースが理解できる」と同じように、現在の自分に
  とって必要なものが観えてきます。

 
【参考~観るうえでの「役に立つ原理」】
 ①苦楽表裏一体(苦楽は自分の選択次第)
 ②全ては相互作用の中で調和バランスを保っている(調和バランスの
  ためには 逆ベクトルのエネルギーが働きます。
  地球家族としてのダイナミズムに預かる私たちは「正負どちらの
  ベクトル」に乗るかを選ぶ必要があります。反面教師は自分の選択
  を助けてくれます。)
 ③全ては循環し 一つである。        
 ④現実の関係の中で私たちは役割を負い 仮面(パーソナリティ)を
  身につけ魂意識から遠のいている。

                  
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