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凍る陽の眠りに灰の降りしきる、青い木の実の散り敷く庭に、・・・
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地球は40億年という気の遠くなる時間、あたかも一個の生きものであるかのように生成変転してきました。地球は他の惑星のような、大気・海洋・岩石・火山から成る、単なる“モノ”システム(無生命性のシステム)ではないのです。40億年の絶えざる「生成」−−−それは生命の創り出す巨大システムがこの惑星上に作動して、環境生成を含めてその相貌を変えているからなのです。われわれの住む地球は、環境生成を含めて巨大な「生命システム」を形成しています。この巨大な生命システム作動が40億年間持続してきたのです。とすると、生命存在とは一体何か? 生命システムとは一体何か?・・・これこそが、「地球とは何か?」という問いへの最も本質を担うことになります。
ところが、現状の地球科学研究ではこの本質的な認識が大変欠如しています!
と言うか、生命システムについては、本当のところ、よく分かっていないのですが、現状は、きちんとした生命システム論展開がないばかりか、生命をエイッ!ヤッ!とばかりに入出力のパラメータ化して雑駁な物質循環モデルに取り込み、あとは計算機まかせで地球システム論だとするような・・・・。
(A君「昨今見渡すに、こんなモデル計算に大金が投ぜられ、世間もそんな計算結果解説に右往左往している」、 Bさん「何か変だよ。こんなんで地球環境問題の本質に迫る基礎研究になるの?生命の惑星、地球を本当に知ることが出来るの?」)
そこで、初心に帰って(「ハッ!と我に帰って」かな)、…
我々の研究室では、
ミニ地球の実験とオートポイエーシス論など生命システム論研究を行っています。
単なる“モノ”ではない、「生命−環境系」による小宇宙の創成を、その変転万化の様子を順次公開していきます。
所:森山研究室、高原研究室(日本大学・生産工学部 at Narashino, Chiba)
この装置の概要は、
ミニ地球のことを閉鎖生態系といいます。閉鎖とはエネルギー的には開放系だが、物質的には閉じた系を意味します。
地球を考えてみましょう。地球には外から太陽エネルギーが降り注ぎ、一方、地球からは赤外線の形で熱が宇宙空間に放射されているので、エネルギー的には開放系です。しかし、(隕石や太陽風の流入などがわずかにありますが)物質的にはほとんど閉じているといってよいでしょう。即ち地球は閉鎖系です。
この巨大な閉鎖空間、地球という巨大な閉鎖系の中で、およそ40億年間、生命と環境の生成変転が繰り返されてきたのです。それを地球生命圏と呼ぶことにしましょう。それはひとつの巨大な閉鎖生態系でもあります。この地球=閉鎖生態系という認識こそ、地球とは何か、どう生成変転してきたのかを理解するための先ず第一歩なのです。
閉鎖生態系の動態を深く知るために我々はミニ地球をつくりました。ここから、地球とは本当は何かを知ろうというのです。
実験の様子や結果の一部を知りたい人は次をクリックして下さい。●(別ウィンドウで開きます)
本研究に関する著書など 2000/11 up
オート・ポイエーシス論(English report) 2000/11 up
研究報告・short report 2000/11 renewal
about mini-Earth and results(English report)
なお、これらの詳細は、
「 Microbiología (Publicación de la Sociedad Española de Microbiología )や、国際ガイア会議、日本気象学会等々で公表されています。
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