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4月30日

種子島観光

熊野海岸の朝は最低だった。 夜遅くから大雨が降りだし、雷も鳴り始めた。 隣のサーファーの人たちは諦めて帰っていってしまった。 私たちもテントに雷が落ちると困るので車内にもぐりんこんだ。 それにしても種子島はうまくことが運ばない。。。

千座の岩屋、門倉岬

千座の岩屋に行くが、残念ながら干潮からずれているためにどこがそれなのかもよく分からなかった。 時間の選べない観光はやっぱりつらい。

門倉岬にはポルトガル船の展望台がある。 昔のトイレを改造した建物は何に使うものなのか分からなかったが、 雷雨に逃げまどった私たちは「ここで泊まればよかった」と思ったのだった。 ちなみに新しいトイレは駐車場のわきにある。

宇宙センター

種子島に来た人の多くが通る観光コースだろう。 というよりは種子島は「これ以外に見るものがない」とレンタカー屋の人が言っていたのを思い出す。 特にガイドブックに載っていないような体験はない。

まず発射台になるべく近いゲートまで行き、写真を撮った。 次に宇宙開発展示館の駐車場に行き、濡れたテントなどを車内に干して、展示館内を見学。 思ったよりも楽しい展示館で、船の出発時間を気にしながらも最後には宇宙食まで買ってしまった。 時間を気にしながらもさらにロケット打ち上げ体験館に行き、20分ほどロケット打ち上げ&軌道修正ゲーム(シミュレーションというよりはゲームだろう)をして遊んだ。「ここを見学するのは2時間くらいですか?」と受付の人に聞いている人がいたが、どうみてもそんな時間はかからないので、受付の人は「そんなたいしたことないですよ」とも言えずに答えに窮していた。


指宿

西之表に戻り、レンタカー屋の人に港まで送ってもらう。 このサービスは地方のレンタカー屋ではどうやら当たり前のことのようだが、JTBからの連絡では「迎えには行くけど送りは知らないよ」とのことだったからJTBもちょっと頼りない。

指宿までは再びジェットフォイル。一眠りで指宿港に着き、港にレンタカー屋の人が迎えに来てくれていた。ここからはまたまたスターレットの旅。今回のレンタルは今までで一番長い4日間だ。スターレットも今までで一番新しい型のようだ。レンタカー屋さんに場所を聞いて、砂むし「砂楽」へ。

浴衣を借りて海辺の砂に寝そべるとおばさんが砂をかけてくれる。 日頃から暑いお湯にも入れない私にとってはかなり暖かい。 しばらくするとお尻などの体重のかかる部分がだんだん熱くなってきた。
「これどれくらいまで我慢するものなんだろう。せっかく来たんだからできる限り我慢しないと損な気がするし、他の人もへっちゃらそうな顔して楽しんでるようだし」などと思っていると近くに寝ていた男の人が「これはいつになったら終わるんですかー?勝手に自分で終わっていいんですかー?もう熱くて我慢できませーん」と悲鳴をあげた。 「どうぞどうぞ、勝手に出ていってください」と言われたその人は喜んで出ていった。 それを見届けて私も建物内の普通のお風呂に歩いていった。
温泉自体は言うまでもなく最高だ。 指宿に来たら入らないわけにはいかないでしょう。 (入らない人はまずいないだろうけど)


開聞

海に立つ開聞岳(キャンプ場から)
開聞岳 長崎鼻キャンプ場が今夜の宿泊地。 キャンプ場からは海に飛び出した開聞岳がよく見える。 昨日とはうってかわって他の宿泊者もたくさんいる。 普段は人が少ない方が落ちついていていいと思うことも多いけど、 キャンプ場だけはほどほど人がいないと寂しいものがある。 キャンプ場の手続きは隣の長崎鼻パーキングガーデンでするのだが、 入り口がかなり離れている上にキャンプ場の管理者などはいないので、 私たち以外の人たちがどれほどちゃんとお金を払ったかは不明。 長崎鼻はすぐそばだったが、すっかり観光地化されていて 駐車場代をしっかり請求されそうな雰囲気だったのでパス。

時間があるので明日登る開聞岳の登山口を確認しに行った。 登山口のそばに行くと隣接する立派なキャンプ場発見。 こちらの方が次の日の登山を考えてもかなり便利そうだった。 今後登りに行く人は利用するとよいだろう。

アルペンガイドでも勧めている枚聞神社下社を参拝し、 キャンプ場に戻ってテント泊。今日は6,056歩。


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