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5月1日

開聞岳
深田百名山
山1000
開聞山麓自然公園のトカラ馬と開聞岳
開聞山麓自然公園のトカラ馬と開聞岳 キャンプ場で朝食をとり、開聞岳の登山口に向かう。 車は2合目まで入ることができるがグラススキー場とその駐車場以外のスペースがない。 グラススキー場の駐車場は登山者の駐車を堅く禁止しているが、定休日でもないのに営業停止状態なので、登山目的で駐車している人もたくさんいた。 しかし、私たちも含めて大抵の人はグラススキー場よりも下にある登山者用の駐車場にとめていた。

駐車場からグラススキー場の緩やかな車道を登り2合目に着く(6:40)。 ここから山道が始まり、しばらくは木の中を歩き続けるので、有名な螺旋状の登山道でありながら展望はまったくきかないので、単に遠回りの道に感じられる。 途中ご来光を頂上で迎えたであろう何組かの人たちとすれ違う。 その中の一組は宮之浦岳で会った人たちだ。 広いようで狭い世界なのかもしれない。

途中からは視界も開け始めたが、残念ながらガスっているので、とてもではないが屋久島などは見えない。 反対側に回ると池田湖などは見ることができる。 8:10に頂上到着。朝からの歩数は6,895歩。 見る分にはなるほど特徴的な山なのだろうけど、登ってそれほど楽しい山という気はしない。天気によるところも大きいけど。 枚聞神社の上社で手を合わせて下山。

下り始めると登ってくる人とたくさんすれ違う。 多くの人が「もう登ってきたんですか?」と驚いて質問する。 登山ならそれほど早い時間でもないような気がするが、ハイキング気分で登っている人が多いからだろう。装備も普段着ではないけれど登山用ではないものを身につけている人が多かった。 2合目に到着したときで13,111歩(10:00)。


開聞山麓自然公園、池田湖、鹿児島市内へ

トカラ馬の親子
トカラ馬の親子 開聞山麓自然公園はゴルフ場と一緒になっていて、入場料(\310)が取られる。 トカラ馬がいるあたりはあちこちに彼らの糞が落っこちているうえに、 彼らはほとんど無心に草を食べ続けるので、なかなかいいポーズ&構図にならない。 そういえばガイドブックの写真も草を食べてるアップの写真だったような。

ついでといってはなんだけれども池田湖に立ち寄った。 大うなぎが売り物らしいが、あまり見て楽しいものではない。 天気が完全に晴れていればもっときれいに開聞岳が見えたかもしれない。

有料道路、高速道路を経由して鹿児島市内に到着。 考えてみれば、南九州・屋久島を旅行するにも関わらず、この瞬間だけが鹿児島市内にいた時間だった。 桜島がなければ通り過ぎることさえなかったかも。

鹿児島市内を走っていると正面に城山観光ホテルが見える。 なかなか威圧的で目立つホテルだ。


桜島

桜島フェリー乗り場の車の列の最後尾に並ぶ。 しかし、北海道に行くような長距離フェリーのような車検証を持って受付をしにいくような雰囲気は全くない。 一応そばの係員に聞くと「そのまま乗ってくれればいい。清算は桜島の方だから」とのこと。 ちょっと驚いたが全く指示の通り(当たり前か)で、車をそのまま乗せてちょっとした船旅を楽しんだ後、桜島に上陸し、高速道路の料金所のようなゲートにお金を払っておしまい。

湯之平展望所に車で登った。 桜島は300名山に入っているけれど、こんな登れない山何をもって登ったことにするのだろう。 今の所300名山にこだわる予定は全くないけれども一応一番頂上に近い高さまで行ったのだからこれで登ったことにはなるのかな? なんでこんな登ることもできない山が名山に含まれているのがちょっと不明。 これを入れるなら昭和新山とかを入れてもいい?

このHPのアンケートに答えていただいた方から、 この疑問に対する答えを教えてもらった。
桜島はどうやら昔は登れたらしい。 最近発売された深田さんの本にも桜島に登ったことが載っていたので、 おかしいなぁ、とは思っていたのだが、、、
何はともあれ疑問が解消してホッとした。 ついでに登ったことにもしておこう。

有村展望所で溶岩を見物。 埋没鳥居は写真で見たまんまだけど、鳥居を目の前で見ること自体が不思議な体験で、そばに立った人間の大きさが違って見える。

渋滞(考えてみれば渋滞の全くない屋久島からだんだん車が増えてきて走りにくくなってきた)の道を経由して霧島温泉の霧島ロイヤルホテルに到着。 会社の抽選で割引券が当たったホテル。 普通に泊まるとかなり高いらしいが私たちは一人一泊\4,400(食事無し)。 他の人たちは気のせいかリッチな人たちに見えるが、気にもせずチェックイン。 こんなに安くなければまず泊まらないホテルだろう。 考えてみれば一昨日はテントでも泊まれないほどの雷雨で車内で寝たのだから、それと比べると同じ旅行とは思えない違いよう。 今日は20,702歩。


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