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4月29日

海中展望船

宮之浦のホテルをチェックアウト。 昨日夕食の時に頼んだビールはなんと一本\1,600! うーむ、ちょっと高すぎる。
海中展望船に電話をして今日の運行を確かめてから出発。 飛行場から安房の道はこれで何度目だろう。 何度走ってもすいていて走りやすい道だ。 車の運転というのは他の車が少ないとこんなに楽しいもの?

乗り場に着くと1BOXの貸し切りタクシーで到着した団体さんなどたくさんの人が集まっている。船に乗り込み沖の珊瑚礁の付近に着くと、船はスピードを緩めて私たち客は下の展望フロアに降りていく。 真っ青ながらも海の中の景色はよく分かる。 カラフルな魚達もさることながら、目の前を気ままに泳いでいく海亀は彼らの時間の流れを感じさせてくれる。
展望中は船は非常にゆっくり進むのでかなり揺れる。 私は「お金を払った以上展望し続けよう」という根性の悪さが災いしてすっかり船酔ってしまった。


白谷雲水峡

トッピー
宮之浦まで戻って白谷雲水峡に車で登っていく。 荒川林道の終点に比べるとはるかに観光地としてしっかりしている。 入場料までしっかりとるのに電話がないのは不思議。 電話があれば確実にタクシーが呼べるのだから、できれば設置してほしいものだ。

パン屋さんで買った食事を入り口付近の休憩所で食べていると、 宮之浦岳から下山してきた二人組がいた。 タクシーが人を乗せてやってきたのですかさず交渉していたが、そのタクシーは既に予約が入っているそうで拒否されていた。 しかし、私たちが白谷雲水峡内を散歩して戻ってきたときには彼らは既にいなくなっていたので、それなりに待っていれば乗れるものなのかもしれない。 入り口付近ではこれから登ろうとする山岳会らしき団体が大きな環になって準備運動をしていた。 私たちは登山前に気が急いてすぐ登り始めて、後になってから「準備運動しておけば良かったな」と思うたちなので感心してしまった。

宮之浦港のレンタカー営業所に返却し、トッピー(水中翼船)の乗り場まで送ってもらう。 水中翼船は思ったよりも簡単に浮き上がるものだった。 横から浮き上がっている写真などを見るとかっこよさそうだと思っていたのだが、自分で乗っていると海面がさっきよりも少し低くなっただけだった。


種子島

島間崎灯台からの夕陽
島間崎灯台からの夕陽 種子島の西之表に到着。レンタカー屋が港まで迎えに来てくれている。 その人は最近この島に来たそうで、私たちの住んでいる秦野などについても知っているようだった。 彼は開口一番「こんな泳ぐこともできない季節にここに来て何するんですか?屋久島はいろいろと見るところあるらしい(彼は行ったことがないそうだ)ですがこの島は何もないですよー。あ、宇宙センターだけはあるか」。 今から思うと彼の言ったことはなるほど正しかった。

海に沈む夕陽を撮るために地図上の西側の場所、島間崎灯台へ。 行けるところまで車で行って、そこから長い階段を下りると灯台の横にでる。 残念ながら少し雲が出ているが、それなりの夕陽。 夕陽は海に沈むときが一番きれいかな?

すっかり暗くなってから自然レクリエーション村駐車場に到着。 なんと村は休んでいるために開いてない。 本にはやっていると書いてあったのだが、事前に電話をしなかったのがいけないのだろうか。 しかし、GWなのにキャンプ場がやってないなんて。 結局駐車場内にロッジテントを立てているサーファー達の横に私たちのゴアライトテントを設営。 テント横でランタンの灯で食事をしている時にはその夜が豪雨になるとはこれっぽっちも考えなかった。 この村を探すのにも結構手間取ったので、一泊しかしないような島では宿をとるべきだったのかもしれない。 今日は11,728歩。


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