[Tomorrow] [Yesterday] [Up]


5月10日 (第11日目)

レンタ・サイクル

値切って100Rsで一日2台を借りた。 顛末は買い物のページ

寺院

寺院までは思ったよりも遠く、ずっと登りなのでちょっときつかった。 途中道が分からなかったので登校中の子どもにネパール語で 寺院の場所を聞いたところ、指さして英語で親切に教えてくれた。 彼はこちらが自転車で走るのと 同じくらいの早さで歩いてついてきてくれて (こちらが歩くような早さで自転車をこいでいたとも言える) 、交差点で 「こっちだよ」と教えてくれたが、ネパール人らしく 恥ずかしがっていた。

寺院からの帰りに道のど真ん中で車がエンコしたらしく、 交通麻痺が起こっていた。人々は怒ってクラクションを 鳴らしまくっていたが、よくある風景のようだった。 しばらくして、みんなで押しがけをして走り出していた。

映画館

映画館は非常に盛況だった。しかし、映画館の前といえども やはりその前には牛が歩いていた。この国では牛には 牛の時間が流れ続けているようだ。

買い物

顛末はこちら

Hungry Eye Hotel

ほとんどのホテルの職員は気のきくいい人達であったが、 レセプションの席に座っている男は非常に嫌な男だった。 換金を行ったが、こちらが出した日本円(千円札)の隅が1mmくらい 切れているのを見て「これは問題なんじゃないのか? 俺は問題だと思う」とかいい始めた。「何を言っているんだ。 こんなきれいなお札ネパールでは一度だって見たことないじゃないか」 と思ったが「問題ないよ」と言ってすませた。 プモリ・ホテルと同じで換金のレシートはくれなかったが、 もめても何を言われるか分からなかったし、 これ以上レシートが必要なさそうだったので特に要求しなかった。

親切なウェイターの名前はMahesh Rai。「Rai」はライ族のこと。 家族の名前はないらしい。トレッキング・ガイドは ライ族は仏教徒だと言っていたが彼は自分はヒンドゥー教徒 だと言っていた。ガイドが間違っていたのか、こちらが 聞き違えたのだろう。

軽食を食べに行った際に彼から夕食を勧められた。 「ネパールダンスも見れるよ」と言われたので 「ここに食べに来たいけどネパールダンスはもうたくさん」 と私が言ったら「分かりました。静かな席を用意しておきます」 とのこと。実際夕食の時間に行くと2階のベランダが 用意されていたが、喜びもつかの間、 隣の席でオーストラリア人が 大声で話をしていた。彼らの騒がしさはすさまじいもので 彼らには人の迷惑という言葉はないようだった。 この騒がしさもネパールダンスが下の階で始まると 彼らが「ダンスを見たいから席を移らせてくれ」 とひと騒ぎして一件落着。

食事中に10分間ほど停電になる。ウェイターに聞いたところ ネパールでは時々あることらしい。彼らは特に慌てた様子もなく ローソクを持ってきてくれた。車のヘッドライト以外が消えてしまった ポカラの街もそれなりの雰囲気があった。電気が再び流れ始めると さきほどのオーストラリア人が 下の階で歓声を上げていた。


ペワタール

ガイドをしているというネパール人と話をした。 初めはまた何かの勧誘かと思って身構えてしまったら、 普通の気のいいネパール人だった。このように考えてしまう 自分がちょっといやになる。英語は流暢に話していたが、 ところどころ間違った発音をしており、こちらが言い直して あげたが気にするでもなく元の発音で喋っていた。 そんな調子なのに間違った発音の単語がこちらが分からないと 「こんな単語も知らないの?」などと言ってくるので ちょっと困ってしまった。関係代名詞を使うと 分からないようだった。以下は彼との会話

チベット人の女の人が物を売りつけるためにまとわりついてきた。 こちらは「いらない」とはっきり言ったのだが、ついには 日没のシャッターチャンスの風景にまで飛び込んできた。。。

ペワタールの夕陽を眺める人々
ペワタール

[Tomorrow] [Yesterday] [Up]