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5月11日 (第12日目)

ポカラ出発

パサンさん(ヒマラヤン・ジャーニーの人)と出発までの時間に話をした。 彼らはガイドとコック以外のトレッキング・メンバーの名前は完全には分かっていないようだ。一応私たちのトレッキング・メンバーの名簿を見せてもらったがポーターのほとんどは違う名前になっていた。

ネパールではファミリー・ネームはないそうだ。 個人の名前と族の名前によって名前が成り立っているらしい。 どうりでこちらの名前に関する質問がうまく通じなかったはずである。

パサンは仏教徒なので牛肉を食べてよいそうだ。 しかし、ネパールでは牛を殺してはいけないので、 インドで殺されて輸入された牛肉を食べるそうだ。 彼の妻は元ヒンドゥー教徒だったが、彼と結婚して仏教徒になったので今は牛肉を食べてよいそうだ。 もっとも長い習慣なので実際には彼の妻は気持ち悪がって食べないらしい。 宗教は奥が深い。

10:20出発予定の飛行機のための空港内バスが10:20になっても来ない。 10:24になってバスが来たと思ったら別の飛行機のバスだった。 この程度の遅れは普通なようだ。


カトマンドゥ市内

町中ではネパール語を話しても喜んでくれる人は非常に少ない。 こんな面でもポカラやトレッキング中の方が人が暖かい感じがする。

町中を歩きながら買い物をした。 顛末は買い物のページ

初めてオートリクシャーに乗る。 初めは歩いてホテルからタメル地区などまで歩いて往復したが、 2回目は試しにオートリクシャーに乗ってみた。 25Rsでこんなに楽ができるのであれば初めから乗っておけばよかった。 しかし、最後にホテルに帰るときはタメル地区は危険な雰囲気で時間も遅かったので歩いて帰ることにした。

ホテルに戻ると急いで40分でしたくをした。 予定よりもだいぶ遅れてしまったが、なんとか間にあった。


カトマンドゥ出発

空港まで

ソミさんと運転手と車内でいろいろと話をした。 日本語で話すと日本語で返事が返ってくる。英語で話すと英語で返事が返ってくる。 初めは日本語で話しかけていたが、 どうも日本語だと分かりやすい質問文を作るのが難しいので、 途中からは英語で話し続けていた。こちらの希望としては英語で質問して、 日本語で答えてくれると楽かと思ったが、 特に要求しなかった。

ソミさんにトレッキングが好きか聞いたところ、 彼女はあんまりトレッキングは好きではないそうた。 運転手が言うには彼女は「lazy」だそうな。 車内での会話は非常に楽しく、英語がもっと話せたらと改めて思ってしまった。

カトマンズを24:05に出発。

日本人のおじさん

ヒマラヤン・ジャーニーの車で一緒に乗ってきた日本人のおじさん (私たちよりずっと高いホテルに泊まっていた)が出国審査で「いつカトマンドゥに来たの?4月11日だよね」という英語の質問が分からず、困っていた。 当然対応したネパール人はその何倍も苦労していた。おじさんの話はこんな感じ。

お金

ネパールのお金であるルピーは海外に持ち出してはいけないため、 余ったルピーは日本円に換金し直さなければいけない。 しかし、換金し直せるのは円からルピーに換金した値段の15%までとなっていて、 換金した際のレシートがないとその換金は無効となる。 つまり、85%は使いきらなければいけない。

結局、600Rsほどがルピーとして余ってしまった。 しかし、それらのお金は円には戻さずに目の見えない子ども達のために空港で寄付をした。 空港に行く時点で寄付をする予定であったが、 どちらにしても空港の銀行は国際便の発着があるにもかかわらず閉まっていた。 最後まで空港税やチップなどのお金は必要なので空港で寄付をするというのは便利な選択だと思う。

ちなみにルピーを持ち出そうとしても何もチェックはないので全然可能である。 しかし、海外でこの紙幣がなんの価値もないのも事実である。

空港では空港税として700Rsが必要になる。 このことをソミさんは私たちに伝えていなかったのでかなり心配していたようだった。 これについてはガイドブックにも書いてあり、 カトマンドゥ市内のヒマラヤン・ジャーニー事務所に寄った際に値段も聞いてあったので全く問題なかった。


5月12日 (第13日目)

関西空港

11:40に到着。12:10に大きなザックを宅配に渡した。この荷物を帰りの電車で 持たなくてよいのは非常に助かる。

出発時刻は14:40であるが、 国内線は何時でもチェックインが可能なので、到着してすぐに 禁煙席を確保する。
レストランでネパールでは食べられなかった 「ざるそば」と「うどん」を食べる。

羽田に16:00に到着し、今回の旅も終わり。
アジアの発展途上国の魅力にとりつかれそう。。。


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